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kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2017.01.07
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カテゴリ: 経済・ビジネス
​ 岩崎弥太郎と弟の弥之助、
 そして、弥太郎の嫡男・久弥と、弥之助の嫡男・小弥太。
 幕末から明治、大正、昭和という激動の時代を、
 三菱の看板を背負い、生きた4人の男たちを描いた一冊。

 と言いながら、その紙幅の半分は弥太郎の記述に費やされており、
 残されたうちの半分で弥之助を、
 もう半分で、久弥と小弥太を描いている。
 タイトル通り、弥太郎メインの一冊である。

   ***

「第1章 竜馬を支えた商売の天才、岩崎弥太郎」では、
土佐の地下浪人の家柄に生まれた弥太郎が、
長崎の土佐商会主任となって、そこで坂本龍馬に出会い、
明治になって、大阪で三菱商会を立ち上げるまでが描かれる。

「第2章 弥太郎の野望-政府との果てなき闘い」では、
三菱商会が、政府の支援を受けた日本国郵便蒸気船会社と競い、
台湾出兵を機に躍進、外国汽船会社を駆逐するも、
政府援助の共同運輸会社と激闘の最中、弥太郎が没するまでが描かれる。

「第3章 温厚沈着な経営者、岩崎弥之助」では、
副社長として兄・弥太郎を補佐し、三菱を日本一の海運会社にした弥之助が、
社長になって8カ月で共同運輸との合併を決意、海運業から撤退するが、
陸の三菱社を創業して多角的経営を展開、三菱合資会社を設立するまでが描かれる。

「第4章 久弥と小弥太の拡大経営」では、
29歳の若さで社長となった久弥が、金融、商事貿易、製紙、農牧事業に注力し、
38歳で社長となった小弥太が、コンツェルン形態を整え、
三菱財閥と称されるようになった様が描かれる。

   ***

もちろん、紙幅を割いた分だけ、
弥太郎についての記述が最も読みごたえがあり、
その気性の激しさや、それ故の波乱万丈の人生が伝わってくる。
『龍馬伝』 での、香川照之さんの演技が目に浮かんでくる。

が、私が最も興味を持ったのは、弥之助である。
それは、現在の三菱の土台を作ったのは、間違いなく弥之助であり、
その多角的経営の成功なしには、現在を語ることは出来ないからだ。
さらに、社長を退いた後の様々な活動にも、興味津々。

そして、それをうまく引き継ぎ、さらに発展させた久弥も興味深い。
若くして社長の座に就き、余力を残しながらバトンタッチを果たしただけでなく、
余生は、自らの興味ある分野に力を注いだ生き方には、
誰もが羨望の眼差しを向けることだろう。





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Last updated  2017.01.07 20:03:09
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