メルボルンの日本人

2020/07/12
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久しぶりに見たバック・トゥ・ザ・フューチャーが
とっても良かったので、それに気をよくした私は
ネットフリックスで「ダーティー・ダンシング」を探してみた。

これはオーストラリアでも日本でも大ヒットだったが、
私はまだちゃんと見ていない。
当時、パトリック・スウェイジの良さがあんまりわからなかったんだよ。

今見たら、「うううう。美しいいいい。」と思えるけどな。
特に踊っている時!
クラシカルバレエをもともとちゃんとやっていた人で、
優雅さに加えてワイルドさがあり、
バレエにありがちなナヨナヨさ(ごめん)がなく、
カッコいいなあ、と惚れ惚れする。

で、代わりに出たのが「グリース」。
おおこれも好きな映画!
早速見てみることに。

この映画もオーストラリアでもアメリカでも日本でも大ヒットだった。
なんせ、ヒロイン役はオーストラリアが誇るオリビア・ニュートン=ジョンですもの。
杏里様の名曲、「オリビアを聴きながら」のオリビアとはズバリ彼女のことである。

ピュアで初々しいサンディのみずみずしい可愛らしさ。
澄んだよく通る美しい歌声。
ほんと、オリビアちゃわ~ん
って、なっちゃうぐらいきゃっわいいんである。
これ、驚くべきことに、
この映画の撮影時、オリビアはなんと30歳だったんである。
ひえ~!こんなかわいい30歳知らんわ!!

ヒーローはジョン・トラボルタ。
青い人懐っこい瞳でコミカルだけどすごいハンサム。
踊りが、「サタデー・ナイト・フィーバー」同様、圧巻。
今では変なおじさん(カツラやばいし変な宗教にハマってる)になってしまったが…。

衣装も曲もいいな~。
あ、この俳優さんは後にジャンキーになって野垂れ死にしてしまった人や。
などと、いらんことなんかも考えながら楽しく拝見しておりました。
それと、「学校をすぐやめてしまわないで、頑張りなよ。世間のほうが大変なんだよ。」
というなかなかいいメッセージが込められていたり。

そして、衝撃の最後。純真無垢な少女だったサンディが、
大人のイカした女(かなりケバい)に生まれ変わるところ。
いや、その化けっぷりはすごい。
あのピッチピチのパンツは圧巻。
みんなビックリ、そして彼女のいい女っぷりに心酔する。

・・・なんだけどさ。
ちょっと引っかかったんですよ。

サンディは、なんでこんな風に変わろうと思ったのかなぁと。

彼氏に喜んでもらうため?
それとも自分がそうなりたいと思ったから?
前の純真無垢なサンディのどこが悪いのか?

と、色々なモヤモヤが。

若い人が「早く大人になりたい」と大人っぽさを求めて
生き急ぐというのはよくある。
私もそうだった。
でも、いつかはみんな大人になる(死ななかったらだけどさ)。
子供でいる時間というのはとても短くて、一瞬で、
大人になってしまったらもうそれは一生だから、
子供のころは子供らしさを楽しんだらいいんじゃないかな、
と、大人気の不朽の名作と言われる映画を
心から楽しむんじゃなくて、
おばはんのいらん心配みたいなよーなことばっかり考えてしまいました。

余計なことばっかり考えちゃって。
ああ、年取るって、いやだわね。





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最終更新日  2020/07/12 06:15:21 AM
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