漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2008.05.18
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カテゴリ: 紫煙のゆらぎ







                   これは花菖蒲である。
       周りをギッチリと締め付ける黒。赤味を帯びすぎたかの花菖蒲。
       馬鹿の塊りデジタル汎用機で撮れるモンなら勝負してみろっ。


            紫煙のゆらぎ・あぶすとらくと ついでにもう1枚









ものはついでである。

アブストラクト。

写実・リアリズムの彼方に何が看得るのか。
これこそが芸術の芸術たる根拠であり、本質の理解と表現力なのである。

その判断と評価は1秒の世界。

「わからん」
「……………..」
「ぉおっ !」

実際にはこんな見え方はしない。長谷川製作所のハセミ45FT写真箱に、
ホースマンの 6 x 9 木製ロールスライダーを付けた。

レンズは imagon 300mm f 6 . 8 を絶対に開放で、三脚を立て、
ジナーのピントグラスから覗いてみたら、このアブストラクトが眼に飛び込んできた。

シャッタァーレリーズをプッシュするまでに30秒はこのアブストラクトを看続けていた。

フラナーにもゾナーにも表現できない世界だ。

この花菖蒲の全体を撮り込んではならない。
切り取る事で表現するバランスこそが抽象の本質である。

コパルの#3・最高速 1 / 250 sec.

心静かにレリーズを押した。













写心家                           玉地 俊雄


あぶすとらくと は、まだまだつづく。





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最終更新日  2009.08.06 16:23:00


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