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ブラックプール・ダンスフェスティバル真っ只中ですね!この週末には、選出された4カ国の招待選手各4組ずつが出場して国別対抗で競われるチームマッチが開催されました。各国のプロフェッショナルのトップ選手が代表として踊るそうで、ドイツからはフランコ・フォーミカ&オクサナ・レベデフ(ラテン)エフゲニー・ヴォスニューク&オクサナ・ニキロフォヴァ(ラテン)サーシャ&ナターシャ・カラバイ(スタンダード)スタニスラフ・マッソールド&クリスティーネ・デック(スタンダード)が出場しました。私たちの先生、スタニスラフ&クリスティーネはチームマッチ初参加だったそうです。先週ハンブルクにレッスンに行った時は、私たちとのレッスン後に二人で新しい燕尾服やドレスをチェックしながら念入りにリハーサルしていました。写真を見る限り成功したようですね~♪クリスティーネの赤&ゴールドドレスはブラックプールに出発する3日前にイヴォンヌ・シュテファンさんから届いたそうですが、丈が長すぎて大急ぎで手縫いで丈上げしたとか・・・。丈上げが簡単なティアードドレスで良かったですね。参加したのはアメリカ(優勝)、イタリア(2位)、ドイツ(3位)、イギリス(4位)の4カ国。ドイツチームのテーマも盛りだくさんで、スタニスラフとクリスティーネはタップダンス(フレッド・アステア)を、エフゲニー・ヴォスニューク&オクサナ・ニキフォロヴァはウェスタンを、そしてフランコ&オクサナはなんとバレエ「海賊」を披露したそうです。また、衣装は全員「赤・黒・ゴールド」(ドイツの国旗の色)で統一されていてとても素敵ですね。クリスティーネのティアードドレスとオクサナ・ニキフォロヴァのドレスは「クチュール・イヴォンヌ・シュテファン」の制作ですのでいずれお譲りすることが可能です。また、オクサナ・ニキフォロヴァは大好きなフリンジドレス!シンプルですがフリンジはオクサナにもっとも似合っているスタイルだと思います。↓チームマッチの写真。とても楽しそうですね~。踊りを見たかったです!上段左:フランコ&オクサナ 上段中:エフゲニー&オクサナ 上段右:フランコ&オクサナ(海賊)中段左:スタニスラフ&クリスティーネ 中段中:カラバイきょうだい 中段右:オクサナ(海賊のメドゥーラ)下段左:スタニスラフ&クリスティーネ(フレッドアステア) 下段中:オクサナ・ニキフォロヴァ(ウェスタン) 下段右:フランコ(海賊のアリ)イタリアチームやアメリカチームもかなり趣向を凝らしていて面白いパフォーマンスだったようです。また更新いたします。
2009.05.27
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ブラックプールダンスフェスティバルが開催中ですね!私の先生や友人たちも続々とブラックプール入りしているそうです!先生に至っては土曜日のチームマッチに参加した後いったん帰国し、週末に本戦に出るためにまたイギリスに飛ぶのだとか・・・。まだライジングスターやシニア、Under21戦など競技が終わったばかりで本当に面白い競技は始まっていませんが、どのような結果が出るのかとても楽しみですね!ところで、ブラックプールで見かけたかなり斬新な(?)ドレスの写真を見つけました。写真家の視点から捉えて斬新、ちょっと奇抜すぎ?と思われたドレスを撮影しているようですが、世界にはいろいろなアイデアを持ったダンサーやデザイナーがいるのですね・・・。私は個人的にはオーソドックスでシンプルなラインの中に新しさがあるドレスが好きです。本当に素晴らしい選手はシンプルなドレスでも必ず上に行くといわれていますが、競技結果が悪いとドレスのせいにする先生なども残念ながら多いようです。そういえば先日観戦したIDSFオープンラテンで私が一番素敵だと思ったドレスは黒のシースルーのとてもシンプルなラインで、首周りにだけとても美しい豪華なデコレーション(オーロラの石のみ)がされていました。ブラックプールの結果は公開されしだい更新していきます!
2009.05.24
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このブログでも良くドレスを紹介している私の友人、ヴィクトリア・タタレンコとご主人のセルゲイ・タタレンコがこの週末にポーランドで開催されたIDSFオープンで優勝しました!国内では優勝回数も多く、IDSFオープンでも何度もファイナル入りしている彼らですが、大きな国際試合で表彰台の一番上に立ったのは初めてだったそうです!今年に入ってからのセルゲイ&ヴィクトリアの活躍ぶりは本当に素晴らしく、次の大舞台となるジャーマンオープンがとても楽しみですね!先日開催されたヨーロッパチャンピオンシップ(準決勝入賞)のときの二人のエネルギッシュで素晴らしいサンバの映像はこちらでご覧いただけます。スピードとキレがあり、かつ柔軟でやわらかい動きが大変素晴らしいと思います。身長151センチのヴィクトリアと身長173センチのセルゲイはラテンカップルの中でもかなり小柄なほうですが、素晴らしいオーラが出ていますね!今後もセルゲイ&ヴィクトリアの活躍状況を報告させていただきます!
2009.05.19
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この週末はヨーロッパ中で3連休でしたが、スペインで大きな競技会が開催され、IDSFグランドスラムラテンとミドルシニアスタンダードの世界選手権が行なわれました。ミドルシニアスタンダードの世界選手権は各国代表2組ずつが出場するのではなく、この年齢に属するカップルなら誰でも出られる、というちょっと珍しいスタイルの世界選手権です。(来年からは各国代表2組ずつに絞られるそうです)そのため、年によっては400組ぐらい参加することもある超マンモス競技会になるそうです。スペインは既にかなり暑いようで、冷房もあまり普及していない会場での競技会はかなり過酷なのだとか・・・。さて、グランドスラムラテンの結果は下記の通りです:優勝: アレクセイ・シルデ&アンナ・フィルストワ(ロシア)2位: ウラジミール・カルポフ&マリア・ツァプタシビリ(ロシア)3位: ガブリエレ・ゴフレド&アントネラ・ゴフレド(イタリア)4位: ティムール・イマネトディノフ&エカテリーナ・ニコラエワ(ロシア)5位: ティモ・クルチャック&モチェゲッツィ・マブーゼ(ドイツ)6位: ニコライ・ヴォロヴィッチ&マリア・ニコリシナ(ロシア)なお、準決勝では8位にズファー&アンナ(オーストリア)、9位にセルゲイ&ヴィクトリア(ドイツ)が入賞しました!ただし、これまでの競技結果や実際の実力から考えるとかなり妙な結果となっていて、ズファー&アンナはらくらく決勝入りして3位以内に入ってもおかしくない実力ですし、セルゲイ&ヴィクトリア組も決勝入りしてほしかったですね~。ズファー&アンナは飛行機がキャンセルになって大変な思いをしてスペインにたどりついたそうで、疲れがたまっていたのかもしれませんね。セルゲイ&ヴィクトリアは来週も再来週も競技会だそうで、イースター前から5週間連続でヨーロッパ中を飛び回って競技会に出場しているそうです。イースター直後から大学の新学期も始まっているので、かなり疲れがたまっているそうですが、あと2試合がんばってほしいですね!!ところで、連休だったので私たちもハンブルクに泊りがけでレッスンに行ってきました!今回はフォックストロットとタンゴは褒められましたが、どうやらワルツをおろそかにしてしまったようです。ワルツの宿題をたくさんいただいたので、次のレッスンまでに集中して練習しなければ・・・。というわけで、メールへの返信が遅れております!月曜日以降に順次返信していきますので、どうぞお待ちくださいませ。よろしくお願いいたします。↓グランドスラム優勝のシルデ・フィルストワ組。フリンジの色使いがとてもさわやかで素敵なドレスです!
