北の浪漫人

北の浪漫人

農を業として取り組みはじめたのは?


読まれた方は、よく中身がわからないのではないかと手前味噌にようやく気づき、今日は、農を業としてはじめた考え方にちょっと触れたいと思います。
私の生業は、商人です。祖父・祖母・父は滋賀県の生まれで、大正時代に行商で内地と北海道を行き来しながら商売をし、美深町を定住の地と定めてわらじを脱いだそうです。
それ以来、80年を超える間、3代にわたり地域の方々にお世話になっています。
3代目の名に恥じぬよう、妻と一緒に3人の息子の成長のため、私も30年以上走り回る毎日でした。(三方よしの精神=近江商人の端くれと自負しています。)

『農』に大きな魅力を感じたのは、2~3年前のころからです。
相馬 暁 農学博士との出会いは、それを決定付けました。
相馬先生は『2020年農業が輝く』と未来予想をされ、輝く農業のため、今、何から取り組むべきかさまざまな提案・提言・提唱と実践を通して、その想いを次の世代のものに託されました。

一方では、農業に従事している方々の側から、また一方では、消費者の側から、そして商業者の側から、農業が地域全体の力を再生・回復する大きな原動力になることを、自らの行動をもって示したい。
そんな想いの結実が、仲間と進めている【びふか『食』ふぉーらむ】の企画運営であり、畑の中に立つ私となりました。

地域のなかで、家庭菜園をされる方はずいぶん多いと思います。とても歓迎されることですが、それらの方々が一歩進んで、経済活動として取り組むシステムを作るのが私の大きな目的です。

どんなに小さな規模であっても、農を業として取り組む仕組み創りは、結果として地域の所得のアップを産み、経済面から地域の元気が創られます。健康面でも、笑顔と元気が増進され、心の元気回復に大きく貢献すると考えています。

お金の元気、身体の元気、心の元気、この3つの元気が、地域を大きく変えていく源になる=地域の元気を産み出す第1歩であると考え、畑作りを通してシステム作りの基礎データーを集めています。いづれデーターを公表し、賛同者を募ることとします。

“われに支点を与えよ。しからば地球を動かしてみせよう”といったアルキメデス。
かの有名なマルチ学者のお名前を拝借し、農場の銘々をしました。
まず、行動・実践をすること⇒歩き出す
歩き出せば、結果はおのずと出てくる⇒自然と芽を出す
『みんなの元気を支点に、大きく地域を動かしてみましょう!』という想いがこもっています。

ふぁーむ 歩き芽出す (アルキメデス)



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