バリの火葬

バリ・ウブド近郊で見た火葬(2002/8/20)


バリのウブドを散歩していたら、ツアー会社の前に
「明日、火葬あり」
の看板が出ており、早速申し込んだ。


翌朝、1台のバンに、シートに座りきれないほどの外国人を乗せて、近くの村へ。


道路にこんなハリボテが置いてあった。

バリ火葬1



しばらく待っていると、お坊さんとおぼしき人のお祈りが始まる。(頭の花飾りがかわいい♪)

2005-12-17 18:21:242005-12-17 18:18:13



しばらくして、ぞろぞろとみんなで移動。

バリ火葬4バリ火葬5

バリ火葬6


もちろんうしくんも移動。黒のシャツを来た男性陣に運ばれる。

バリ火葬7


赤チームが運んでいるのは祭壇?

バリ火葬8


緑チームは龍?

バリ火葬10




広場に到着。うしくんと祭壇がつなげられたのち、棺が登場。

バリ火葬11火葬12


棺は、うしくんの中に納められる。  

火葬132005-12-17 18:41:02



火が付けられる。

2005-12-17 18:42:492005-12-17 18:43:58

2005-12-17 18:44:33



しばらく経つと、うしくんの中から遺体とおぼしきものが落ちてくる。

1819



となりの広場では、お祈りが続いていた。

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火葬後の祭壇。

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   *   *   *

インドのガンガーで火葬が見られるのは有名だが、
バリでも火葬が見られるとは思わなかった。


朝出発して、ウブドに戻ったのは夕方。

非常にまったり、ゆったりと、とり行われていた。


ツアー会社で申し込んだのだが、説明は一切なく、詳細はよくわからない^^;

バリ在住の方によれば、自分ではりぼて等用意する財力のない人は、
近くでお葬式があるまで待ち、一緒に焼いてもらうのだという。

日本のお葬式のようなしめっぽさはなく、淡々と行われていた。

それは、南国特有の陽気さや、はりぼてのユーモラスさからくるものだけでなく、
日本では死を実感し、悼む間もなく、慌ただしくお通夜、ご葬儀、火葬が行われるが、
こうやってはりぼてを用意したり、近所のお葬式を待つ間に、
遺族が死を実感する時間が持てるからかなと思った。


目の前で遺体が焼かれ、
ぱんっ!という頭蓋骨が破裂する音?を聞いたのは、貴重な体験だった。

(2005/12/17 記す)


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