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2007.07.03
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カテゴリ: お茶
頂き物の杉林渓烏龍茶を飲んでみました。

このお茶、今年の春茶なのですが、かなり希少なお茶。

手作り杉林渓茶葉

というのも、このお茶、頂いた方の手作りの烏龍茶。
#まあ、高級烏龍茶は全て手作りですけどね(^^;)


杉林渓(さんりんけい)は、凍頂烏龍茶のふるさと鹿谷から、さらに山奥に1時間ほど入ったところにあります。台湾を南北に貫いている中央山地の真ん中へんです。

鹿谷から杉林渓に通じる道は、その先どこかへ抜けていくための道ではなく、基本的には行き止まりです。ですので、ここまで行く方は、相当目的を持っている方ですねぇ。

高山茶の中では、梨山の次に好きな産地なので、いつかは行きたいのですが(^^;)


杉林渓茶区の中でも、色々な地区があり、龍鳳峡という地区が一番有名です。
ここは標高1800mのところ。山の頂上付近で、森林が豊かなところなのだそうです。


今回頂いたお茶は、そこではなくやや下ったところ。
標高1600mの地点で、栽培されたお茶を製茶したものだそうです。
行かれたのが、4月中旬であったので、龍鳳峡は茶摘みにはまだ早かったらしい。
#今年の台湾の高山茶は、早いところは早かったものの、春になってから低温が続いたこともあり、茶摘みの時期は全体で見るとそんなに早くなかった模様です。


さてさて、烏龍茶を作るというのは本当に難しいことだと思います。

お茶の世界、緑茶から、紅茶まで色々あり、もちろんどのお茶を作るのでもとても難しいけれど、工程数が多いのは青茶ですし、何より発酵が微妙に違うだけで香りや味に大きな影響が出ますから、大変です。

高山烏龍茶の場合、お茶を摘んでから、

日光萎凋 → 室内萎凋 → 殺青 → 揉捻 → 玉解き → 乾燥 

という工程を経るのですが、前半の萎凋~殺青の工程でしくじると、烏龍茶の命である香りが台無しになりますので、ホントに大変。

しかも、室内萎凋は時間がかかるので、 徹夜! だったそうです。お疲れさまです(^^;)


さて徹夜をして一生懸命作ったものとはいえ、やはり茶師という方がいるぐらい、お茶作りは難しいもの。プロが手伝ってくれたとはいえ、素人(失礼)が作ったお茶とどのくらい差があるのかをちょっと見てみようというわけです。
これによって、お茶作りの難しさが分かるんではないかと。


茶葉は最初にご覧頂いたように、ちょっといびつなのです。
でも、茶葉からは良い香りが(^^)

早速淹れてみます。

手作り杉林渓茶水

聞香杯で香りを聞いてみると、あら、なかなか良い香り。
杉林渓らしい森の香りです(^^)


さて肝心のお味ですが。。。

・・・味わいがちょっとあっさりしすぎているような?

あ、でも後味は結構良い。
しっかり杉林渓の味はありますねぇ。


何煎か、抽出時間を変えてやってみた。

濃くしようと思って少し長めに置くと、ちょっと雑味が出る。

少し短めに淹れると、あっさりしすぎてて、四季春かと思うぐらいの軽快さ。・・・というか軽すぎ。

でも、後味はしっかり残る。


うむむ、、、茶葉はやっぱり杉林渓の青心烏龍種だ。
それも結構良いお味だと思う。

しかし、どうも物足りないというか、パンチ不足というか。
この辺が製茶技術からくる差なんでしょうか?

手作り杉林渓茶底

確かに抽出した後の茶葉の姿を見ると、ちょっと今ひとつ。


作った方によれば、今回のは出来が良かったとのこと。
プロの方も褒めていたらしい。

ただ、釘をさされてた。

「今年は出来が良い方だよ~。でもね、勘違いしないでね。腕じゃないよ。天候だから天候」

と繰り返し言っていたそうです((((((^^;


やはり、お茶作りは奥が深いようですなぁ。。。

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Last updated  2007.07.04 00:21:39
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Re:手作り杉林渓(07/03)  
Sissi@管理人  さん
本日もいろいろとお茶の勉強をさせていただきましたm( )m
あるきちさんはどういうとき(空腹時・食後etc)にお茶のテイスティングをされているのですか?
ワタクシは可愛く林華泰の1斤1600元の包種茶
で食後のティータイム中です。

ところで、例のボトル入り高級茶を購入されたとのこと(!)
・・・スゴイ(^^;
(2007.07.04 00:45:34)

Re:手作り杉林渓(07/03)  
ミキ52  さん
工程が簡素化されたお茶作り体験(日本茶)でも実感しましたが。
やっぱりお茶作りって手がかかってるんですね~!
各工程のちょっとした違いで味や香りも違ってくるとは
本当に深い世界ですね~!!
(2007.07.04 03:24:09)

Re:手作り杉林渓(07/03)  
ふよう さん
お茶の勉強のため杉林渓の頂上まで行ったことがあります。
周りは茶畑ですが頂上あたりはゆったりしていて散策が楽しめるくらのいいい景観です。鹿谷からそこにたどり着くまではよく晴れていましたが頂上につくと同時に深い霧がかかってきました。これがいいお茶の出来る条件なんだと納得しました。
鹿谷郷では烏龍茶を作りましたが(有名茶師の下)、その難しさ、工程の複雑さはとてもことばに表わせないないくらいのものですした。半発酵茶の製茶工程はこれまで理論上の想像の世界でした。したが聞くとやってみるとでは大違い。眼からウロコ。烏龍茶は並みじゃない!と思いました。
(2007.07.04 21:50:23)

Re:手作り杉林渓(07/03)  
お茶作りの過程を一通り見てしまうと
お茶に対する意識がものすごく変わりますね。
飲むにしても飲ませていただく・・・という気持になります。
(2007.07.05 17:56:16)

Sissi@管理人さんへ  
テイスティングは、結構、いつでもやってますね(^^;)
ただ、あんまり満腹の時は避けるのと、お茶酔いが怖いので、強いお茶は空腹の時を避けています。

林華泰で1斤1600元といったら、高級茶ですねぇ!美味しそう(^^)

ボトル入りの高級茶。。。
ふっふっふっ、今日到着したので、週末に飲みますよ~( ̄ー+ ̄)ニヤリッ


(2007.07.06 01:11:20)

ミキ52さんへ  
ホントに手がかかるものですよね~
でも、どの工程も手が抜けない。大変な作業ですよね(^^;)

それだけに美味しいお茶には敬意を払いたくなります(^^)
(2007.07.06 01:12:43)

ふようさんへ  
ふようさん、杉林渓へ行かれたことがあるんですね~~(^^)

ここは、かなり行きたい場所なのですが、なかなか行くのが大変そうです(^^;)
茶産地は、梨山、坪林、龍井、梅家塢と行きましたが、やはり霧にすっぽり包まれるような場所なんでしょうね。

そして、製茶体験も!やはり、作られた方のお話を聞くと、香りの変化など、やってみないと分からないことも沢山あるようですね~。
私も9月に台湾に作りに行く予定なのですが、楽しみです(^^♪
#どんなお茶ができあがるのか、ちょっと怖いですけど(苦笑)
(2007.07.06 01:19:13)

ぽっくんママさんへ  
ぽっくんママさんも、製茶見学されたのですものね(^^)

普通にパックされたものを買うだけでは、なかなか見えてきませんが、やはり実際の工程を見ると違うのでしょうね~
美味い、まずいとかばかり言ってると、罰が当たりそうです(^^;)
(2007.07.06 01:21:49)

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