2009.05.03
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アンナ・ベジコワとカップルを組んでいた時代に世界のファイナリストとして活躍した素晴しいラテンダンサー、ディミトリ・ティモキンが競技からの引退を発表しました。アンナ・ベジコワとはアマチュア時代に世界のトップに登りつめ、ターンプロ後数年で解消。その後素晴しいラテンダンサー、カリーナ・スマノフなどと組むも長続きはせず、ここ2年ほどはナタリヤ・ペトロワと競技に出ていました。アンナ・ベジコワと踊っていた頃ほどの華々しい活躍はなく、世界選手権でも準決勝止まりだったのは彼にとっては不満な結果だったのかもしれません。結局今年のロシアのプロラテンチャンピオンシップには出場せずに引退を表明し、ポーランドからロシアに国籍を移したセルゲイ・スルコフ&メリア組が新チャンピオンとなりました。ティモキンのキャリアを見ていると、スラヴィック・クリクリヴィーやマイケル・ウェンティンクと重なるものを感じます。スラヴィックはカリーナと組んでいた頃が、マイケルはビアータと組んでいた頃が最も華やかでしたが、その後はパートナーに恵まれず成績もぱっとしないままになっています。その当時彼らよりも順位が後ろだったマリトースキー&ルーニス組はいまや世界チャンピオンとなったわけです。どれほど才能があるリーダーでも、安易にカップル解消→新しいパートナー探しに走らず、今のパートナーと大切にして長年こつこつと努力しなければ上にはいけない、ということなのだと思います。↓引退を表明したティモキン&ペトロワ組
2009.04.29
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私の友人で素晴らしいラテンダンサーであるセルゲイ&ヴィクトリア・タタレンコが、この週末に初めてドイツ代表選手としてアマチュアラテンのヨーロッパ選手権に参加してきました!最終予選からはテレビでも中継されたため、自宅の居間で彼らや他の選手たちのの素晴らしい踊りを堪能することができました!!結果は次の通りです:優勝: ステファノ・ディフィリッポ&アンナ・メルニコワ(イタリア)準優勝: アレクセイ・シルデ&アンナ・フィルストワ(ロシア)3位:ゾラン・プロール&タチアナ・ラフヴィノヴィッチ(クロアチア)4位:ユーリ・バタゲリ&ヤゴーダ・ストルケリ(スロヴェニア)5位:マルティノ・ザニベラト&ミシェル・アビルドルプ(デンマーク)6位:ティモ・クルチャック&モチェゲッツィ・マブーゼ(ドイツ)なお、準決勝には7位にイムレコフ&ディヴァク組(ロシア)などが入賞しました。私の友人であるオーストリアのチャンピオン、ズファー・ザリポフ&アンナ・ルートヴィヒ=チェモドゥロワ組は9-10位に入賞!!!そして、セルゲイ&ヴィクトリア・タタレンコ組はズファー&アンナとチェック数が全く同じだったため、同じく9-10位に入賞しました。ズファー&アンナ、セルゲイ&ヴィクトリアとも素晴らしい成績だったと思います。特に、ヨーロッパ選手権初参加でいきなり準決勝に食い込んでしまったセルゲイとヴィクトリアの喜びは大変なものだったそうで、今後の活躍が本当に楽しみですね!残念だったのはロシアのイムレコフ&ディヴァク組が決勝に進めなかったことです。ドイツで開催された試合ですから政治力が働くのはわかりますが、クルチャック&マブーゼ組の6位はいくらなんでもあからさますぎです・・・。イムレコフ組は決勝で5位か6位になって順当ですし、ズファー&アンナやセルゲイ&ヴィクトリア組など、準決勝6組の方がクルチャック組よりはるかに高い実力を持っています。ちなみに、圧倒的な強さを見せていたのがステファノ・ディフィリッポ&アンナ・メルニコワ組。ジャイブではフロアを動き回る中継カメラに向かっていたずらするなど、余裕たっぷりのコミカルで素晴らしい踊りで楽しませてくれました!↓セルゲイ&ヴィクトリアが予選で着用した衣装。この写真では黒いパンツをはいていますが、この週末は赤のパンツに赤いシューズで統一してきました。このペアドレスも近々お譲りしたいとのことです。
2009.04.27
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この週末は、デンマークでプロフェッショナルラテンのヨーロッパ選手権が開催されました。結果は下記の通りです:優勝:マイケル・マリトースキー&ジョアンナ・ルーニス (ポーランド)2位:ペーター&クリスティナ・ストッケブロー(デンマーク)3位:フランコ・フォーミカ&オクサナ・レベデフ(ドイツ)4位:セルゲイ・スルコフ&メリア5位:マウリツィオ・ヴェスコヴォ&メリンダ・トロクジェルジ(ハンガリー)6位:ユスティナス・ドゥクナウスカス&エカテリーナ・ラパエヴァ(リトアニア)でした。デンマークで開催されたため、 ストッケブロー組は政治力で2位になったようですが、実力的には2位がフランコ&オクサナ、3位がセルゲイ&メリア、4位がストッケブロー組で順当だと思います。ホスト国ボーナスといったところでしょうか・・・。なお、この週末は各地でIDSFの競技会が開催され、ポーランドで行われたアマチュアラテン中央ヨーロッパ選手権ではセルゲイ&ヴィクトリア・タタレンコ組が3位に、オーストリアで行われたアマチュアラテンのヨーロピアントロフィーではズファー・ザリポフ&アンナ・チェモドゥロワ組が3位に入賞しています。来週はアマチュアラテンのヨーロッパ選手権が開催されます。タタレンコ組もザリポフ組も毎週のようにビッグコンペが続いてとても大変そうですが、頑張ってもらいたいですね~。↓セルゲイ&ヴィクトリアが最新の衣装で踊っている写真をUPします!イースターのIDSFオープンの時の写真ですが、このポーズをしているときにたくさんの写真家のフラッシュが集中的にたかれていて、ちょっとまぶしそうでした。(笑)彼らは客席の超ぎりぎりのところまで来て踊ってくれるのですが、臨場感たっぷりなので見ている側も思い切りエキサイティングしてしまいます。
2009.04.19
