1

こんにちは。 世の中は、新型肺炎で大変なことになっていますね。 長く生きているので、これまでも、さまざまな感染症の流行に遭遇しました。しかし、今回ほどのインパクトは記憶になかったような。 辛いのは、新型肺炎になる恐怖もありますが、自粛することも多くて、気分がネガティブになるところ。 飲み会などでストレスを発散してきた人たちも、それがまた感染リスクを増大させるのではたまりませぬ。 せめて、安全なネット上で、ウォーキングを楽しんでいただこうか、と…。 …ということで、少し間が空きましたが、本日も、最新刊「おもしろ歴史ウォーキング 東京編3」からのネタです。 今回、ご紹介するのは、第7章の『 開運祈願! 東京メトロ1日乗車券で行く、東京レトロな神社仏閣めぐり 東京23区 』。 東京に張り巡らされた地下鉄を使って、都内の開運スポットをできるだけ訪れようという企画です。 諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。 すべての記事は、こちらですよ。 是非、本書もご覧いただければ幸いです。 今回のウォーキングは、新型肺炎が世の中に存在しなかった頃に行きました。このときのように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 1.東京にある日本各地の御利益スポットを激安でめぐる旅 いつもは観光スポットを徒歩で巡っていますが、今回は少し趣向を変えて地下鉄で巡ろうか、と。 …というのも、東京メトロ24時間券をもらったのです。大人600円で24時間、メトロ線内が乗り降り自由になるのですよ。それなら、できるだけ地下鉄を利用して都内を回らないと損だといろいろ使い道を考えました。 そのとき参考になったのが、東京メトロの駅で手に入れた冊子。「福をもたらす東京散歩」というテーマで、東京にある日本各地の御利益スポットが紹介されていました。 パワースポット巡りが女性に人気なのですか。最近、運気が低迷気味なので、神様のパワーをいただくべく、1日でなるべく多くの神社仏閣を巡ろうと計画を立てました。 東京には長く住んでいますが、都内を迷路のように張り巡らされた地下鉄を効率よく回るにはなかなか頭を使います。しかも、メトロ以外に都営地下鉄もあって紛らわしい。 今回使えるのは、メトロ線だけですからね。 2.「高輪結び大師」と親しまれる高野山東京別院 まずは自宅の近くにある南北線を利用して、白金台で下車。近くにシロガネーゼで有名な都内有数の高級住宅地やプラチナ通りがある駅ですが、今回は高輪方面に向かいます。 駅の近くに立派な長屋門が…。 ここは、結婚式場やレストランなどがある八芳園。江戸時代初期には、一心太助とともに有名な大久保彦左衛門の屋敷があったそうですよ。八芳園の名前の由来は「四方八方どこを見ても美しい」から、なのだとか。 それほど広くはありませんが、確かに、さまざまな景観がコンパクトにまとめられていて見ごたえありますな。 しかし、今回の旅の目的は別のところにあるのを思い出し、庭園を一周しただけでパワースポットを目指します。 明治学院大学を左に見ながら国道一号を渡り、急坂をのぼると目の前にレトロな建物が…。 ここは、昭和8年に建てられたという二本榎出張所。旧高輪消防署で、平成22年3月に「東京都選定歴史的建造物」に選定されたらしい。 昔見た、鉄人28号やエイトマンのアニメに出てくるような建物の外観。このような建築様式は、第一次世界大戦後に流行したそうですね。…と、これも今回の旅の目的ではないのでした。 私が行きたかった場所は、すぐ近くの高野山東京別院。 和歌山県にある高野山真言宗金剛峰寺の別院で、総本山の座主が住職を兼務する直轄寺とのこと。 広々とした境内には、弘法大師空海の銅像や四国八十八か所霊場のモニュメントなどがありました。 ここが人気スポットなのは、「高輪結び大師」と親しまれ、多くの人の信仰を支えているからなのですね。しっかりお参りし、白金高輪駅から次の御利益スポットを目指します。 3.「東京のお伊勢様」と親しまれる東京大神宮 同じく南北線に乗って、次に下車したのは飯田橋駅。ここは、江戸城の外堀を望む駅ですね。近くには、当時の城門のひとつであった牛込見附(牛込御門)の石垣が今も残っています。 それを眺めながら向かったのは、東京大神宮。ここも近年、若い女性たちの人気スポットとしてマスコミでよく紹介されています。天照皇大神など、伊勢神宮の神様を祀り、東京の「お伊勢様」と親しまれているらしい。 都内屈指の縁結びの神社として知られ、行った日も良縁を願う参拝客が多く訪れていました。 修学旅行の中学生もたくさんいましたが、さすがに少し早いかもしれませぬ。 行った日は暑かったので、境内にはドライミストのサービスもありました。こんなところが人気の秘訣なのかもしれませんね。 4.「関東の金毘羅さん」と親しまれる金刀比羅宮東京分社 飯田橋駅に戻り、再び南北線を北上します。次に降りたのは、飯田橋の隣の後楽園駅。 巨大な東京ドームや遊園地のある東京ドームシティが圧倒的な迫力で迫って来ます。個人的には、昔、後楽園ホールでよく見たプロレスが懐かしい。 次の御利益スポットは、歓声があがる東京ドームシティの近くの裏通りにありました。それは、金刀比羅宮東京分社。四国の金毘羅さんの東京支店なのですか。 ここは、水戸光圀の兄である元高松藩主松平頼重の下屋敷だった場所。何度か前を通ったことはあったと思いますが、あまり記憶に残っておりませぬ。 境内はこぢんまりとしていますが、森の中の社といった趣でした。 四国の金毘羅さんへはまだ行ったことがないので、しっかりとお参りします。 後楽園駅に戻る途中、東京ドームシティでは音楽にあわせて噴水があがるウォーターシンフォニーのアトラクションが人気を集めていました。 外人客と修学旅行生が大勢、噴水の広場に集まっていましたね。 5.落語の「王子の狐」の舞台としても有名な王子稲荷神社 再び、南北線に乗ってさらに北上し、王子駅へ。ここでの御利益スポットは、王子稲荷神社。元関東稲荷社の総社という由緒ある神社で、大晦日には関東一円の狐が集まると言われているそうな。開運スポットというよりミステリースポットみたいな由来ですね。 本殿の裏の丘には、もとは狐の巣穴だったという「お穴さま」と呼ばれる場所が残っていました。 ここで私がもっとも注目したのが、通称「お石様」。 何でも、「願掛けの石」とのことで、願いごとを念じながら「お石様」を持ち上げて祈願をするらしい。 解説板によれば、「お石様」は、持ち上げた際に、想像よりも軽かったら願いごとが叶いやすく、重く感じたら叶いづらい…といわれているそうな。 (以下、「おもしろ歴史ウォーキング 東京編3」に続く) 当然、「お石様」を持ち上げてみたのですが、その結果は…。 このあと、都内最古の富士塚がある鳩森八幡神社や日本の学校教育発祥の地・湯島聖堂などを巡りました。 