遊心六中記

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2023.11.20
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カテゴリ: 観照
=== 2023.11.4 ===
南の空
9時30分近くに 撮りました。ムラムラっとした感じの 白鼠色の雲 が広がっています。
南西方向の空
西方向の空
                    西北寄りの方向には青空が見えます。
頭上の空
東方向の空
稜線は靄がかかった状態で朧な景色。稜線上空にも同じ色合いの雲が広がっています。

東方向の空
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
15時5分頃に 眺めますと、もうどの方向も雲で覆われています。稜線ははっきりとわかるように変化。一方、西北寄りの方向は雲が覆ってしまいました。

南の空
17時5分頃に 撮りました。雲が多少薄れて夕暮れの青空が見られる位に変化しています。
南西方向の空
西方向の空

                 西の遠くの方では夕映えの雲が見えます。ズームアップして雲を撮りました。
                   天気は良い方向に向かう感じです。
頭上の空
東方向の空
雲が空を全面的に覆う状態は同じでも、雲は微妙にその形を変化させています。その変化の状態を表現する語彙を持ち合わせていません。残念・・・・。

終日、くもりでした。

=== 2023.11.5 ===
南の空
9時50分近くに 撮りました。 青空に横雲が 浮かんでいます。
南西方向の空
西方向の空
                       こちらの方向は青空が広がっています。天 気は晴れ
頭上の空
東方向の空
稜線上空に雲が広がってはいますが、これは晴れた日にもよく見かける景色です。

東方向の空
15時55分頃に 撮りました。稜線上空に雲はなく靄っている感じですが青さが加わっています。


南の空
南西方向の空
西方向の空
 頭上の空
それぞれの方向は、太陽光線の影響でしょうか空の青さが様々な色相をみせてくれています。

南の空
17時25分過ぎに 撮りました。
南西方向の空
                  南西から西方向にかけての雲の姿がおもしろい。
                  雲がこちらに近づくにつれ、集合してくる感じです。
西方向の空
                 
                                      夕映えした雲の部分をズームアップ してみました。
頭上の空
東方向の空
稜線のすぐ上に漂う雲にも 夕映え が見られます。



さて、雲がたりを続けます。
真民さんの全詩集第3巻に収録された 詩集「詩国 第二集」に移ります。
                  (参照『坂村眞民全詩集 第三巻』大東出版社)
この第三巻には「詩国 第一集」と「詩国 第二集」が収録されています。
真民さんは、この 第二集の冒頭の「光と風のなかを」と題する詩 の中で、
「わたしは人よりも/ 十年も二十年もおくれて出発し/ その歩みも遅々としていたが/ 真の光と風とを/ 今やっと知ることができた」 とその詩境を詠み込まれています。

最初に雲が出てくるのは、 「新しい石」と題する詩 です。「念ずれば花ひらく」の八字十音を刻まれた新しい石を詠んだ詩。この詩に、

 石はその日から
 もう孤独ではないことを知り
 雲を呼び
 鳥を呼び
 風を詠んだ      という風に、詠み込まれています。    p223

この詩の次が 「第九の碑よ」 です。ここから、 「新しい石」が「念ずれば花ひらく」の第九の碑 であると。そしてその碑が「 長島愛生園のライトハウスの/ 庭に建った 」ということがわかります。

「西へ行く」と題する詩 に雲が詠み込まれています。これは全文引用します。
雲の位置づけがわかりやすいと思いますので。

 筑紫(ツクシ)恋し
 筑紫恋しと
 つくつくぼうしが鳴く
 すると雲も鳥も風も
 西へ行く
 わたしの心も
 西へ行く p228

望郷の思い、父母への思いが込められた詩です。同種の思いを詠んだ詩がこれまでにもありました。

「よい日」と題する詩 の最後に雲が出て来ます。この詩には「伊藤三樹夫さんから版画『一遍さん』を頂いて」という付記があります。一遍さまがタンポポ堂においでくださったと詠まれた詩です。

 ああ何という
 よい日でしょう
 空の雲も
 こちらへ近づいてきますよ p247

「ひとり」と題する詩 にも雲が詠み込まれています。これも全文引用です。

 花の下で
 ひとり花を見る
 ひとりの楽しさ
 ひとりの嬉しさ
 花われを呼び
 われ花を呼ぶ
 雲来り雲去り
 桜燦燦(サンサン) p248

桜の花と対話する真民さん。そこは誰にも邪魔されない静寂な自然空間なのでしょう。
光輝く空には、燦燦と咲く桜の花の空高くを雲が通り過ぎてゆくだけ。悠々と・・・・。



雲の変化に戻ります。

=== 2023.11.6 ===
南の空
9時5分頃に 撮りました。曇りです。銀鼠と銀鼠を濃くした感じの二層の雲が空を覆っています。
南西方向の空
西方向の空
           西には うろこ状の雲 が主になっている感じを受けます。
頭上の空
東方向の空
稜線上空も、横雲が幾層にも漂っていて、それぞれの雲の色が異なり、グラデーションが楽しめます。

14時過ぎに雨が降り始めた気配を感じました。
15時5分過ぎに空を眺めると、雨が降っていました。
南の空
南西方向の空
         窓際から二方向だけ撮ってみました。
         このようなベターッとした雲の状態の時に雨が降ることが多い気がします。

=== 2023.11.7 ===
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
この日は午前中記録写真を撮っていなかったことに気づき、 14時50分頃に 雲の写真を撮る結果に・・・・。ほどほどにいい感じの雲がそれぞれの方向に浮かんでいました。
また、ブログの記事をまとめていて時を忘れていたのか、気づくと夕暮れが深まり、雲を撮るタイミングを逃してしまいました。夕暮れ前にもう一度撮ろうと思っていたのに・・・・・・・。

つづく

補遺
坂村真民記念館 ​  ホームページ
  ​ 坂村真民について
長島愛生園 ​    :「Leprosy.jp」
国立療養所長島愛生園 ​   :「厚生労働省」
国立療養所長島愛生園 ​   :「岡山観光WEB」
長島愛生園歴史館 ​  ホームページ
泊まって学べる国立ハンセン病療養所。今を生きる若者に伝えたい想い、偏見・差別の源
                            :「日本財団ジャーナル」
  ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

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その点、ご寛恕ください。)


こちらもご覧いただけるとうれしいです。
    ​ ベランダから見た雲の変化と雲がたり 掲載記事一覧表





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Last updated  2023.11.20 17:28:50
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