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2024/07/03
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カテゴリ: 美術 絵画 教室


 KONさんは動物を描くのが大好きです。特に猫とか犬に関しては上手に短い時間の中でさらりと描くことができます。犬猫の特徴をしっかり捉えている証なのかもしれません。

 今回はそういった中で、ツバメの雛が巣の中にいる様子を表現しました。見てわかるように雛が赤い風船をつまんでいるという、こんなことはあり得ない!という姿を表現しています。実際にこういう状態の雛たちを見たらスマホでパチリと撮り、SNSに投稿して、いいね!が何万回も押されてしまうのではないかなと思いました。
 私自身もこの作品を見て、思わず笑ってしまい、とても温かい気持ちになりました。

 絵画の表現というのは時代を通してその時の私たちの状態を表現することが基本となります。写真がまだ存在しなかったときには、 人間社会の様子、風景、人物を丁寧に絵画として残す ことを目的として描かれていました。写真が誕生してからの絵画の役目はリアルに外見を写真のように表現するより、人間社会の内面、或いは自然を通して見えてくる 社会の内面といった目に見えないモノを表現する傾向 が強くなってきました。 そういう意味で現代では 人間の持つ感情、喜怒哀楽の表現 がとても注目されるようになってきたのです。ところが美術の世界を含めた社会一般では 怒・哀 の表現がどういうわけかもてはやされました。現代もその傾向は強いと思います。 怒・哀の表現は高尚的 喜・楽は少し大衆的 と感じられてきたのかもしれません。私は 喜・楽 にもっと注目して表現されても良いのではと常々思っています。描くことは本来とても楽しい行為で、喜びがあります。その嬉しさとか楽しさをもっともっと前面に押し出した絵画があってもいのではと思います。 葛飾北斎 「富嶽三十六景」 のような素晴らしく高尚な作品を描いたと思えば人のおかしな行動を漫画的にサラッと描く表現もしています。そして一般の人たちはそれを見て、娯楽として笑い、生活の中に楽しみを見いだしたのかもしれません。そういった笑いを誘うような表現も社会には必要不可欠なのだと思います。時代の要求ということもありますが・・・・

 KONさんのこの作品は喜怒哀楽の中でいうと 楽の感情 が感じられます。笑いを誘う感性が溢れています。
今までのKONさんの作品群を見ていると 楽に対しての表現 を常に思い描いていると感じています。 生活の中での小さな1ページにも笑いがあり喜びがあるよ! と優しく呼びかけているように感じます。

ツバメの4羽の雛たちの目線が全て方向を変えて描いているのはKONさんの思いと考えが強く感じられます。また風船のうえに描かれた顔、そして糸をつまんでいる雰囲気も雛たちが私たちに何か言ってるように感じがして、思わず「うんうん~」と頷いてしまいました。

よくがんばりました、KONさん!





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Last updated  2024/07/03 09:36:21 AM
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