商売の縁結びをもたらす、江戸の総鎮守・神田明神では、ポニーや獅子舞ロボットのユニークなおみくじにも遭遇。 最後にお参りしたのは、災難を除き、波を乗り切るご利益のあるという知る人ぞ知る神社。 今の時期こそ、ここにお参りしたほうがいいかもしれないと思いましたね。 東京の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、こちらをご覧いただければ幸いです。 「おもしろ歴史ウォーキング 東京編3」 (参考)目次より 第1章 江戸時代の風情が残るだけではない 理学、音楽の歴史にも関係が深い街・神楽坂を歩く 東京都新宿区 1.今も古い町名が残る飯田橋・市ヶ谷周辺 2.江戸城の巨大さを体感できるスポットがある 3.夏目漱石の「坊ちゃん」の母校がある 4.物理学校時代の木造校舎を模した「東京理科大学近代科学資料館」 5.「現代邦楽の父」と言われる宮城道雄の記念館がある 6.住宅街に埋もれてしまった牛込城 7.神楽坂の代名詞となっている石畳の小道 第2章 歴史上の有名文化人ゆかりの場所を歩き、完成したばかりの漱石山房記念館へ 東京都新宿区 1.独特の応援風景が記憶に残る熊谷組野球部 2.「金太郎」の作曲者の石碑がある筑土八幡神社 3.2011年度グッドデザイン賞を受賞した赤城神社 4.若き日の尾崎紅葉と泉鏡花が暮らした街 5.東大のルーツとなる学校を作った? 一族が眠る墓地 6.数学の大家と戦前の大女優が眠る場所 7.夏目漱石の旧宅跡に作られた「漱石山房記念館」 第3章 未来都市・二子玉川にある歴史的建築物とセレブな農村風景をめぐる旅 東京都世田谷区 1.再開発で、昭和の風景が一新した二子玉川 2.人気のパワースポット・地下霊場のある玉川大師 3.国分寺崖線上に立つ豪邸・旧小坂家住宅 4.綾辻行人の館シリーズに出て来そうな洋館の静嘉堂文庫 5.東京で古い農家の暮らしを体感できる岡本民家園 6.かつての暴れ川の近くにある大蔵の鎮守と古刹 7.昔の世田谷の農村風景を満喫できる次大夫堀公園 8.成城学園駅の近くに深山幽谷の世界が 第4章 アカデミックな気分で、日本の近代政治の舞台になった御殿や世界的建築家設計の大聖堂を歩く 東京都文京区 1.ヨーロッパの由緒ある広場をイメージした彫刻がある 2.名門国立大学の跡地にある教育の森公園 3.江戸時代のベストセラー作家と徳川幕府最後の将軍ゆかりの土地 4.日本の近代政治の舞台になった御殿がある 5.世界的建築家が設計した東京カテドラルマリア大聖堂 第5章 村上春樹、松尾芭蕉ゆかりの場所と知る人ぞ知る美術館、美しい日本庭園をめぐる美術・文学散歩 東京都文京区 1.名門出版社の社長が集めたコレクションが魅力の野間記念館 2.大ベストセラーの舞台になった寮がある 3.けわしい胸突坂には文化スポットがいっぱい 4.現場監督?時代の松尾芭蕉が暮らした関口芭蕉庵 5.見事な景観が無料で楽しめる新江戸川公園 6.日本の自然と史跡めぐりがコラボで楽しめる椿山荘庭園 第6章 ストレス解消に最適! 癒しスポット満載の板橋区高島平周辺を歩く 東京都板橋区 1.都営地下鉄ワンデーパスを利用したお得旅 2.D51や都バス、ミニSLが無料で見放題の城北交通公園 3.国民栄誉賞を受賞した冒険家の生涯がわかる植村冒険館 4.かつての農村風景をイメージできる散歩道に現れる見どころの数々 5.創建千年以上、板橋区最古の神社・徳丸北野神社 6.迫力ある水車とユニークな案山子が魅力の水車公園 7.城跡や大噴水、グランドなど見どころ満載の赤塚公園 8.日本最初の西洋式砲術調練が行われた場所にある徳丸ヶ原公園 9.格安料金で、熱帯のジャングルにワープできる熱帯環境植物園 第7章 開運祈願! 東京メトロ1日乗車券で行く、東京レトロな神社仏閣めぐり 東京23区 1.東京にある日本各地の御利益スポットを激安でめぐる旅 2.「高輪結び大師」と親しまれる高野山東京別院 3.「東京のお伊勢様」と親しまれる東京大神宮 4.「関東の金毘羅さん」と親しまれる金刀比羅宮東京分社 5.落語の「王子の狐」の舞台としても有名な王子稲荷神社 6.都内最古の富士塚がある鳩森八幡神社 7.日本の学校教育発祥の地・湯島聖堂 8.商売の縁結びをもたらす、江戸の総鎮守・神田明神 9.災難を除き、波を乗り切るご利益のある波除神社 第8章 歴史ファン必見! 昔の東京へタイムスリップできる江戸東京たてもの園 東京都小金井市 1.上野公園の1.4倍の広さの小金井公園 2.昔の東京のハイカラな暮らしが実感できる 3.江戸時代の民家がいっぱい 4.2・26事件の舞台のひとつ、高橋是清邸がある 5.大正時代の大名家の門と江戸時代の名主の家 6.昔の商家、銭湯、居酒屋などが古い町並みとして残る 第9章 近くて遠い高級住宅地・田園調布は、巨大古墳と大ヒット曲ゆかりの場所がコラボで楽しめる 東京都大田区 1.イギリスの田園都市構想を参考に開発 2.下町と高級住宅地、どっちが住みやすい? 3.多くの文化人、有名人の家がある 4.カモもセレブに見えてしまう宝来公園 5.田園調布には都内有数の古墳群がある 6.時代によって古墳の大きさの変化が興味深い多摩川台古墳群 7.多摩川台公園の思い出 8.古墳の上にある富士浅間神社 9.昭和の子供たちの歓声が聞こえてきそうな静かな公園 10.江戸時代の大プロジェクト・六郷用水 11.桜と福山雅治の曲でも有名な桜坂 12.古墳の石室が見られる鵜の木松山公園
2020年02月29日
閲覧総数 1816
2

こんにちは。 久しぶりに、4月発売の最新刊 「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」からのネタです。 ご紹介するのは、第8章の『 平将門伝説に彩られた土地と尾瀬の湿原をイメージできる大町公園を歩く 千葉県市川市 』 諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。 すべての記事は、こちらですよ。 是非、本書もご覧いただければ幸いです。 ちなみに記事は、2019年12月に行った時のもの。取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 1.平将門にまつわる伝承とゆかりのお寺 今回も、北総線沿線の迷宮散歩を続けます。ここからウォーキングコースは、小刻みに右に左にと揺れ動きます。 『突き当たり手前のT字路を左折し、少し進み、右手の階段を下り、直進する』『突き当たりを右折後、左手の階段を上り、直進する』 だんだん文章の表現の癖がわかってくると、迷わず次々に難関をクリアしていきました。 慣れてくると、ガイドマップは意外と、懇切丁寧に書かれていることがわかりました。 楽勝で到着したのが、本将寺。 鎌倉時代に開山されたそうですが、ずいぶんハイカラなお寺だなと感じました。