漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2016.10.27
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金木犀







   大阪ジャランジャラン ・ 金木犀セミの抜け殻命をつなぐ毛虫なれ







キンモクセイの季節です。

キンモクセイは秋の終わりに芳香を放つ木です。
香りは合成の化学物質とはまったく違ったえもいえぬ素適な香りがただよってきます。

毎年毎年ほんの短い間のここちよい香りです。




セミの抜け殻




キンモクセイの葉にセミの抜け殻がしがみ付いています。
夏の盛りに出てきたセミの抜け殻です。

キンモクセイの花の香りとセミの抜け殻は夏の盛りと秋の終わりが同居しているようです。
とても珍しい。




毛虫




同じキンモクセイの木に毛虫さんが居ます。
セミの抜け殻は世代交代をして命を終えています。

毛虫さんはまだ生きています。
毛虫さんはこれから繭を作り冬を越すのかそれともパートナーを見つけて卵を残すのか。
毛虫さんはこれから寒くなるのに如何するのでしょうか。




落ちた金木犀




ともかくキンモクセイの花は雨で散ってしまいました。
また来年の秋まで待たなければ芳香が嗅げません。

季節は人間の営みに係わらず移動しています。
もうすぐ寒い寒い冬が来ます。
今年は厳冬だそうですね。




                               玉地 俊雄





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最終更新日  2016.10.27 09:22:40
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