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この週末はイースターで4連休だったので、IDSFオープンの観戦に行ってきました!!スタンダード編についてはすでに書きましたが、優勝したロシアの世界ユースチャンピオン、ウラノフ&グラズノワ組の素晴らしいフォックストロットの映像を見つけましたのでこちらにリンクを貼らせていただきます。フラットで流れるような典型的なイタリアンスタイルでなので好みが分かれるかもしれませんが、私たちはこのようなスタイルを目指して先生に指導していただいています。さて、日曜日はIDSFオープンラテン戦を観戦してきました。会場はあまり良いところではなく、フロアは狭いし空気は悪いし、開始時間が遅かったために競技終了が深夜2時という三重苦!!狭いフロアで1ヒート12組程度が一度に踊っていたので、衝突や転倒する選手が続出!!かなり危険そうな試合でした。私の友人などは腰のサイドにだれかの脚が引っ掛かってドレスを破られてしまったそうです。それでも、素晴らしいラテンダンスを堪能することができました!!私の友人でオーストリアのチャンピオン、ズファー・ザリポフ&アンナ・チェモドゥロワ組は何と競技の2日前にいきなり出場を決定!会場に行ったらアンナが後ろからいきなり抱きついてきたのでびっくりしました。久しぶりに彼らに会えて本当にうれしかったです!!アンナは2次予選~準決勝までは黒に赤い花柄のロングフレアのドレスを着用していました。石がびっしりで布がたっぷりなので大きく広がってとても素敵でした。(もうすぐ売りに出る予定です)決勝では大変美しい豹柄&水色のドレスを着用していましたが、彼女の暖かみのあるキャラクターにピッタリ合っていました!こちらももうすぐ売りに出るとのことです。もちろんダンスも素晴らしく、地元も政治力をはねのけて圧倒的な成績で優勝!!ズファーとアンナは派手な視覚的効果に頼ったアクロバット的な踊りはしませんが、技術がしっかりしていてスピードがあり、脚のラインが本当に美しく表現力が大変素晴らしいカップルです。また、観客をひきつける暖かいオーラを持っている、ラテンには珍しいタイプだと思います。ロシアから参加のトップカップル、ヴァレンティン・ヴォロノフ&アリーナ・イムイムレコワは3位に入賞していましたが、技術的には素晴らしくても二人ともかなりのコワモテで表現力が劣っていることが優勝できなかった原因だと思います。(ドレスも明らかに長すぎで良くなかったです)そして、うれしいことに世界選手権派遣が決定している私の友人、セルゲイ&ヴィクトリア・タタレンコ組が2位に入賞。ファイナルでは白いペアドレスでパワフルな素晴らしい踊りを見せてくれました!!彼らの踊りはとにかくエネルギッシュで元気があり、オリジナリティがあるところが本当に素晴らしいと思います。深夜2時に会場の外に出た時はくたくたに疲れていましたが、素晴らしい一夜でした!↓表彰式の写真と表彰式直後のアンナを撮影させてもらいました!素敵なドレスですね~。2位がセルゲイ&ヴィクトリア、3位がロシアのヴォロノフ&イムレコワ組です。
2009.04.15
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昨日はIDSFオープンラテンを観戦してきましたが、開始が19時で終わったのがなんと夜中の2時・・・。踊る側も観る側もくたくたでした。でも、素晴らしかったです!!!写真整理したら改めて報告します。
2009.04.13
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昨日はIDSFオープンスタンダードを観戦してきました!170組以上が出場した大きな競技会だったので、一次予選とリダンスはパスして2次予選から見てきましたが、さすがにトップ24組は大変な実力派ばかりで、素晴らしい踊りを堪能することができました。優勝したのは昨年のユース世界チャンピオンのロシアのカップル、ダニール・ウラノフ&アナスタシア・グラズノワ。2次予選からの出場でしたが、最初から本当に目立っていました!完璧なライン、素晴らしい音楽性、トリックに頼らないクリーンな踊りはほかのカップルを一切寄せ付けない素晴らしさがありました。ドレスのセンスも素晴らしかったです。あまりにハイレベルな踊りなので、とても18歳には見えませんでした!!ほかにもポーランドやウクライナなどの選手たちがたくさん出ていましたが、やはり東ヨーロッパには子供のころからダンスを叩き込まれている素晴らしい選手たちがたくさんいるのですね。地元ドイツの選手たちは玉石混合といった感じでしたが、ゴゾーリやピノの踊りを真似しようとして腕でリードしてしまっている典型的な「破たん型」や、肩や背中のラインの美しさを保てていない選手が目立ちました。それでも、このブログでドレスを紹介しているクリスティーナ・ルフト&エフゲニー・ヴィノクロフ組や、同じくユース世界選手権代表のアントン・スクラトフ&アリョーナ・ウエリン組などのダンスは素晴らしく、ドレスの豪華さもロシア選手たちに決して負けていませんでした。今回私たちは競技会には参加せず観戦するのみでしたが、たまにはストレスなくじっくり観戦するのも良い勉強になりますね!!明日はラテン戦を観戦してきます!↓会場の様子と、3位になったカップルの写真です。(ウラノフ組の良い写真が見つかりませんでした・・・)このドレスはとても目立っていて素敵でした!!もちろんロシアのカップルです。
2009.04.12
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3週間ぶりにハンブルクのスタニスラフ先生のところにレッスンに行ってきました!先生は1週間休暇をとってイタリアにスキーに行っていたそうですが、お天気に恵まれたそうでゴーグルの形をきっちりと残してとても面白い感じに日焼けしていました。今回も素晴らしいレッスンをしていただき、たくさんの宿題を抱えつつもとても晴れ晴れとした気持ちで帰ってきたのですが、実は1週間前の私たちはとても暗く沈んだ気分だったのです・・・「政治的にマイナスにならないため」の個人レッスンを受けていらっしゃる方は読者の皆様にもきっとたくさんいらっしゃると思います。「この先生は権力があって、レッスンを受けておかないと競技会の結果に影響するので受けざるを得ない」という意味です。私たちも先週末に仕方なくそのようなレッスンを受けてきたのですが、ここ数カ月必死でで努力してせっかく形になってきたフォックストロットをめちゃくちゃにけなされてとても落ち込んでいたのです。また、頭の位置やシェイプのつけ方など、それぞれのカップルの好みで踊り分けて良いと考えられる部分さえも修正をかけられ怒り心頭!!おかげで週初めの自主練習ではすっかり混乱してしまってフォックストロットをどう踊って良いのか全く分からなくなってしまったほどでした。今日の素晴らしいレッスンのおかげで混乱は解消されたのですが、先生も今までに何度も同じような経験をしているそうです。先生のようなトップになればなるほど政治的ファクターは重要になります。、そのため、先生も「ワルツのナチュラルターンに何千ユーロ使ったかわからない」ほどいろいろなところでレッスンを受けなくてはならないそうですが、「自分が踊っていて納得できないスタイルを教えられた場合は、とにかく反論せずに言われた通りに踊り、あとできれいさっぱり忘れるしかない」のだそうです。というわけで、私たちも自分たちのスタイルに合わないメソッドを習った場合はとにかく忘れることに決めました!!ある程度のレベルに達したら、「自分はどのような踊りをしたいのか」をしっかり見極めた上でレッスンを受けなくてはならないのですね。それにしても、「政治的レッスン」に使うお金は正直言ってかなーりもったいないですね…。↓写真はイメージです。本文とは無関係です。