最近になって、この土地に移ったのですか。 このお寺の「将」の文字は、平将門に由来すると伝えられているそうです。 1000年以上たった今も、この地区の人たちは将門を好意的に迎えているのだということがわかります。 なんでも、将門が藤原秀郷と戦って戦死したとき、将門のこめかみに突き刺さった矢が、南天の木の矢だったらしい。だから、この地区に住む人たちの庭には、南天の木を植えないそうな。 また成田不動尊は、将門調伏の祈祷を行ったから、お参りに行かないという話もあるそうですね。 付近に、南天の木が本当にないかどうか調べようと思いましたが、そもそも南天の木がどんな形なのか知らないのでした。 2.万葉集にちなむ植物が楽しめる市川市万葉植物園 次に向かったのは、JR武蔵野線市川大野駅近くにある「市川市万葉植物園」。 南天の木を探そうと思いましたが、時間がないので自重しましたので念のため。 それはともかく、なぜ、市川と万葉集? と思ってしまいました。調べてみると、万葉集の中に、この地域を詠んだ歌が10首ほど収められているのですか。 市川は、古来下総国の国府や国分寺が置かれるなど、歴史豊かな街なのですね。 この植物園は、敷地面積がおよそ3500平方メートルだからそれほど広くはない。 でも、静かで落ち着ける和式庭園が印象的でした。池を中心に万葉集に出てくる植物、およそ200種類が植えられています。 その植物には、万葉歌とその作者などを記した案内板があって、興味のある人にはうれしい趣向ですね。 3.さまざまな古刹にみられる現代との接点 植物園を出て、武蔵野線のガードをくぐり、室町時代に創立されたという本光寺にお参りします。 本堂の屋根の太陽光発電のパネルが現代的なお寺のイメージ。境内はあまり広くないですが、そこにはギッシリと参拝者が楽しめる工夫があります。 古くて質素なお寺もいいですが、このようなエンタテイメント性もあるお寺も個性的でいいと思いました。 次に、すぐ近くにある浄光寺に向かいます。 こちらのお寺も立派なお寺ですが、境内がフェンスも無くそのまま幼稚園の庭になっているのは珍しいかも。 行った日は、本堂や仁王門の周辺で園児たちが楽しそうに遊びまわっていました。 昔の人たちは子供の頃、お寺で勉強する機会が多かったと聞きます。仏像や仁王さまに囲まれて、とても充実した時間を過ごせるような気がしました。 子供とお寺と言うと、どうしても一休さんをイメージしてしまうのですが…。 4.平将門築城伝説もある戦国の城・大野城 浄光寺からすぐのところに中学校があります。このあたりは丘陵になっていて、かつて大野城という城があったらしい。 現在では、そう言われない限り、城跡だと明白にわかるものは残っていませんね。ただ、付近には「御門」「殿台」といった地名が今も残っているのですか。 ネットで調べてみると、お城ファンがこんなあやふやな城にもちゃんと訪れていて、しっかり由来や縄張りなどに言及していました。 今まで生きてきて、私より城について詳しい人には、リアルで出会ったことはないのですが、やっぱり世の中は広い。 上には上があるものじゃ、と感心しました。 ただ、中学校がそのまま城跡になっているので、さすがのお城ファンも中には踏み込めなかったみたい。 デジカメを持って、校内をうろつく不審な人物と断定されてしまうと、いくらお城ファンだと主張しても、普通の人には理解されないですからね。 行った日は体育館で女子中学生がバレーボールをしている声が外にも聞こえているし…。 土塁や空堀の跡を見たさに、警察のご厄介になる勇気はないので、私も外から眺めるだけでした。 ただ、急な階段を下り、上を見上げると切り立った崖から中世の城跡の姿をかすかにイメージすることはできます。 ところで、この大野城。 いつ、誰が作ったのかは明らかではないのだとか。 将門伝説が豊富なこの土地ですから、当然、平将門が作った出城という説もあるそうのですね。 ただ、昭和に行われた発掘調査の結果では、中世戦国時代に相当する城跡だと言われているらしい。 平安時代の関東の城がどういう形態をしているのか、私にはイメージしづらいものがあります。将門も恐らくこの土地を訪れたことはあるのでしょう。 この丘陵の急峻な崖に注目して、なんらかの防御施設を作ったということも考えられるな、と妄想は膨らみました。 中学校のある丘陵と谷一つ隔てた小高い丘に、天満天神宮があります。 ここは、江戸時代初期に菅原道真を祭神として勧進されたと伝わるらしい。 ただ、神社の由来を伝えた掛け軸によると、平将門が京都の北野天満宮を勧請したという記載があるそうですね。 それはともかく、大野城に隣接する高台ということで、ここにも出城など何らかの防御施設があったはず。 この土地と将門伝説のミステリーを解き明かすべく、浅見光彦になった気分でテクテク歩いていると、また道を迷ってしまいました。 5.ダウンタウンの「笑ってはいけない」に似た伝統行事がある駒形大神社 次の目的地は、駒形大神社。 『天神宮へは、左手に商店のある十字路を左折する。駒形様へは、同十字路を左折後、次のY字路を右折し、道なりに進む』 十字路を左折してから、次のY字路と思われる場所を右折して道なりに進んだのだけれど、やがてその「道なり」がいろんな小道と交差してわかりませぬ。 仕方ない、戻るかと、今日何度目かの振り出しに戻る作戦を選択したのですが、また途中でわからなくなってしまいました。 しまった、ヘンデルとグレーテルみたいに森へ入るときは、パンくずを落として目印にすればよかったと悔やむものの後の祭り。地元の人に聞こうにも、なぜか出会いませぬ。 (以下、「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」に続く) このあと、ようやく見つけた駒形大神社で、おもしろい伝統行事に出会いました。ダウンタウンの年末のバラエティー番組に似た行事なのですよ。 これは、ちょっとエントリーしてみたい、と…。 最後に向かった大町公園は、動植物園やアスレチックなど魅力が満載です。 中でも市川市動植物園は、流しソーメンならぬ「流しカワウソ」が名物なのだとか。 無料で見学できる市川市観賞植物園近くでは、尾瀬の湿地帯の木道を歩く気分が味わえました。 ストレスがたまる生活を強いられる昨今、また訪れてみたいと思う今日この頃。 関東の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、こちらをご覧いただければ幸いです。 「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」 (参考) 目次より 第1章 絶景とスリルに満ちた駅伝歴史ハイクで、エメラルドの伝説に挑む 埼玉県小川町 1.新春恒例の駅伝ハイクin埼玉県小川町 2.第1中継所は、名前負けしない眺望の金勝山 3.第2中継所は、エメラルドグリーンの天王沼 4.過去を思い出す薄暗い杉林を貫く九十九折りの山道 5.