猪突猛進 その2

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2019.09.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
皆さんこんにちは、いちごちゃんのありがたいコメントに奮起して日記書くことにしましたよ。

今朝のことなんですが、来年、娘と二人で海外旅行に行こうと企画して、
とりあえずエアー取ろうと、ひっさしぶりに自宅のパソコン立ちあげたら、
なんやかんや、アップロードしろだの凍結解除しろだの、もー面倒くさいのなんの。
溜まったメールくらい時間かけずに見させてくれよってのまったく。

パソコンて、そんなにいる?と。
もうプライベートではスマホだけでいいんでないのかと娘に提案したら、
「いやいやいや、私は毎日、音楽流したり動画見たりしてんの。
  お母さんのアカウントがほっとかれすぎなんでしょ。」と
いまだガラケー超少数派女子の娘が猛反対。
「こんなバカでかいパソコンいらんし、ノートパソコンかパッド買ってよ」
と、また金のかかる話されて、もういいわと話が終わる。

(ちなみに我が家のまひろんは、すでに高校生。
  「スマホにするとさー、ラインのグループとか面倒じゃね?」
   とか言う個性派に成長中
   真面目系、ナチュラル純粋な雰囲気、性格は目立たない控えめ、
   ですが、がっつり個性的です)

まぁ、娘も成長しました。
家に帰ると、何も言わなくても夕食が作ってあり、洗濯も終わっている、
ということも多くなりました。
週末は二人で友達みたいにわーわー会話しながら、買い出しに出るのが日課です。
先週はホームセンター行ったから今日はスーパーで、
来週は服を買いに行くか・・など、予定を二人で話し合っています。

仕事は、医療福祉の地域包括ケアに関わる研修を受けることが多く。
逆に研修を企画することも多く、打ち合わせや設営、司会進行なんかも行い、
数回こなしたところで、司会も慣れて平常心でできるようになりました。

退職するまでの仕事は、民間の医療法人に属し、
主任ケアマネとして、個人やケアマネを対象に、個別ケースにあくせく支援してきたのですが、
今の仕事は、公的機関につなげる役割で、支援者方を支援できる、というイメージでしょうか。
なので、困難事例の共有会議を開催も、頻繁に役所を連絡を取り積極的に働きかけています。
それも、自分が中心的役割になり司会進行役をかってでることを私の仕事スタイルにしています。

公的機関はもちろん、民間事業所の支援者は、
困難事例を、自分が中心的役割になり、孤独に責任を抱えることがとても負担ですから、
その気持ちが痛いほどわかるので、責任感の強い人だけに責任が降りかからないよう
率先して介入しなければなりません。

今まで、苦しんできた。こういう役割をしてくれる人が欲しかった。
これからは私が、そんな役割になれそうな気がして、そして、やっています。
まだ半年ですが、手ごたえは十分です。

今後また、公務員試験を受けるのか、
それとも、半官半民のこの職場で昇進試験を受けるのか、
いまだ迷子状態ではありますが、少し心境に変化がありました、
このまま、ゆるゆる、という手もあるかなと、心にブレーキがかかり始めました。

充実感があり、穏やかで幸せで、もうこれでいいじゃん・・・と
もうこれで充分、もう大丈夫、きっと定年退職までこのままで満足できる自覚がある。

もういいかも、だって十分だもん、公私ともに、
これって、こんなに満たされた、幸せな気持ちなんだと、40代半ばで、やっと知りました。



そして、実家と絶縁し、やっと夢から覚めた気持ちです。
幼いころから、やることなすこと、否定されて生きてきた、けれど、間違っていたのは私ではない。

自分が正しいのだと、胸を張って生きていけばいい。

私を、恥ずかしい、情けない、感謝はないのか最低の人間だと罵倒し続けた母。
家族を、思いのままに操作しないと気が済まない母は、
優秀でないこと、従順でないことに納得がいかない人だ。
希望が満たされないと、ヒステリックと被害妄想が止まらない。
今では、がっつり安定剤付けになっている。
やはりこの人は、昔からずっとおかしかったのだとやっと理解して、
いままでの私の苦しさの原因を知ることができて楽になれた。

親を、毒だとか、サイコだとか、悪人だとか、
子供って、なかなか、心の底から思うことはできないものだと思う、
だけど、父が命をかけて、この人は危険なのだと教えてくれた。

この仕事に行きついたのは、この虐待が当たり前の家庭で育ったこそだと思う。

幼いころから思っていた、
こんなに理不尽に不利益を被っていて、一方的に傷つけられているのに、
なぜ誰も知らないふりをするのだろうか。
小さな社会の中のヒエラルキーの底辺で、自尊心はずたずたに摺りつぶされている。
なんの理由でこんな目に合うのだろう、なぜ誰も助けないのだろうと疑問だった。

社会に出て、私は、恥ずかしい人間でもなく、情けない人間でもなく、
どちらかというと、仕事ができるタイプで評価されていることを知った。
友人も、学生の頃から、ずっと親友でいてくれる、すばらしい人がたくさんいる。

人は、優秀でい続けることも、従順でい続けることも不可能で、
それを家族に求め続け、満たされないことに対し怒りを持つなど間違いだ。
母が間違っていたことには、すでに気が付いていたけれど、
解決しない何かがいつも、腹の底で黒く重く、滓になり溜まっていた。

何もしない、何も感じていない人たちへの疑問だった。




理不尽な不幸を背負わされている人を見ると、
その不幸は、なにもしない自分のせいで起こっているように思えてしまうのだ。

これが私の、ルーツであり、存在価値なのだと思う。





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Last updated  2019.09.21 13:35:10
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