2006年03月28日
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   いつだってできるだけのことをすればいいんだ。」

「物事はそれぞれの立場でごく普通に違うものだよ。
違いを正すために戦うことだけが大切なのではなく、
違うということを知りぬき違う人々の存在理由を知るのが1番大事。」

「頭に血が上らないような心も体も力を抜いてお花みたいに生きてね。
それは権利なの。
いつも怒鳴ったり怒ったりしているっていうのは結局人を頼りにしているの」

「会話のひとつひとつが貴重なもので、この時間が奇跡的にここにある」


ああ、ばななさんの小説だな。

根っこのところでは強いけれど、とてもとても繊細な心をもった、
繊細な生き方の登場人物たち。
深くて、静かで。


家族を失った主人公が、出会って恋をした男性の心の傷に触れていく物語・・・。


深い悲しみを背負ったとほうもなく優しい人がいっぱいでてきます。

「ほんとうに人を好きになるということが、今、はじまろうとしていた。」
なんて一文にぐぐっとくる、真剣勝負の恋愛小説でもありました。
人を本気で好きになるということ。
それって。
相手の心の奥底、過去、ひっそりと沈んでいるような部分も受け入れるということ。


深い悲しみ。
幼少期に親の愛情をどう受けるかによって、人生はいかようにも変わってしまう・・・。
(そしてそれぞれが違う幼少期を背負った大人が集まってこの社会を形成している。 それを日々の生活や職場でも実感する今日この頃・・・)


ばななさんの小説を読むと、いつも、大切な人と真剣勝負で向きあいたくなる。
自分の生活を、人生を丁寧に大切に穏やかに送りたくなる。
毎日の生活のなかで埋もれてしまっているものを、今回も掘り起こしてもらった。







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最終更新日  2006年03月28日 18時57分37秒
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