第3中継所は、360度の大パノラマの官ノ倉山と石尊山 6.フィールドアスレチック好きにはたまらない鎖場がある 7.第4中継所は、埼玉県最大級の方墳・穴八幡古墳 8.駅伝ハイクのゴールは、住宅地に奇跡的に残る中城跡 第2章 美しい花々と緑にあふれる智光山公園と日本三大夜戦にも関わった柏原城を歩く 埼玉県狭山市 1.広大な芝生広場とさまざまな花に出会える狭山稲荷山公園 2.大河ドラマの名シーンを今に伝える影隠地蔵 3.53.8ヘクタールの敷地に、動物園や植物園などの施設が点在する智光山公園 4.花菖蒲園と都市緑化植物園は、美しい花々と緑がいっぱい 5.関東管領・上杉憲政が半年間も陣を敷いた柏原城 6.北条氏飛躍のターニングポイントになった三ツ木原古戦場跡 第3章 航空の町・所沢は、飛行機やヘリコプターだけでなく、伝説や歴史スポットもいっぱい 埼玉県所沢市 1.日本の航空発祥の地・所沢 2.南北朝時代の武将の伝説が残る薬王寺 3.春には見事な桜並木が楽しめる東川沿いの遊歩道 4.関東一の木造閻魔像がある長栄寺 5.日本初の航空機専用飛行場の跡に作られた所沢航空公園 6.50ヘクタールの広さの園内に、航空関連のアイテムがいっぱい 7.歴史的な飛行機やヘリコプターが満載の所沢航空発祥記念館 8.戦後初であるとともに、唯一の国産旅客機YS-11 第4章 鎌倉時代から続く栃木の名門・小山氏ゆかりの城跡、神社仏閣を歩く 栃木県小山市 1.都心からのアクセスが良く、魅力的な歴史スポットが満載の小山 2.小山氏の菩提寺であり、境内に残る土塁や空堀が見事な天翁院 3.藤原秀郷の子孫といわれる名門小山氏の居城・小山城 4.戦国オールスターキャストの小山評定所跡と将軍家の宿泊所であった小山御殿 5.須賀神社と思川沿いの散歩道 6.小山氏の本拠地になったこともある国の史跡・鷲城 7.今も土塁が残る小山氏の城館・神鳥谷曲輪跡 第5章 観光スポットとしての期待が高まる戦国の城のツートップ・津辺城と成東城 千葉県山武市 1.山武市の呼び方を知っていますか? 2.駅から歩いて行ける戦国時代の魅力的な城が2つも 3.台風15号の被害で、さらに難攻不落になった津辺城 4.倒木と複雑な縄張りに阻まれ、攻城戦に敗北 5.訪れるたびに新たな発見がある成東城 6.推定本丸と推定二の丸の謎 第6章 眺望バツグンの波切不動尊と「野菊の墓」の作者ゆかりの土地を歩く 千葉県山武市 1.清水の舞台のような建物が目を引く波切不動尊 2.天平、平安時代のもっとも有名な僧ゆかりの寺院 3.お参りするのを忘れるほどの見事な眺望 4.日本初の天然記念物に指定された食虫植物群落がある 5.名作の主人公の銅像が印象的な伊藤左千夫記念公園 6.野菊の墓の雰囲気を今に残す伊藤左千夫の生家 7.野菊の墓の作者の意外な前職に驚く山武市歴史民族資料館 第7章 東京近郊のラビリンス、北総線沿線の歴史・絶景スポットを歩く 千葉県松戸市・市川市 1.住みやすさで人気上昇中の北総線沿線 2.迷宮の地図のようなウォーキングガイド 3.川が流れていない場所にある橋をさがせ 4.広島の厳島神社のミニ鳥居が印象的な神社がある 5.単独の貝塚としては日本で一番規模が大きいと言われる曽谷貝塚 6.畑や原っぱに、縄文時代の白い貝殻が散らばる 第8章 平将門伝説に彩られた土地と尾瀬の湿原をイメージできる大町公園を歩く 千葉県市川市 1.平将門にまつわる伝承とゆかりのお寺 2.万葉集にちなむ植物が楽しめる市川市万葉植物園 3.さまざまな古刹にみられる現代との接点 4.平将門築城伝説もある戦国の城・大野城 5.ダウンタウンの「笑ってはいけない」に似た伝統行事がある駒形大神社 6.動植物園、アスレチックなど魅力満載の大町公園 7.尾瀬の湿地帯の木道を歩く気分が味わえる 第9章 クレヨンしんちゃんだけじゃない! 歴史スポット満載の宿場町・粕壁を歩く 埼玉県春日部市 1.日光道中四番目の宿場町・粕壁 2.江戸時代の粕壁宿にタイムスリップできる春日部市郷土資料館 3.歴史アイテムを堪能できる宿場町そぞろ歩き 4.巨大なモニュメントとライトアップが楽しい古利根公園橋 5.南北朝時代の非業の武将、春日部重行の墳丘が残る最勝院 6.春日部氏の居館跡に建つ春日部の総鎮守・八幡神社
2020年08月08日
閲覧総数 495
3

こんにちは。 今回も、アーバンライフメトロさんのHPに提供させていただいた記事のご紹介です。 タイトルは、『 全長100m超! 都内有数の「巨大古墳」が東京タワー付近にあるのをご存じか 』 先日NHKのブラタモリで、NHK放送センター(渋谷区神南)のある場所に「前方後円墳」があったと放送していましたね。 よく知っている場所に、かつて巨大な古墳があったという事実にびっくりしましたが、都内には意外と知られていない古墳も少なくありません。 中でも、都心のど真ん中に、長さ100メートルを超える古墳があると聞いて、驚く人も多いのではないでしょうか。 久しぶりに、その古墳を訪れたら、雰囲気がガラッと変わっていたのに驚きました。 草ボーボーだった遊歩道がきちんと整備され、ヘンゼルとグレーテルが迷いそうだった森の木々が、せん定されて、明るい日差しが差し込んでいるではありませんか。 かつては、インディージョーンズや川口浩探検隊になった気分で、雑草を踏みしめながら訪れたのに…。 調べてみたら、ここが古墳だと発見した人が、あの有名俳優とクリソツなのも驚きました。 ご興味のある方は、是非ご覧いただければ幸いです。 それは、こちら。 ちなみに、ヤフーニュースにも取り上げられております。 よろしくお願いいたします。
2021年10月30日
閲覧総数 1477
4

こんにちは。 今回も、4月発売の最新刊 「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」からのネタです。 ご紹介するのは、第2章の『 美しい花々と緑がいっぱいの智光山公園と日本三大夜戦にも関わった柏原城を歩く 埼玉県狭山市 』 諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。 すべての記事は、こちらですよ。 是非、本書もご覧いただければ幸いです。 ちなみに記事は、2018年6月に行った時のもの。取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 1.広大な芝生広場とさまざまな花で出会える狭山稲荷山公園 今回は、埼玉県の狭山市を歩きます。関東の人は、狭山と言えば何をイメージするでしょうね。 個人的には、小学校時代に狭山湖へ遠足に行った思い出がありますが、狭山茶を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 狭山茶は、静岡茶や宇治茶と並んで日本三大茶と呼ばれているらしい。 