2009.04.05
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最近カップル解消ネタが多いですね・・・。本当はカップル結成ネタを紹介したいのですが・・・。10ダンスの世界チャンピオンタイトルを3回獲得している、クリストフ・キース&ブランカ・リバス=トゥーロン組が解消を発表しました。一昨年の世界10ダンス選手権は東京で行われているので記憶に残っている方も多いかもしれません。こちらで1月にドレスデンのゼンパー・オペラ座で行われた舞踏会で彼らが踊ったパソのデモをご覧いただくことができます。ブランカはスペイン人だそうで、見た目はラテンぽいのですが、スタンダードを得意にしているダンサーだったそうです。コーチャーとしても優秀で、とても暖かい人柄とわかりやすい教え方には定評があって大変人気があるそうです。クリストフはかなり気難しい性格のようで、解消の原因はそこらへんにあったようですが・・・。二人とも新しい相手を探しているそうです。どんなに素晴らしいタイトルを持っていても、性格が合わない相手といつまでも踊り続けるのはやはり無理なのですね。ブランカが早くフロアに戻ってきてくれることを願っています・・・。
2009.04.02
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ネイルアートの更新をするのをずっと怠っていました・・・以前はかなり長くしていたのですが、掃除するときに邪魔だったので少し短くしてもらいました。濃いブラウンのラメに白い花モチーフで、オーロラの石を散らしたシンプルなデザインです。次回(4月)にデザインを変えるときには春らしくなっていると思ったので、今期最後の冬らしいデザインにしてもらいました。とはいえ、こちらは春の兆しはどこへやら、冷たい雨が降る日々が続いています・・・。ネイルが長いと指が長く見えるため、競技ダンサーには長いネイルは必須といわれていますが、やはりいろいろ不便も多いですよね。手袋や爪の間を洗うブラシで頑張って対応しています。ちなみに、拭き掃除などをするときにはお医者さんが使うような薄い白い手術用手袋をはめています。1回使ったら処分していますが、衛生的ですし物をつかみやすいのでとってもお勧めですよ!食器は手で洗いません・・・食器洗い機を導入済みです。(笑)
2009.03.24
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世界選手権ファイナリストのイタリアのトップラテンカップル、ニーノ・ランゲラ&ナタリヤ・マイジューク組が解消を発表しました。先日の東京オープンには来日して決勝入りしていたようですが、その直後の解消だったようで少なからず驚きました。昨年ぐらいから大躍進し、最近ようやくファイナルの常連となったカップルなので、なんとなくもったいないような気がします。グランドスラムファイナルで彼らの踊りを見ましたが、男性の実力がすばらしく、女性ダンサーとあまり釣り合いが取れていないように見受けられました。その辺が解消の原因の1つなのかもしれませんね。ラテンダンサーはスタンダードダンサーよりも血が熱い(?)人が多いらしく、練習ではかなり激しくけんかするカップルも多いらしいです。そのため、カップル解消の頻度もスタンダードよりずっと多いのですね~。
2009.03.17
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この週末は、金曜夕方~土曜日にかけてハンブルクにレッスンに行ってきました。私たちが教わっているスタニスラフ先生の教えている教室は、森の中にある古いヴィラを改造したとても大きなダンス教室で、3つのフロアがある大変恵まれた環境です。ただし、1990年代ごろから大きな改装は行われていないようなのでかなり老朽化しています。予算の関係でなかなか改装はできないのだそうですが、フロア3つはかなりうらやましい環境で、個人レッスンでも大きなフロアを独占することができるのです。ただし、この教室は夜中の一定の時間になると暖房設備が自動的に切られるそうで、早朝のレッスンの場合はかなり寒いのです・・・。ようやく春が近づき暖房なしでも練習できるようになってきましたが、外が氷点下で雪の日に暖房なしのフロアでレッスンを受けなければならなかった1月ごろは結構きつかったです。実はレッスンウェアの上にスキー用のフリースを着て、マフラーと手袋をしてレッスンを受けたこともあります。(苦笑)でも、体がすぐに温まってくるので、気温の低いフロアの方が私たちは気持ちよく練習できるし健康的なのではないかと思います。逆に暖房が効きすぎのフロアではすぐに汗をかいてしまうので、教室の温度は多少寒くても16度ぐらいが理想的なようですね。(ちなみに、冷房完備の教室はほぼ皆無なので、夏にたまに30度を超える日があると少しきついです)この週末はフォックストロットを中心に教えてもらいましたが、流れを壊さない動き方と、自分達の個性をどのようにして踊りに表現するか?について教えていただきました。自己表現は基礎が固まったカップルにしか教えるべきではないそうで、私達のフォックストロットもようやく技術的には形になってきたようです。ここ数ヶ月、フォックストロットの基礎ではかなり苦しんだのですが、ようやく実ってきた・・・という感じでしょうか。
2009.03.16
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ちょっと古い情報ですが、スラヴィック・クリクリヴィーとハンナ・カルトゥーネンがカップル解消したそうですね。やっぱり・・・という感じではありましたが、予想外のスピード解消に驚いている人も多いようです。アンナ・チェモドロワから聞いた話によると、解消を切り出したのはハンナの方から。スラヴィックはパートナーにあまり優しくないことで有名ですから、彼女も我慢できなかったのかもしれませんね。そうなると、スラヴィックの彼女であるアンナ・メルニコワが今後どのような行動を取るのかちょっと注目されています。私の個人的な意見としては、スラヴィックよりもステファノ・ディフィリッポの方が高い実力を持っている良いダンサーだと思うので、できればアンナ・メルニコワにはディフィリッポとのパートナーシップを今後も長く続けていってほしいものです・・・。スラヴィックがずっと以前にジョアンナ・ルーニスと組んでいたことを振り返ってみると、ジョアンナは今や世界チャンピオン。スラヴィックは度重なるカップル解消でずいぶんと時間やチャンスを無駄にしたような感じがあります。↓UK戦のときのスラヴィック・ハンナ。ハンナのドレスは彼女の大好きなルンバ風ですが、とても素敵ですね~!!
