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見上げるような大きさの「あじあ号・特急あじあ」。
どこからともなく係りの人が現れて古い倉庫のとびらを開けると、
威風堂々鎮座していました。
第二次世界大戦の5年前(1934年/昭和9年)、
満鉄により運行が開始された蒸気機関車です。
最高速度130km/h、
当時2日かかっていた大連―新京間701kmを、なんと8時間30分で走破したとか。
車輪だけでも2m!平均的な身長の大人より大きい・・・
車体の高さ4.8m(約5m・・・)の機関室へよじ登ってみました。
釜爺(かまじい)・・・
後部の客車を繋ぐ連結部。
夏と冬で寒暖の差が厳しい満州の気候に対応し、
当時はまだ欧米でも珍しかった冷暖房をも備えていたそうです。
あじあ号を製作したのは川崎重工業株式会社
ですが、
足回りの部品に付いてたこのマークは「住友さん」か?
鉄鋼などの調達先のひとつだったのかなー
スクラップにされず存在してくれていただけで嬉しいけれど、
だいぶ痛みが目立ちます。
瀋陽にある 瀋陽蒸気機関車博物館 にもたくさんの蒸気機関車が展示されているそうです。
もう帰るという段になって「この建物も満鉄が建てたもので当時のままです」と言われ、
あわててカシャツ!
先に訪れた大連満鉄旧跡陳列館にも展示されてた満鉄のロゴが入ったマンホール。
そこは撮影禁止でしたし、「大連市内にもうこのマンホールは残っていない」との説明でした。
しかし、あじあ号が居た倉庫の床でまだ使われている満鉄時代のマンホールを発見 ♪
<M=満鉄のM、I=線路の枕木。ミッションインポッシブルじゃありまっせん(笑)>
「当時のままです」と言われた途端、
煉瓦の様子まで気になり始めました。
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