お茶の歴史を訪ねる旅もいいですが、それはまた別の機会にして、今回は、狭山が誇る二つの公園を巡りたいと思います。そして帰りには、狭山市で一押しの城跡を堪能しようという盛りだくさんの趣向です。 …ということで、ウォーキングのスタートは、西武池袋線の稲荷山公園駅。 駅の目の前にあるのが、狭山稲荷山公園。 ここは、1973年に米軍から返還されたジョンソン空軍基地の跡地の一部を整備した公園ですな。 それまでは、基地で働く軍人や関係者の住宅地として利用されていたらしい。 面積は、16.5ヘクタールもあり、広々とした芝生広場は、アメリカの公園や大学のキャンパスのような雰囲気。狭山市営公園だったのを2002年の4月1日から県営公園としてあらたに開園したのですね。 この公園は、別名「ハイドパーク」と呼ばれており、米軍管理下の時代の呼び名が今も残っているそうな。 園内には、ソメイヨシノや八重桜など約300本の桜があって、春には多くの人たちの目を楽しませているのですか。 行った日は6月でしたが、色とりどりのあじさいが出迎えてくれました。 歴史好きにとって忘れていけないのが、園内に「狭山市立博物館」があること。アケボノゾウの骨格標本をはじめ、原始時代から現代までの狭山の歴史や自然、民俗、伝統産業などの展示を見ることができます。 当然、GO!と思ったら、休館日でした。定休日ではなかったのですが…。 やっぱり、歴史ウォーキングに行くときは、きちんと調べておく必要があると改めて思った次第です。 2.大河ドラマの名シーンを今に伝える影隠地蔵 公園を出て、西武新宿線の狭山市駅方面に歩き、駅近くで左折して入間川を渡ります。 道なりにまっすぐ進むと、奥州道交差点の信号があり、その近くにお地蔵さまがありました。 傍らに解説板があり、それには、「影隠地蔵 市指定文化財 史跡」という記載が…。 そこには、源義仲(木曽義仲)の嫡男で、頼朝の娘である大姫と結婚した源義高が、頼朝から追われる身になったとき、このお地蔵さまの後ろに隠れて、一時的に難を逃れたと書かれていました。 だから、影隠地蔵と呼ばれるようになったのですか。しかし、源義高はその後、捕らえられ、斬られてしまったらしい。 せっかくなら、最後まで隠しておいてくれればいいのにと思ったのですが、それがリアな歴史の非情さでしょう。 大姫と義高は、仲が良い夫婦だったそうですね。そんな大姫が、義高が討ち取られたという知らせを受けたとき、父頼朝に対してどんな思いを抱いたのか。 歴史上の大きな悲劇として、当然、映画やドラマ、小説の題材になったはずと思って調べてみたら、やはりありました。 滝沢秀明主演の大河ドラマ「義経」の中で、二人の悲劇が取り上げられていたのでした。そういえば、おぼろげながら覚えています。 ドラマの中で、大姫は、義高の処刑後は白痴状態になってしまい、天皇の女御にとの縁談も頑なに断り、生涯独身を通して亡くなったと描かれていました。 それにしても、こんな小さなお地蔵さまの後ろに隠れても、すぐ見つかってしまうのではないかと素朴な疑問が…。 解説板をよく読むと、お地蔵さまはかつて木像で地蔵堂があり、その中に安置されていましたらしい。道路の拡張により現在の場所へ移動しており、過去にも入間川の氾濫で幾度か場所が移動しているのですな。 地蔵堂の後ろなら、隠れるスペースは問題なかったのでしょう。 ちなみに、石の地蔵尊になったのは明治7年で、それまでの木造の地蔵は、明治政府の廃仏毀釈によって処分されたそうです。 当時のお地蔵さまや当時の場所も不明だそうですが、源義高の悲劇という事実は、これまでも、これからも長く伝えられていくのは間違いないと思いました。 3.53.8ヘクタールの敷地に、動物園や植物園などの施設が点在する智光山公園 影隠地蔵にお参りして、そのまま道を直進します。やがて、右手に立派な公園が見えてきました。 ここが、智光山公園(ちこうざんこうえん)。 さきほどの狭山稲荷山公園も広かったですが、ここはなんと、総敷地面積が53.8ヘクタールと3倍以上もあるのですか。 公園内には、動物園や植物園をはじめ、体育館やキャンプ場などの多くの施設が、広大な雑木林の中に点在していました。 雑木林は、武蔵野の自然が感じられるアカマツやナラ、クヌギなどで構成されているらしい。園内を縦横に走る遊歩道では、高原の森林地帯を歩いている雰囲気が味わえました。 公園内にある「こども動物園」の面積は、約3.3ヘクタール。 こどもが楽しめる動物を中心に展示しているということで、ライオンや象、キリンなどの大型動物はいなくて、小動物が中心なのですね。 小動物とのふれあいを毎日午前と午後に時間を決めて実施しているのが特徴なのだとか。 動物園のホームページによると、約21メートルにかかった橋を、テンジクネズミたちが並んで渡って帰るようすを観察する「テンジクネズミのおかえり橋」というイベントが大人気だそうですね。 入場料が大人200円、小学生・中学生50円とリーズナブルでしたが、内容が盛りだくさんで時間がかかりそうなので今回はパスしました。 一日公園で過ごすならお勧めですが、いろいろな観光スポットを回りたいときは、広すぎる園内もネックになるようで。 4.花菖蒲園と都市緑化植物園は、美しい花々と緑がいっぱい こども動物園をパスしても、見どころが盛りだくさんなので、ゆっくりしている時間はありませぬ。 まず向かったには、花菖蒲園。 狭山市のホームページによれば、花菖蒲園は約2,600平方メートルの広さに、約2,600株の花菖蒲が咲き誇るとありました。 毎年6月中旬が見頃だそうですが、行った日は少し遅かったかも。 ただ、毎年6月の初旬~中旬くらい行われる菖蒲祭りは、大変な混み具合だと聞きました。一応、花も咲いているし、すいているところでじっくり花菖蒲を堪能するのも悪くないと思うのでした。 それに、こちらの公園でもしっかりあじさいが見られて、何となく得した気分。 花菖蒲園から公園の奥にある「自然生態観察園」を目指して歩きます。涼しげな湿地帯が汗ばんだ肌に心地よい。 湿地帯の中に続くウッドデッキから、清らかな水を眺めつつ快適なウォーキングをすることができました。 「都市緑化植物園」には、バラ園や薬草園、教材園などがあり、さまざまな植物が展示しています。「緑の相談所」の下には、特徴的なデザインの花壇の中に、美しい花々を見ることができました。 その隣にあるバラ園でも、さまざまな色のバラを堪能することができます。植物園の南側にあるのがひょうたん池。 この辺りは、「桜の園」と呼ばれ、春には桜が咲き誇る景色が楽しめるらしい。 行った日は、桜の花は見られませんでしたが、初夏の日差しに照り映える青葉の森を歩くことができました。 5.関東管領・上杉憲政が半年間も陣を敷いた柏原城 次の目的地は、本日のメインイベントの柏原城。智光山公園を出て、地図を見ながら入間川方面を目指します。 住宅街をテクテク歩き、県道260号線を越えると畑が広がっている景色が見えました。