2009.03.13
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この週末は東京インターナショナルオープンが開催されましたね。ラテンの方はグランドスラムだったので多くの有名選手が参加したようです。私の友人でオーストリアチャンピオンのズファー&アンナも参加し、11位に入賞する好成績でした!!金曜日に来日した彼らとちょっとだけ東京で会う時間がありましたが、新ドレスを見せてもらいました。新ドレスは黒に赤い花柄で、こちらも石がぎっしりでとても素敵でした!!さて、グランドスラムラテンの結果は…1位 アレクセイ・シルデ&アンナ・フィルストワ(ロシア)2位 アンドレイ・ザイツェフ&アンナ・クズミンスカヤ(ロシア)3位 ゾラン・プロール&タチヤナ・ラフヴィノヴィッチ(クロアチア)4位 ユーリ・バタゲリ&ヤゴダ・ストルケリ(スロヴェニア)5位 マルティノ・ザニベラト&ミシェル・アビルドルプ(デンマーク)6位 エフゲニー・イムレコフ&エリザヴェータ・ディヴァク(ロシア)7位 ニノ・ランゲラ&ナタリヤ・マイジューク(イタリア)8位にはスマギン組、10位にかルポフ組、11位にザリポフ組(アンナ&ズファー)、13位にクルチャック組が入賞しました。デンマークのマルティノ&ミシェルの躍進振りが素晴らしいですね!!なお、スタンダードの方はグランドスラムではなかったのでトップ選手全員参加とは行かなかったようですが、 こちらも素晴らしい選手がたくさん参加したようです。1位 ベネデット・フェルージャ&クラウディア・コーラー(ドイツ)2位 アンドレア・ジジアレリ&サラ・アンドラッキオ(イタリア)3位 シモーネ・セガトリ&アンネッテ・スドル(ドイツ)4位 セルゲイ&オルガ・コノヴァルツェフ(ロシア)5位 ルカ・ブソレッティ&ティアーサ・ブーリッチ(スロベニア)6位 ヴィクトル・キシュカ&マルゴジャータ・ガーリッカ(ポーランド)個人的にはポーランドのキシュカ&ガーリッカ組は4位になっても申し分ない実力だと思うのですが・・・。それ以外の順位は順当だと思います。ただ、ノヴィコフ組がなんと最終予選ではいたいしており、準決勝にはあまりよく知らない名前がたくさん・・・これにはちょっと驚いたのですが、東京オープンをご覧になられた方がいらっしゃいましたら是非コメントをお寄せください。↓ラテン優勝のシルデ&フィルストワ組。小柄なんですね~彼女はフリンジドレスが大好きですが、このドレスは素敵なデザインだと思います。(UK戦で着用)
2009.03.08
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皆様、いつもたくさんのアクセスありがとうございます!引き続き大変忙しくしており、更新&メールの返信が遅れがちで大変申し訳ありません。土曜日にドイツに帰国いたしますので、その後は通常通りに戻ります。よろしくお願いいたします。
2009.03.03
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忙しくてなかなかブログが更新できず申し訳ありません!!日曜日に掲載されたアジアオープンの結果です。(まだ6位までしかわかりませんでした)プロフェッショナルスタンダード1位 ゴゾーリ・ベッティ組(イタリア)2位 ビゾカス・デミドワ組(アメリカ)3位 ウィルキンス・ニューベリー組(イギリス)4位 フォン・ミケッド組(アメリカ)5位 ヴィラ・コラグレコ組(イタリア)6位 クラペシュ・ニグロ組(スロヴェニア)プロフェッショナルラテン1位 マリトースキー・ルーニス組(ポーランド)2位 コッキ・ザゴルイチェンコ組(イタリア)3位 スルコフ・メリア組(ポーランド)4位 フォーミカ・レベデフ組(ドイツ)5位 ストッケブロー組(デンマーク)6位 ヴェスコヴォ・トロクジェルジ組(ハンガリー)先日のUK戦を踏まえたかのような、順当過ぎる結果ですね~。私は実際の踊りを見ていないのでなんとも言えませんが、3位のウィルキンス組の順位が高すぎることを除けばまあこんなものかな?というところです。ただし、準決勝にどの選手が食い込んできたのかがわからないので、なんとも言えませんが・・・会場にいらした方、ぜひコメントをお願いいたします!
2009.02.23
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この週末は3週間ぶりにハンブルクのスタニスラフ・マッソールド先生のところにレッスンに行って来ました!3週間間が開くとやっぱり長いですね~。とはいえ、前回教わった内容がしっかり消化できていることはほめられました。スタニスラフも人間ですから、同じことを何度教えても改善されないカップルを教えているとさすがに疲れてしまうそうです。大抵は練習不足が原因だそうです。今回もタンゴの続きをやったのですが、以前からずっと気になっていた部分を大幅に変更してもらいました。回転系が多すぎてタンゴのキャラクターが失われ、タンゴのスピード感を出せていない部分だったのですが、またまたスピードとキレがあって踊りやすいステップに変えていただき大変満足しています。だんだんとタンゴが身についてきたようで、「だんだんとタンゴらしき踊りになってきた?」と質問したら、「すごくよくなったよ!僕に習うまではタンゴを踊っていなかったからね~」と言われました。ところで、今回はレッスンとは別に衣装(ドレス&燕尾服)の話をする機会があったのですが、主人がこれまで着ていた燕尾服(日本のとあるメーカーにスポンサーしてもらった)はサイズやラインが全然合っていないことが判明!! 先生の燕尾服のジャケットを試着させてもらったところ、ラインや着用した感じがあまりに違っていて主人はかなり驚いていました。ドレスのデザインに口を挟む先生は多いのに、燕尾服についてアドバイスしていただいたのは実はこれが初めてなのです。というわけで、早速先生のスポンサーに注文することにしました。ちなみに、先生はスカートが重苦しすぎるドレスや石が下までぎちぎちについていて重々しいドレスが苦手だそうです。パートナーのクリスティーネ・デックのドレスは何年もスポンサードレスを着用していましたが、今までに2度、競技前にホールドを組んだ時点で「すぐ脱いで別のに着替えてきて!」と言った事があるのだそうです。重々しいドレスは女性の動きも遅くするし、リーダーの動きまで重たくなってしまうのだそうです。実際、クリスティーネのドレスはボリュームがあってもなくてもとても軽くて動きやすそうなドレスが多いです。特に、イヴォンヌ・シュテファンがスポンサーに付くようになってから良くなったそうです。今日クリスティーネから世界選手権で着用したピンクのドレスを受け取りましたが、ティアードでボリュームたっぷりなのにとても軽くて本当にビックリしました!週末丸ごと留守にしてしまったため、メールの返信が遅れております!ご連絡を下さった皆様、もう少々お待ちくださいませ。
2009.02.16
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プロファイナリストのジョナサン・クロスリーとリン・マリナーがカップル解消を発表しましたね。昨年の世界選手権や先日のUKにも出場していなかったので、やっぱり・・・という感じです。高い技術を持っているのでしょうけれども、メリハリがなくて見ていてあまり面白くないダンスや、ジョナサンのフロアクラフトの悪さなどが苦手で、もともとあまり好きなカップルではありませんでした。私は、技術的に弱さがあってもカリスマ性があるカップルの方が好きですし、実際私の周囲では「クロスリー組やストッケブロー組のファンです!」と言った人を見たことがありません。このカップルはイギリスのトップ選手であり、リンが世界チャンピオンだったことから毎回政治的配慮でぎりぎりファイナルに入っているというイメージが強く、「セミファイナルにもっと良い選手がいるのに・・・」と思っていました。プロフェッショナルファイナルはこれで1つ席があいたわけで、どのセミファイナリストが入り込んでくるかがとても楽しみですね。ボスコ組などはかなり有力候補だと思いますが。ヴィラ&コラグレコ組がファイナル常連になる可能性も高いと思われます。
2009.02.14
