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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2013.07.28
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 こういうものが商品として市場に出回るのは、如何なものかと感じた。
 そう感じながらも、結局本著を購入し、読み終えた今、
 本著が社会に提供した情報価値は、かなり高いものだったと思っている。

 テレビのニュースや新聞でも、ひょっとしたら報道していたのかも知れない。
 テレビのワイドショーや週刊誌なら、なおさら。
 しかし、こうやって、専門家・当事者の立場から、
 冷静・客観的に事実を淡々と記述されると、また違った印象を受ける。

   ***

被告人は、平成13年6月8日の池田小事件以前に、次のような犯罪を犯している。

  ここでは本件犯行以外の記録に残されている犯罪歴を再掲する。
  しかし宅間守はこれら以外の多数の犯罪行為について鑑定時に述べている。
  診療録等にその一部が記載されていることなどから、ほぼ事実と考えられる。
  それらは後に検討する。

  1.昭和60年11月10日強かんで検挙(昭和61年7月31日大阪地方裁判所 懲役3年)
    強かんは昭和59年11月21日。
  2.昭和60年8月19日傷害で検挙(起訴猶予)
    JR新大阪駅前でタクシー運転手に暴力。
  3.平成2年2月1日航空法違反で検挙(起訴猶予)
    ヤクザに追われて伊丹空港に逃げ込んだ。
  4.平成2年5月13日傷害で検挙(罰金5万円)
    平成2年5月10日駐車場において男性の顔面を手拳で殴打。
  5.平成5年9月2日強かんで検挙(不起訴)
    テレクラで知り合った女性と性交渉を持ったが金を払わなかったと告訴された。
  6.平成9年8月13日傷害で検挙(不送致)
    同じマンションの住人に暴行・傷害。
  7.平成10年8月13日傷害で検挙(罰金15万円)
    同日××職業安定所で3番目の妻I子に対し、手拳で殴打。
  8.平成11年3月14日傷害で検挙(起訴猶予)
    平成11年3月12日当時勤務していた××小学校で精神安定剤を炊飯器の米飯に入れ、
    入院を要する薬物中毒を教師4人に負わせた。
  9.平成11年9月8日住居侵入・器物損壊で検挙。(起訴猶予)
    平成11年9月7日かつて養子縁組をしたM子宅の風呂場ガラス戸を角材で叩き割った。
  10.平成11年11月24日器物損壊(不送致)
    交通トラブルから喧嘩。
  11.平成12年10月14日傷害で検挙(本件犯行とともに起訴)
    ××ホテルの正面玄関で、運転中のタクシーの逆走を注意したホテルドアマンに頭突きし、
    手拳で殴打し、暴行・傷害。
  12.平成13年2月1日暴行で検挙(本県犯行とともに起訴)
    交通トラブルで暴行。
  13.平成13年5月8日器物損壊(本件とともに起訴)
    5台の車のタイヤ13本をアイスピックで突き刺してパンク。(p.89)

冒頭にあるように、これ以外にも多数の犯罪行為、迷惑行為、トラブルを起こしている。
このような状況の人間が、普通に町中で生活をしているという事実に、
ごく平凡な一般人は、衝撃を受けずにおれない。
また、彼の職歴についても、ある意味、驚きを禁じ得ない。

  ある程度長く勤め得た仕事は二つしかなかった。
  航空自衛隊(昭和56年11月15日~同58年2月10日)は、
  ××県青少年保護育成条例違反をきっかけに依願退職した。
  市バス運転手、クリーンセンター、小学校用務員と
  異動した××市役所(平成5年7月1日~同11年4月12日)は、
  ××小学校薬物混入事件で分限処分となった。
  他の職は、トラック運転手、タクシー運転手などで、
  記録に残っているだけでも15ヵ所ほどあるが、いずれも数ヵ月以内であった。
  退職理由は、自ら退職とか無断欠勤のまま退職ばかりではなかった。
  警察沙汰や逮捕をきっかけに解雇、スピードの出しすぎなどのクレームがあり退職勧告、
  客からの苦情や同僚に怒鳴るなどがあり解雇処分、
  現場からのクレームで解雇、さらに偽の診断書を提出したこともあった。(p.87)

さらに、彼の結婚歴、養子縁組にも驚かされる。

  1番目の妻S子とは、平成2年6月14日入籍、同年9月25日離婚。
  離婚訴訟となり宅間守は和解金120万円を得た。
  2番目の妻K子とは、平成2年10月12日入籍、同6年9月21日離婚。
  そのときは円満な離婚であった。
  M子と養子縁組したのは、平成7月11月27日であり、同9年1月17日離縁。
  そのときは円満な離縁であった。
  3番目の妻I子とは、平成9年3月30日入籍、同10年6月5日離婚。
  離婚調停で200万円の和解金を得た。
  しかし同11年12月24日離婚調停無効確認訴訟を起こした。
  4番目の妻H子とは、平成10年10月18日入籍、同11年3月31日離婚。
  これらだけから異性関係を語ることはできないが、
  ただ比較的期間を置かずに次の結婚や養子縁組をしているという印象がある。(p.88)

ものごとへの拘りが大変強く、特に女性や金銭への執着は想像を絶する。
そこに、妄想癖や衝動を抑えきれない性向が一体となり、
さらに、事件直前には、かなり自暴自棄な状況となっていた。
この事件を食い止めるには、どの段階で何をすることが最善だったのだろう。





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Last updated  2013.07.28 10:25:38
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