地図で位置を確認すると、城跡は遠くに見える森ではないか。 …と思って、近くに行くと、「城山砦」の解説板が立っていました。 (以下、「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」に続く) このあと、日本三大夜戦の一つであった「河越夜戦」にも関わっている柏原城を綿密にレポートします。 半年も関東管領が陣を構えていた城としては、小さい印象を受けたのですが、あとで調べてみるとそうでもないらしい。 後北条氏が整備したとも伝えられていて、小規模とはいえ三つの郭を持つ立派な城だったことがわかりました。 東京近郊の住宅街の中に、これだけインパクトのある遺構が残ったのは奇跡的ですね。 ほかにも、北条氏飛躍のターニングポイントになった三ツ木原古戦場跡など、見どころが目白押し! 関東の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、こちらをご覧いただければ幸いです。 「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」 (参考)目次より第1章 絶景とスリルに満ちた駅伝歴史ハイクで、エメラルドの伝説に挑む 埼玉県小川町 1.新春恒例の駅伝ハイクin埼玉県小川町 2.第1中継所は、名前負けしない眺望の金勝山 3.第2中継所は、エメラルドグリーンの天王沼 4.過去を思い出す薄暗い杉林を貫く九十九折りの山道 5.第3中継所は、360度の大パノラマの官ノ倉山と石尊山 6.フィールドアスレチック好きにはたまらない鎖場がある 7.第4中継所は、埼玉県最大級の方墳・穴八幡古墳 8.駅伝ハイクのゴールは、住宅地に奇跡的に残る中城跡 第2章 美しい花々と緑にあふれる智光山公園と日本三大夜戦にも関わった柏原城を歩く 埼玉県狭山市 1.広大な芝生広場とさまざまな花に出会える狭山稲荷山公園 2.大河ドラマの名シーンを今に伝える影隠地蔵 3.53.8ヘクタールの敷地に、動物園や植物園などの施設が点在する智光山公園 4.花菖蒲園と都市緑化植物園は、美しい花々と緑がいっぱい 5.関東管領・上杉憲政が半年間も陣を敷いた柏原城 6.北条氏飛躍のターニングポイントになった三ツ木原古戦場跡 第3章 航空の町・所沢は、飛行機やヘリコプターだけでなく、伝説や歴史スポットもいっぱい 埼玉県所沢市 1.日本の航空発祥の地・所沢 2.南北朝時代の武将の伝説が残る薬王寺 3.春には見事な桜並木が楽しめる東川沿いの遊歩道 4.関東一の木造閻魔像がある長栄寺 5.日本初の航空機専用飛行場の跡に作られた所沢航空公園 6.50ヘクタールの広さの園内に、航空関連のアイテムがいっぱい 7.歴史的な飛行機やヘリコプターが満載の所沢航空発祥記念館 8.戦後初であるとともに、唯一の国産旅客機YS-11 第4章 鎌倉時代から続く栃木の名門・小山氏ゆかりの城跡、神社仏閣を歩く 栃木県小山市 1.都心からのアクセスが良く、魅力的な歴史スポットが満載の小山 2.小山氏の菩提寺であり、境内に残る土塁や空堀が見事な天翁院 3.藤原秀郷の子孫といわれる名門小山氏の居城・小山城 4.戦国オールスターキャストの小山評定所跡と将軍家の宿泊所であった小山御殿 5.須賀神社と思川沿いの散歩道 6.小山氏の本拠地になったこともある国の史跡・鷲城 7.今も土塁が残る小山氏の城館・神鳥谷曲輪跡 第5章 観光スポットとしての期待が高まる戦国の城のツートップ・津辺城と成東城 千葉県山武市 1.山武市の呼び方を知っていますか? 2.駅から歩いて行ける戦国時代の魅力的な城が2つも 3.台風15号の被害で、さらに難攻不落になった津辺城 4.倒木と複雑な縄張りに阻まれ、攻城戦に敗北 5.訪れるたびに新たな発見がある成東城 6.推定本丸と推定二の丸の謎 第6章 眺望バツグンの波切不動尊と「野菊の墓」の作者ゆかりの土地を歩く 千葉県山武市 1.清水の舞台のような建物が目を引く波切不動尊 2.天平、平安時代のもっとも有名な僧ゆかりの寺院 3.お参りするのを忘れるほどの見事な眺望 4.日本初の天然記念物に指定された食虫植物群落がある 5.名作の主人公の銅像が印象的な伊藤左千夫記念公園 6.野菊の墓の雰囲気を今に残す伊藤左千夫の生家 7.野菊の墓の作者の意外な前職に驚く山武市歴史民族資料館 第7章 東京近郊のラビリンス、北総線沿線の歴史・絶景スポットを歩く 千葉県松戸市・市川市 1.住みやすさで人気上昇中の北総線沿線 2.迷宮の地図のようなウォーキングガイド 3.川が流れていない場所にある橋をさがせ 4.広島の厳島神社のミニ鳥居が印象的な神社がある 5.単独の貝塚としては日本で一番規模が大きいと言われる曽谷貝塚 6.畑や原っぱに、縄文時代の白い貝殻が散らばる 第8章 平将門伝説に彩られた土地と尾瀬の湿原をイメージできる大町公園を歩く 千葉県市川市 1.平将門にまつわる伝承とゆかりのお寺 2.万葉集にちなむ植物が楽しめる市川市万葉植物園 3.さまざまな古刹にみられる現代との接点 4.平将門築城伝説もある戦国の城・大野城 5.ダウンタウンの「笑ってはいけない」に似た伝統行事がある駒形大神社 6.動植物園、アスレチックなど魅力満載の大町公園 7.尾瀬の湿地帯の木道を歩く気分が味わえる 第9章 クレヨンしんちゃんだけじゃない! 歴史スポット満載の宿場町・粕壁を歩く 埼玉県春日部市 1.日光道中四番目の宿場町・粕壁 2.江戸時代の粕壁宿にタイムスリップできる春日部市郷土資料館 3.歴史アイテムを堪能できる宿場町そぞろ歩き 4.巨大なモニュメントとライトアップが楽しい古利根公園橋 5.南北朝時代の非業の武将、春日部重行の墳丘が残る最勝院 6.春日部氏の居館跡に建つ春日部の総鎮守・八幡神社
2020年05月16日
閲覧総数 975
5

こんにちは。 先々週、新刊「おもしろ歴史ウォーキング 東京編2」が出版されました。 今回は、前回に続いて、その前作「おもしろ歴史ウォーキング 関東編」からのネタです。 ご紹介するのは、第6章の「江戸時代の庶民の心を鷲づかみにした秘密に迫る! 成田山新勝寺を歩く 千葉県成田市」。 私の長いウォーキング人生において、一つのお寺とその門前町だけで、丸一日を費やしたのは、成田山新勝寺だけでした。 それだけ、境内が広大で、見どころがたっぷりあるからでしょうね。 歩いているうちに、このお寺が江戸時代のワンダーランドとして、多くの人たちを惹きつけた理由がわかりました。 新勝寺の魅力の詳細なレポートをご覧いただければ幸いです。 1.初詣人出ランキング全国第3位の秘密に迫る旅 今回ご紹介するのは、成田山新勝寺。 新勝寺といえば、2018年の初詣人出ランキングでは堂々、全国第3位のお寺ですね。私が成田へ取材に行った年は2位でした。 ちなみに2018,年のトップは明治神宮。2位は川崎大師で、毎年激しい2位争いを演じています。 