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UK戦ドレス批評最終回(?)はアマチュアスタンダード編です。プロフェッショナルスタンダードよりも全体的にセンスがよいドレスが多かったような気がしますが、アマチュアはプロよりも圧倒的に競技回数が多いため、わざわざこのために新調しなかった方も多かったみたいです。優勝したクラウディア・コーラーのドレス(左上)はイタリアのRS社の製作ですが、11月のグランドスラムファイナルで着用していたものと同じです。白のボリュームたっぷりで豪華なドレスはチャンピオンにふさわしいと思います。サラ・アンドラッキオのドレス(右上)は、スカートのラインがとても美しく、色も美しいですね。赤か暗い色のドレスが多かったサラですが、パステルカラーも良く似合うと思います。石も豪華ですし、チョーカーのデザインも個性的です。ターニャ・ケーレットのドレス(2段目左)は、ファイナリストの中では一番良く考慮されて作られていると思いました。ターニャとエマヌエルは身長差がかなりあるカップルなので、ターニャの背が低く見えないように非常に良く工夫されています。縦のラインを強調した石の貼り方、マーメードラインで低い位置から大きく広がるスカート、背中の露出を抑えているところなど、カップルバランスが良く見えるドレスは非常に好感が持てました。(しかもデザインも素敵ですね)アネッテ・スドルのドレス(2段目右)は、フロートのデザインは素敵ですが、それ以外はちょっと今ひとつだと思います。スカートが貧弱に見えますし、上半身は寸胴に見え、無駄なしわが寄っていてオーダーメードに見えません。アネッテのドレスは去年までセンスがよくてゴージャスなものが多かっただけにちょっと残念でした。スポンサーが変わったのでしょうか・・・アリーナ・バスュークのドレス(3段目左)は世界選手権、グランドスラムファイナルの時のドレスと同じものです。身長が低いので着られるデザインに限りがあるのかも知れませんが、私は彼女が着るドレスはあまり好きではありません。サラ・ディヴァイラのドレス(3段目右)は個人的には一番好きです!(私は黒いドレスが大好きなのです・・・)トップスのストレッチレースも素敵ですし、フロートのデザインも凝っていて素敵ですね。羽を使うとボリュームが出すぎてしまうことが多いですが、この程度の量だと体のラインも美しく出ますね。サラ・ディヴァイラはミルコ・ゴゾーリの彼女だそうですが、センスの良いダンサーだったんですね~♪私はこのカップルをあまりよく知らないのですが、スタニスラフ先生の話ではとても素晴らしい踊りをする実力派だそうです。
2009.02.02
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UK戦ドレス批評第三弾はアマチュアラテン編です。アマでは「フリンジ大流行」だったようで、ファイナリスト6組のうち4組までがフリンジドレスでした。偶然とはいえ、スタイルが重なるのは面白いですね~。優勝したアンナ・メルニコワのドレス(左上)は、トップスがちょっとスクール水着みたいな形なのが気になりますが、スカートのデザインは素敵だと思います。まあ、カリスマダンサーですから何を着ても許されるわけですね…。ちなみに、メルニコワのドレスを製作しているのは彼女のお母様だそうです。とても優秀なデザイナーさんだそうで、先日友人もロシアに行ったときにメルニコワさんにドレスを製作してもらったそうですが大満足だったとか・・・。アンナ・フィルストワのドレス(右上)は、今回も白でフレア+フリンジ・・・。グランドスラムファイナルでもフレア+羽の白いドレスを着ていましたが、膨張色でふっくらして見えるドレスが好きなようです。動きが出るのは良いですが、あまり身長がないのであまり似合っていないような気がします。アンナ・クズミンスカヤ(2段目左)のドレスはオーソドックスですが豪華でとても素敵なドレスだと思いました。スカートの透け感も良いですし、裾がボアになっているので美しく踊りそうですね。タチヤナ・ラフヴィノヴィッチ(2段目右)のドレスも典型的なフリンジのドレスですが、タチヤナはフリンジが好きですね~。小柄でちょっと男性的なイメージなので、彼女には似合っていると思います。ヤゴーダ・ストルケリ(3段目左)のドレスはラインも美しく、色のコンビネーションも美しくてスタイル良く見え、とても素晴らしいドレスだと思います。ミシェル・アビルドルプ(3段目右)のドレスはちょっとギリシャ風ですが、スタイルの良い彼女に良く似合っていて、髪形もマッチしていて素敵です。白&ゴールドの組み合わせが肌や髪の色に合っていますね。このようなフリンジドレスは太めに見えそうですが、ミシェルはスタイルも良くて割と大柄なので格好よく着こなせるのだと思います。自分に似合うドレスと自分が着たいドレスは違う・・・と言いますが、アマチュアのファイナリストたちは自分に合うドレスのスタイルをよく理解している人が多いような気がします。(少なくとも一部のプロフェッショナルが着用しているドレスほど違和感がありません)規定が厳しいことも一つの理由となっているとは思いますが・・・
2009.01.31
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クリスマスシーズンなので、クリスマスカラーにしてもらいました!とはいえ、私はグリーンが嫌いなので赤・黒・ゴールドの3色です。黒のジェル、赤とゴールドがかかったラメグリッター、そしてゴールドのジェルで縁取りしてもらい、石はライトトパーズのスワロフスキをのせてもらいました。ちなみに、手の下に写っているのはアドベントクランツです。本物のもみの木でできていて、4本のろうそくが立っています。待降節はクリスマスイブまでに4回ありますが、1週ごとに火をつけるろうそくの数が増えていきます。(今週は2本)お花屋さんで売られていますが、毎年いろいろなデザインのものが出るのがとても楽しいです。次回は年越しネイルですね!(笑)
2008.12.09
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そういえば、先週競技会の2日前にネイルサロンに行きました!前々からネイルデザイナーのアンジェラさんに「10月は競技会があるの~。ドレスの色は黒&ゴールドとアイボリー&黒の2着なので、両方に合うデザインがいいんだけれど・・・」と伝えてありました。アンジェラさんはホワイト、ブラック、ゴールドの3色を全部入れたデザインをいくつか考えておいて下さったので、そのうち最も爪が長く見えそうなデザインを選びました。黒い三日月を半分にしたような柄がゴールドで縁取りされていて、その周りは白いジェル&グリッターです。三日月の形に沿ってクリスタルABのストーン(SS6サイズとSS12サイズ)で緩やかなカーブのラインを描いてもらいました。ジェルネイルなのでぶつかっても石が落ちたりする心配はなしです!ちなみに、土曜日の競技会ではA級戦で5月に製作した黒&ゴールドのティアードドレスを、S級戦ではクリスティーネ・クライン・ファッション(オクサナ&フランコの衣装を製作)で製作したばかりの新しいアイボリー&黒のドレスを着ました。どちらのドレスも大好評だったのでとてもうれしかったです!!↓どちらかというとアイボリー&黒のドレスに合うデザインですね。
2008.10.21
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私は昔へたくそながらちょっとバレエをやっていたので、バレエを見るのが大好きです。日本には世界中のトップクラスのバレエ団が来日公演にやってくるので大変恵まれた環境だと思います。私も日本に住んでいた頃は頻繁にバレエ公演に足を運んでいました!サンクトペテルブルクのマリンスキーバレエ団は私が最も好きなバレエ団ですが、3~4年に一度は私の住む街に公演に来てくれます。マリンスキーバレエが来るときは欠かさず見に行っていますが、今年も行って来ました!ハンブルクから帰ってきてそのまま劇場に行ったのでちょっときつかったですが・・・やっぱり行ってよかったです!今回見た演目は「海賊」。全幕上演されることがめったにないバレエですが、親しみやすく聞き覚えのある曲が多い音楽、美しい踊りをたっぷり堪能できる数々のシーン、わかりやすいストーリーが大変良かったです。主役を踊ったのはヴィクトリア・テリョーシキナ、ダニーラ・コルスンツェフ、アントン・コルサコフ。3人とも確かな技術と高い表現力で大変素晴らしい踊りでした。特にヴィクトリア・テリョーシキナの脚の強さには目を見張るばかりで、男性なみのジャンプ力!しかも体は大変柔軟で、グラン・ジュテでは200度くらい開脚しているように見えました。テリョーシキナの踊る海賊の映像は見つからなかったのですが、グラン・パ・クラシックの映像を見つけました(日本公演のようです)。パートナーはアントン・コルサコフですが、特に後半で超絶技巧が堪能できます!↓カーテンコールにて。携帯で撮影したのであまりいい写真ではありません・・・
2008.10.07
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実は私はネイルアート好きで3週間に一度はサロンに通っているのですが、私のネイル好きを知る友人から「是非掲載してほしい!」との依頼がありましたので掲載します。こちらではアクリルネイルは少なく、3Dアートもありません。サロンに通っている人の大半がシンプルなフレンチネイルをオーダーするそうですが、私は毎回いろいろなアートをやってもらっています。ネイルデザイナーのアンジェラさんは自宅の1室を改造してサロンを経営されているので価格もリーズナブル。技術も確かで、この長さにもかかわらず今までにジェルが割れて落ちたことはありません!競技会があるときはドレスの色に合わせるのですが、ここしばらくは出場しないので、秋らしいこげ茶、茶色、白にゴールドのラインを入れたシンプルなアートを描いてもらい、角にシトリンABの石を貼ってもらいました。残念ながらサロンではアクリルの石しか扱っていないので毎回自分の石を持ち込んでいますが、前のアートを落として形を整え、リフィル&アート10本で4600円はかなりお得なのではないかと思います。
