家族がリビングのドアが開かなくなったと大騒ぎ。
うちのリビングはドアノブで開閉する開き戸なんですが、
ドアノブを回してもドアが開かない。
どうやらドアノブを回してもひっかりなく、
ドアラッチが引っ込まなくなってしまったようです。
こうなると、部屋の外からも内からも開けられません。
カードか何かをドアの隙間に突っ込んで、無理やりラッチを押し込み、
ドアを開けたような記憶がありますが、
また閉めてしまうと元の木阿弥なので、早速応急処置しました。
ラッチ受けにラッチが引っ掛からなければとりあえずいいわけなので、
ラッチ受けに紙を埋め込みテープで蓋をしてしまいます。
とりあえずは、これでラッチが引っ掛かることはなくなり、ドアが開かなくなることはないので、
応急処置としてはこれで良しとしました。
ただ、このままというわけにはいきませんので、
どこが壊れているのかを調べることにしました。
中の部品が外れているとか、そんなレベルだといいんだが。。。
分解しようとしたのですが、ラッチ機構だけ外すことはできないつくりで、
ハンドル土台ごと外していかないとダメでした。
また、いざ取り外しをすすめると、
今度はプラスねじの頭をなめてしまってねじが外せないという、トラブルが発生。
なんやかんや、いろいろな工夫の結果、ねじを外すことに成功しましたが、
本件で大変だったのはこちらのほうかも(笑)
この件は本題ではないのでまた別に書こうかと思います。
いやあ、ねじなめの後始末は本当に面倒でした。後悔先に立たずです。
皆さん気をつけましょう(笑)
話し戻して、ねじが外れたので、やっとハンドルが外せます。
内外のハンドルを引き抜いても、ラッチ機構は外れません。
ドアノブの取り付け土台も外さないとダメでした。
今度は、ドアノブの取り付け土台には外目にはねじがなく、
どこから外すのかがわかりません。
色色触ってみた結果、土台の下部に薄い切れ込みか作られているのを見つけました。
そこにマイナスドライバを突っ込んで、
引き離すことで表面カバーが外れました。
うまく作られているものです。
表面カバーの内部の部品は、ねじ止めされていたので、これを外して、
今度こそラッチ機構の取り外しです。
ラッチ機構自体は、ドアの穴から引き出すことで取り出せました。
これは鋳物のような部品ですが、ひびが入っていました。
内部的にドアノブの回転をラッチの引き込みに変換する部分が、
壊れてしまった模様です。
家の中でも利用度が高いドアですから、ここが最初に壊れたのは妥当といえなくもないけれど、
15年程度で割れるというのは耐久性としてどうなんでしょうね。
割れてしまっているので、交換部品を手に入れるしかありません。
部品に書かれた部品番号と思われるものを手掛かりに、ネットで検索しました。
TW・X-51
どうやらすでに廃盤となっているようですが、互換品が見つかりました。
古代 KODAI ラッチのみ TXS-51 空錠用 チューブラ錠 長沢製作所
送料込みでも2000円しない部品でよかったです。
どうも機能的にも改良されているようで、
ラッチ破損時にロックが引っ込む、閉じ込め防止構造
になったとのこと。
まあ、確かめようはないわけですが、
確かに今回みたいにドアが開かなくなるというのは、
そもそもの作りとして問題ではありますよね。
さて、交換部品はネット注文し、数日で到着しました。
組み立ては取り外しと逆の手順で問題ありません。
ドアノブを回すとラッチが引き込むことを確認しながらの取り付けです。
無事に修理完了しました。
すっきりしましたが、なかなか大変でした。
おしまい
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