交通の便からいったら、東京に近い川崎大師に軍配があがります。それでも、例年2位を争っているのですから、根強い人気があるのですね。 ご利益はもちろん、お寺としての魅力的な要素を備えているのでしょうか。 …と、その謎を探るべく、成田駅へ。 写真は少し前のものですので、若干景観が変わっているかもしれない点、ご容赦ください。 成田山新勝寺へ向かう表参道は、JR成田駅と京成成田駅からほぼ同じ距離にありました。 2.門前町も、魅力的な木造建築がいっぱい 参道をテクテク歩くと、道の左右には、古いみやげ物店、飲食店、旅館が軒を連ね、歴史のある門前町の風情が感じられます。 ようかん一筋で創業110年以上を誇る米屋という和菓子屋さんの裏に「成田羊羹資料館」なるものがあると聞いたので、行ってみることにしました。入館料無料なのがうれしい。中には、大正時代の番頭台や創業者のプロフィール、羊羹の歴史、昔の羊羹作りの道具が展示してありまする。 昔の羊羹のパッケージなど興味深い展示品がありましたが、なんと言っても目を引いたのが岩下志麻の若い頃のポスター。当時の米屋のようかんのイメージキャラクターは岩下志麻だったのですか。 現在は、極道の妻とか、北条政子みたいな強面のキャラですけど、清純路線の写真が目を引きました。 米屋から程近いところにある建物が、薬師堂。それほど大きくないし、よくあるお寺の本堂だと思ったら、なんとこの建物は、前の前の成田山新勝寺の旧本堂だったらしい。新勝寺建物としては、現存する中で最も古いのだとか。 1655年に建立され、1855年に現在地に移転したのですね。 新勝寺がすごいのは、現在の本堂はもちろん、前の本堂も境内に残っていること。 お寺の発展とともに本堂も大きく立派に成長してゆくのですね。ビルのワンルームから高層ビルのテナント、そして自社ビルの建設へと成長するベンチャー企業を想像してしまいました。 新勝寺へ向かう表参道を歩き続けると、道は徐々に下り坂に。 晴れた青空の向こうに、巨大な伽藍と三重塔が望めます。この辺りは、京都の古刹といった雰囲気も漂っていますね。 思わず、道の左手に見える巨大な木造建築に足が止まります。 これが、あの大野屋旅館なのですか。 木造4階建てで、最上階は望楼になっている。昭和12年の建築というから、築80年以上になるのですね。 3階の大広間には能舞台もあると聞きました。城とか、巨大な木造建築には目がないので、長い時間見とれていました。望楼に登れば、城の天守閣気分が味わえるかも。 うう、泊まりたいっす。 大勢の観光客がこの建物を見上げていましたが、道の先のほうでも人だかりができている。なんじゃ~と私も向かいます。 多くの観光客が眺めて、写真を撮っている先は、店頭でうなぎをさばいている風景でした。 うなぎが熟練の職人さんの手に掛かると、あっという間にさばかれて蒲焼の状態に…。 よく見ていると、目打ちをする直前に、首筋を包丁で少し切るとか、骨を身からはがすときの独特の包丁の動かし方とか、長年培った工夫があるのでしょうね。見ていて興味はつきませんでした。 外国の観光客は珍しいのか、瞬きするのも忘れて見入っていたのが印象的でしたね。 3.新勝寺と市川団十郎の深い関係 すぐ近くにあるのが、成田観光館。 例によって「無料」という二文字に吸い寄せられるように入っていきます。 ここは、パンフレットが置いてあるだけの観光情報コーナーかと思ったら、博物館のような展示もあってなかなかでしたよ。 江戸時代から成田参詣は盛んだったようですね。 それというのも江戸時代、江戸でたびたび成田不動の「出開帳」が行われたのだとか。 今で言えば、「法隆寺展」や「東大寺展」が東京で行われるみたいなものだったのでしょうか。 当時、それが大きな評判を呼んだのは、歌舞伎役者の市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗ったということからもわかります。 展示コーナーには、庶民が成田参詣をするために街道や川を使って移動している様子が絵や人形で表されていました。ほかにも、成田祇園祭で実際に引き回される山車も展示されていて、お得感抜群。 多くの観光客が素通りしてしまうのはもったいないですよ。 4.成田には知る人ぞ知る剣豪の墓がある 成田山新勝寺周辺にも観光スポットがあるのですよ。 それは、小野忠明、忠常の墓。 どちらかというとあまり有名ではない歴史上の人物かもしれません。しかし、剣豪ファンにはたまらない小野派一刀流の開祖ですよ。 二人は親子で、徳川家の「剣術指南役」として活躍したのですな。 新勝寺の門前を過ぎ、成田高校の横の坂を上って行くと、小高い丘に二人の墓はひっそりと佇んでいました。 以前、上記の写真をネットにアップしたところ、有名な歴史雑誌の編集部から紙面に使わせて欲しいというメールをもらったことがありました。 わりと貴重な写真だったのかも。 柳生但馬守宗矩や柳生十兵衛みたいに、あまり時代劇には登場しないようですが、昔読んだ剣道の本には、かなりのページを割いて「小野派一刀流」が紹介されていたのを覚えています。 しっかりお参りして剣豪のパワーをもらったあと、いよいよ新勝寺へお参りです。 5.壮大な建築物で埋め尽くされる新勝寺の境内 まず、出迎えてくれるのは巨大な総門。 やけに新しいなと思ったら、これは開基1070年記念事業として2006年に竣工したのだとか。総欅造りで、高さは15メートルもあるのですか。 総門をくぐり、急な階段を上ると、次に出迎えてくれたのは、仁王門。 これは重要文化財ですか。江戸時代末期の建築なのですな。 仁王門の奥に池があり、橋が架けられています。 参拝客が皆、橋から池を覗いている。 何々、と見ると、亀が何匹も泳いでいました。池の真ん中に岩でできた島があり、それも上から見ると亀の形をしています。 池の周りは崖になっていて、古い石碑がたくさん取り囲んでいる風景は、歴史を感じましたね。 表参道を歩き、豪壮な総門と歴史のある仁王門をくぐって、大本堂へ。 急な階段を上りきると、いきなり視界がパッと開けました。青空にむかって毅然と建つ大本堂が目にまぶしい。 (以下略) このあと、いよいよ新勝寺の数多くの建築物や広大な庭園の魅力を探ります。 大本堂にお参りするまでに、これだけの文字数が必要でしたが、ここからがまた大変です。 そういえば、一つのお寺の紹介だけで、一本の記事を書いたのも初めての経験なのでした。それだけ、見どころが豊富なのか、と…。 新勝寺の魅力について、さらに知りたい方は、是非、こちらをご覧いただければ幸いです。 「おもしろ歴史ウォーキング 関東編」 (参考) 目次より はじめに 第1章 ユネスコの無形文化遺産・和紙の里だけではない、攻め手を惑わせる山城散歩 埼玉県小川町・東秩父村 1.和紙の里だけではない小川町と東秩父村 2.つい足が止まってしまう、小川町の魅力的な建築物 3.つつじに彩られた山城ファン必見の腰越城 4.