2008.10.01
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久々のバレエネタです。英国ロイヤルバレエ団のトップバレリーナ、アリーナ・コジョカルは日本にも何度も来日しているので、バレエがお好きな方はきっとよくご存知だと思います。アリーナはルーマニア人で、ウクライナのキエフ・バレエ学校を経てイギリスのロイヤル・バレエ学校に入学。私はアリーナがローザンヌ国際バレエコンクールで賞を取った頃から注目していたのですが、ロイヤルバレエに入団してたった2年後の19歳でトップに上りつめた脅威的な出世ぶりからも、彼女がいかにカリスマ的で素晴らしいダンサーなのかが伺えますね。ダンスの世界でもバレエの世界でも同じですが、努力で技術は身に付いても、カリスマ性だけは天性のものなのだと思います。ローザンヌコンクールでチャイコフスキー・パ・ド・ドゥのバリエーションを踊る15歳のアリーナは こちらでご覧いただけます。まだまだ技術が粗いですが、素晴しい原石と言ったところでしょうか。そして、10年後、25歳になったアリーナの同じバリエーションはこちらです。本当に素晴しいダンサーに成長したことがはっきりとわかりますね!また、アリーナは技術だけでなく演技派バレリーナとして有名ですが、こちらでマクミラン振付のバレエ「マイヤーリンク」の映像をご覧いただくことができます。オーストリア皇太子ルドルフ(皇后エリーザベトの息子)と16歳の愛人マリー・ヴェッツェラが心中する時のパ・ド・ドゥで、複雑なリフトが続き、また大変な演技力と表現力が要求される踊りです。もうすぐ死のうとしている二人の狂気や哀しみが伝わってくる激しい踊りですね~。リストの超絶技巧練習曲11番という選曲も秀逸です。ところで、この「マイヤーリンク」、めったに上演されることがないようですが、大変に素晴しい作品です。ただし、ルドルフ皇太子とマリー・ヴェッツェラの心中については異論もあり、他殺説もあるようですね。(WIKIのルドルフ皇太子の記事参照)↓「ジゼル」を踊るアリーナ
2008.04.05
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バレエネタです昨年末に出張で日本に帰国した折、時差ぼけで眠れなくて夜中までテレビを見ていたのですが、たまたまBSハイビジョンで放送していたのが「ボリショイバレエ団&マリンスキーバレエ団合同ガラ公演」でした。どの出演者も素晴らしい実力でしたが、そのなかで特に印象に残ったのが「パリの炎」を踊ったナタリヤ・オシポワ。男性なみのジャンプ力、驚異的な回転(名作漫画「スワン」のラリサもびっくり!)、信じられないほどのバランス、そして昨今のダンサーに不可欠な柔軟性のすべてを持っているバレリーナでした。全幕ものではないし、ましてやテレビなので演技力や表現力はあまり伝わってこない。そうなるとやっぱり高い技術はたいへん目をひきます。ナタリヤの踊るドンキホーテ1幕の映像はこちらでご覧いただけます。ジャンプの高さに度肝を抜かれます!(でもなんとなく膝に悪そう・・・)ドンキホーテ3幕のグランフェッテ(32回転)の映像です。アンコールでもう一度繰り返しています。しかもダブルどころかトリプルも取り入れていて、スピードもあります!17歳の時のナタリヤが踊る「エスメラルダ」の映像はこちらです。とても17歳が踊っているとは思えませんね~。彼女はボリショイバレエ学校を卒業してボリショイに入団していますが、典型的なボリショイバレリーナだと思います。ボリショイには力強くて迫力のあるバレリーナがそろっていますが、その中でもナタリヤは絶品だと思います。↓グラン・ジュテを飛ぶナタリヤ。信じられない高さで飛んでます!!
2008.02.14
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本日もバレエネタです。ロシア、サンクトペテルブルクのマリンスキーバレエ団は、素晴らしい女性ダンサーたちがそろっていることで有名です。その秘密はバレエ団に付属しているワガノワバレエ学校にあるそうで、ダンサーの大半はワガノワの出身です。私の16年来のロシア人の友人もワガノワバレエ学校を卒業してマリンスキーバレエ団に入団し、コリフェ(脇役ソロを任せられるソリスト)としてがんばっています。最近私は去年ごろから活躍しているソリストのアリーナ・ソーモワに注目しています。しなやかな手足の柔軟性が素晴らしい大変な美人で、舞台に出てくるだけでとにかく華があります。技術や演技力、表現力を持ったバレリーナは多いですが、華やかさだけは天性のものなのだそうです。そのアリーナが眠れる森の美女のローズ・アダージオを踊る映像はこちらでご覧いただけます。素晴らしいバランスと200度ぐらい開く脚に注目です!オーロラ姫はあまり強い個性を持たないお姫様の役なので、天性の華やかさを持っていないとはまり役にはならないのだそうです。(オーロラをはまり役としたのは、70年代に活躍したキーロフバレエ団のイリーナ・コルパコワや80年代に活躍したボリショイバレエ団のリュドミラ・セメニャカなどで、いずれも舞台に出てくるだけでピンク色?のオーラを持っています)また、アリーナのドキュメンタリー映像はこちらです。(全部ロシア語ですが、白鳥の湖を踊る彼女を見ることができます。美しい!!)アリーナを見ていると、90年代初頭にキーロフバレエ(現マリンスキーバレエ)で活躍した愛らしいバレリーナ、ラリッサ・レジュニナを思い出します。90年代半ばに退団してオランダの小さなバレエ団に移籍して以来、彼女の噂はほとんど聞かれません。マリンスキーバレエ団の友人に退団理由を聞いたところ、当時の芸術監督とそりが合わずにかなり大きなトラブルになって辞めたのだとか・・・。でも、時代は変わって芸術監督も変わりましたし、アリーナにはマリンスキーバレエ団でキャリアを築いていってほしいと思います。↓チャイコフスキー・パ・ド・ドゥを踊るアリーナ
2008.02.11
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今日は素敵な映像を見つけてしまったので、バレエネタです。マルセル・プルーストの長編小説、「失われた時を求めて」は日本の源氏物語とも比較されるフランス文学の傑作です。実は高校時代に読破しようとして挫折した経験があります。orz源氏物語の漫画版「あさきゆめみし」みたいに誰かが漫画にしてくれれば軽く読めるのに!と嘆いたものです。ラッキーなことに、バレエ界の巨匠ローラン・プティが80年代にこの小説を題材にしたバレエ、「プルースト 失われた時を求めて」を発表。私自身は90年代にマルセイユ・バレエ団の公演を見に行って何とか内容を理解することができたのでした。このバレエのすごいところは、まるでオムニバスの演劇を見ているような豊かな表現力を持った作品に仕上がっていることで、ひとつひとつの情景が大変印象的です。そして選曲がとにかく最高で、プルーストの風景にぴったりと溶け込んでいるのです。また、プティらしい感覚的で美的な振付は、何度見ても引き込まれてしまいます。私はいろいろなバレエ公演を見ましたが、10年以上も前に見た「プルースト」は一番強く印象に残っている作品かもしれません。なかなか上演されないのがたいへん残念です。昨年、世界最高峰のバレエ団であるパリ・オペラ座バレエ団でこの作品が録画されたそうで、偶然にも映像を見つけることができました。初演時にキャスティングされていたドミニク・カルフーニとデニス・ガニオの息子であるマチュー・ガニオが主役として出演していて、世代交代を感じさせますね。トレーラー「捕らえ難いものに直面したシャルリュス男爵」の映像シャルリュス男爵役のマニュエル・ルグリが元気そうでうれしいです。素晴らしい演技力!「モレルとサン・ルー または天使の戦い」の映像 同性愛をテーマとしているので、ちょっとドッキリするかも知れませんが、本当に美しい音楽&振付です!マチュー・ガニオは繊細な雰囲気のダンサーなので、サン・ルー役にぴったりだと思います。「囚われの女 - 眠る彼女を見つめて」の映像以前にもリンクした、ルシア・ラカッラ(マルセイユバレエ)の映像しか見つかりませんでしたので再度リンクします。この作品中でもっとも有名な踊りで、ガラ公演などでもよく踊られます。1月にDVDで発売されたようですね。買うぞ~!!↓天使の戦いを踊るマチュー・ガニオとステファン・ブイヨン(二人ともカッコイイですねー!)
