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深夜の出来事

昨日も遅番＋残業で帰宅は深夜４時でした。車で家に帰る途中に道路に落ちていたビニールの紐が後ろに車軸に巻きつてしまったので、駐車場でそれを取っていました。しかし手が届かなくって取り難かったので、車にたまたま置いてあった富士山登山記念の木の棒を使って取っていました。すると突然何かの明かりが私の車を照らしました。こんな深夜に何だ？？まさか車上あらし？？どうしよう？？少し不安になりましたが、棒を持って車の陰に隠れました。じっと潜んで様子を見ていたのですが、私の車に近づいてきます。私の心臓はバクバク。どうするか。出て行って追いやるか、荒らし始めたあとに捕まえるか。しかし最近では凶悪な人が多いので、下手に動くと返り討ちに・・。携帯はまだ車の中。本当に困った。相手はどんどん近づいてくる。そして突然そいつが喋った「誰だ、そこにいるのは？」と。私はどうしようと思った。返事をしようにもなぜか声が出ない。汗はだらだら出てくる。相手が持ってると思われる懐中電灯の光が私の居る場所を探しています。そしてその直後に無線機で応援を呼ぶ声が・・・。「ん？？」「あれ？」もしかして警察官？？私は安心して車の陰から身体を出しました。しかし手には富士山登山の棒を持っていたので今度は警官がビックリ。相手も警棒みたいなものを持ち私を威嚇。「げ、やばい。何か勘違いされてる」。すぐに私は棒を下に置いて「この車は私のです」と答えた。その直後に応援に来た警官も来て念のために身体検査をされました。財布から免許証をだしてここの住人で車の持ち主である事を証明。絡まった紐を取ろうとしていた事も説明。やっと納得してくれました。そしてお互いに安堵。そしてお互いに笑いました。そのあと絡まってる紐を取る間、お巡りさんが懐中電灯で照らしていてくれました。なんと優しい人でしょう。お礼を言うと、引き続きパトロールに行ってしまいました。ちゃんと深夜も巡回してくれてるんですね。一時期は何かと警官の不祥事が続きましたが、本当は真面目な警察官の方が多いのでしょうね。良いお巡りさんのいる管轄に住んでいて良かったとおもいます。