2008.02.07
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ダンスを始める前まではずっとバレエをやっていた私ですが、ロシアからアメリカに亡命した名ダンサー、ミハイル・バリシニコフの大ファンです。名作映画「愛と喝采の日々」を覚えている方もきっと多いと思われます。モダンダンスのバレエカンパニー、ホワイトオーク・プロジェクトの時代に一度だけ舞台で踊る生にバリシニコフを見たことがあります。当時の彼は既に50歳間近。ジャンプや回転などの超絶技巧を見せることはありませんでしたが、ひとつひとつの動きの丁寧さ、完璧さ、そして動きのダイナミックさは少しも変わっていなくて、とにかく舞台に出てくるだけで大変なオーラを放っていたのを覚えています。ロシアからアメリカに亡命したダンサーという、バリシニコフ自身の姿を描いたかのような映画「ホワイトナイツ」。ストーリー自体はちょっと安っぽいのですが、とにかくダンスシーンが素晴らしかったです。今は亡き名タップダンサー、グレゴリー・ハインズと一緒に踊るシーンは本当に圧巻で、録画したビデオテープが擦り切れそうになるまで何度も何度も同じシーンを見たものです。同じ振付を踊るタップダンサーとバレエダンサーの踊り方の違いもとても興味深く、とにかく二人がカッコイイのです!!お金を賭けてバリシニコフが11回のピルエットを回るシーンはこちらです。このときバリシニコフはバレエシューズではなく普通の靴を履いているんですよね。信じられません。今でこそピルエットをくるくる回るバレエダンサーは増えましたが、まるでフィギュアスケートのように、これだけのスピードと安定感で回れるダンサーは他にはいないのでは?と思います。↓「ドン・キホーテ」を踊る若い頃のバリシニコフ
2008.01.29
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今日はまたまたバレエネタです。私はサンクトペテルブルクのマリンスキーバレエ団から数年前にボリショイ・バレエに移籍した素晴しいバレリーナ、スヴェトラーナ・ザハロワの大ファンです。当時まだザハロワがマリンスキーバレエ団に在籍していた頃に私の住む街にやってきたのですが、そのときの「白鳥の湖」を見たのが彼女との出会いでした。ザハロワは素晴しく柔軟な体、完璧な体型、美しい表情と豊かな表現力を持っていて、バレリーナに必要とされる全てを兼ね備えていると思います。そして、モダンとクラシックのどちらを踊っても本当に品があります。こちらでは彼女が踊るジゼルの映像がご覧いただけます。叙情的で素晴しく、まるで体に羽でもついているかのようです。また、こちらではフォーサイスのモダンバレエ、「In the Middle Somewhat Elevated」を踊る彼女がごらんいただけますが、超絶技巧を軽々とこなしていますね!そしておなじみのグランフェッテの映像はこちらです(ドン・キホーテより)それにしても、ザハロワに限らずロシアのバレリーナは本当に脚が長いです。脚をまっすぐ上に上げると頭から30センチぐらい出るのでは?私はダンスを始めるまではずっとバレエをやっていましたが、残念ながら柔軟性もなく美しい脚ももっていなかったので何年やってもへたっぴのままでした。たとえ私の足が180度上に上がったとしても、絶対に頭の上には出ないような???スタンダードドレスは丈が長いので美しくない脚のラインを見せなくてすんでとても助かっています。↓「ドン・キホーテ」を踊るザハロワ。美しい脚ですね~
2008.01.11
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年末ですね~。大掃除で家が埃っぽいです。(苦笑)さて、ダンスネタを探している時間がなかったので、今日はバレエについて触れてみたいと思います。ダンスを踊られる方にはバレエやフィギュアスケートもお好きな方が多いのではないでしょうか?実は私も大のバレエファンで、ダンスを始めるまではたくさんのバレエ公演を見に行っていました。日本にはたくさんの素晴らしいバレエ団が来日公演でやってきますが、こちらでは残念ながらそうも行きません。実は、大好きなサンクトペテルブルクのマリンスキーバレエを見るために飛行機まで使って行ったこともあるのです・・・。ただ、ヨーロッパはどの街にもオペラハウス所属のバレエ団があるので、いろいろな演目を安価な値段で見ることはできます。数年に一度はボリショイ、マリンスキー、東京バレエなどトップクラスのバレエ団が公演にやって来ます。特に東京バレエ団のレベルの高さは素晴らしく、「ボレロ」では毎回スタンディングオベーションになります。私はクラシックバレエも好きですが、クラシックとモダンの中間にあたるいわゆる「ネオクラシック」のバレエ作品が特に好きです。超絶技巧だけにこだわらない、ドラマのあるバレエは何度も繰り返し見たくなります。お気に入りの作品のひとつが、ローラン・プティ作の「プルースト」です。ガラ公演などでもよく踊られるパ・ド・ドゥ「眠る女を見つめて」の映像はこちらでご覧いただけます。ストーリー、音楽、振付のどれをとっても本当に素晴らしい作品です。眠る女の役を踊るルシア・ラカッラの信じられないほど美しい脚のラインに注目です!↓ルシア・ラカッラとシリル・ピエール(マルセイユバレエ団、当時)
2007.12.29
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