攻め手を惑わせる罠が仕掛けられた囮小口 5.東京近郊で「村」の魅力を堪能できる東秩父村 6.妖怪アンテナならぬ城アンテナが反応した寺院がある 第2章 あじさいと川辺と太陽がいっぱい! 癒しスポット満載の東日本最小面積の町を歩く 神奈川県開成町 1.あこがれのロマンスカーの運転席に座ろう 2.酒匂川沿いの遊歩道には、昔の治水工法の展示物がある 3.あじさいと水田や山、青空との相性はバツグン 4.町民が手作りで盛り上げる開成あじさい祭り 5.あじさいと水車小屋との相性もバツグン 6.開成町の重要文化財第一号は江戸時代の豪邸 第3章 徳川家康が愛した日本の原風景が味わえる町は、古城と湖のミステリースポットも魅力的 千葉県東金市 1.東金の地名にまつわるエトセトラ 2.池に見える美しい湖・八鶴湖 3.心に染み入る美しい鐘の音色のお寺 4.昭和の時代にも活用された可能性がある東金城 5.徳川家康が寄進した杉並木の巨木がある 6.湖に見える東金のミステリースポット・雄蛇ヶ池 第4章 高速バスで東京からわずか2時間! 房総山中にある徳川四天王の城下町を歩く 千葉県大多喜町 1.海の上を走っているような気分になる高速バス 2.城内に現存する日本一の大井戸がある 3.断崖絶壁の上に建つ白亜の天守閣 4.人気のいすみ鉄道の本社がある 5.なんでも鑑定団の元鑑定士の実家は重要文化財 6.徳川四天王の勇将が今も守る城下町 7.金田一耕助シリーズの舞台になった旅館がある 第5章 下野国国分寺、国分尼寺、栃木県最大規模の古墳など古代史ファン垂涎の観光スポットが目白押し 栃木県下野市 1.古代の栃木県の県庁所在地・下野市 2.古の風景をイメージできる静かな散歩道 3.栃木県最大規模の古墳がある 4.紫式部の墓があるってホント? 5.礎石だけでも一見の価値ある国分寺跡と最近まで幻の寺だった国分尼寺 第6章 江戸時代の庶民の心を鷲づかみにした秘密に迫る! 成田山新勝寺を歩く 千葉県成田市 1.初詣人出ランキング全国第3位の秘密に迫る旅 2.門前町も、魅力的な木造建築がいっぱい 3.新勝寺と市川団十郎の深い関係 4.成田には知る人ぞ知る剣豪の墓がある 5.壮大な建築物で埋め尽くされる新勝寺の境内 6.新勝寺の名前は、有名な武将の乱に由来する 7.成田は江戸時代のワンダーランド? 8.たっぷり仏教世界に浸ることができる平和大塔 9.三つの池が縦に並ぶ成田山公園 第7章 ハイカラな街の歴史的住宅と路面電車、昔あった競馬場をめぐる横浜・根岸散歩 横浜市中区 1.洋画のワンシーンのような根岸外人墓地 2.昔は競馬場だった根岸森林公園 3.馬に興味がなくても意外と面白い、馬の博物館 4.起伏ある土地に建つ白滝不動尊と根岸八幡神社 5.港が見えた大正時代の名建築・柳下邸 6.本物の市電に触れることができる横浜市電保存館 第8章 日本の川の長男・坂東太郎に抱かれる花の町は、魅力的な歴史スポットがいっぱい 千葉県神崎町 1.田園風景を描いた洋画のような風景 2.多くの城跡にわくわくする神崎城 3.戦国の城跡と貝塚、古墳、古刹が一度に楽しめる 4.日本の川の長男・坂東太郎の絶景が拝める 5.神崎神社と水戸光圀ゆかりのなんじゃもんじゃの木 第9章 昭和の風景を楽しみながら、関東三大不動尊や白龍伝説のある古刹などを巡る旅 埼玉県加須市 1.加須の読み方と由来にまつわるエトセトラ 2.加須の歴史を感じさせる古社と古刹 3.昭和をイメージするアイテムがいっぱいの加須市内 4.邪悪な白龍伝説と大イチョウが注目の龍蔵寺 5.加須には関東三大不動尊のひとつがある
2019年07月11日
閲覧総数 387
6

こんにちは。 久しぶりに、4月発売の新刊 「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」からのネタです。 「おもしろ歴史ウォーキング 相模・伊豆国編」が出版されたので、はやくも最新刊ではなくなってしまいましたが…。 それはともかく、今回、ご紹介するのは、第9章の『 クレヨンしんちゃんだけじゃない! 歴史スポット満載の宿場町・粕壁を歩く 埼玉県春日部市 』です。 諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。 すべての記事は、こちらですよ。 是非、本書もご覧いただければ幸いです。 ちなみに記事は、2018年1月に行った時のもの。雪景色の写真もあり、季節感バラバラですが少しでも涼を感じていただければ幸いか、と。 取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 1.日光道中四番目の宿場町・粕壁 今回は、埼玉県の春日部市を歩きます。 春日部というと、個人的には日光街道の宿場町で、蔵など古い建物が残っているところというイメージでしょうか。 ただ、私より少し若い人は、「クレヨンしんちゃん」が住んでいる町として有名なのかも。 ずっと昔ですが、ブログで春日部を取り上げたところ、クレヨンしんちゃんの町ですね、というコメントがたくさん寄せられ驚いたことがありました。 子供用の新しいクレヨンの製造工場があるのか、と…。 もちろん、今は知っていますよ。「阿部慎之助」つながりですが。 それはともかく、個人的に春日部市は、観光スポットとしては少し目立たない存在でした。 旅行のガイドブックから、抜け落ちてしまっている部分が多かったのです。確かに、地図を見ても、面白そうな公園や建物は少ないような。 しかし、歴史的には重要な場所ですね。 前にも書いたように、江戸時代、春日部は粕壁宿という宿場町で栄えました。江戸日本橋から、千住、草加、越谷に続く日光道中四番目の宿場町。 きっと行けば何かあるはず、と、まだ路上に雪が残る1月末、路上観察学会のメンバーになったような気分で出かけたのでした。 ウォーキングのスタートは、東武鉄道の春日部駅。 駅のホームでは、クレヨンしんちゃんのテーマ曲の発車メロディーを聞くことができます。案内板や駅名の看板にもしんちゃんの装飾がありました。 確かに、春日部が誇るスターなのだと実感。 2.江戸時代の粕壁宿にタイムスリップできる春日部市郷土資料館 駅前に大通りを歩くと、住居表示は、春日部市粕壁1丁目とあります。 市名や駅名は春日部で、宿場町の名前は、粕壁宿ですか。何か、紛らわしいですな。 春日部の語源は、鎌倉時代のこの地の領主・春日部氏に由来するらしい。ところが、粕壁の語源はもっと古く、古墳時代の皇族、春日山田皇女(かすがのやまだのひめみこ)の私有民である部民(べのたみ)が居住したことに遡るのだとか。 「粕壁」が宿の名前に採用されたのは江戸時代、造り酒屋の酒粕と土蔵の壁にちなんでつけられたと考えられているそうです。 確かに、当時の春日部には、造り酒屋や蔵が多いイメージがありますね。 宿場町にある施設と言えば、大名などの泊まる本陣や脇本陣。それから宿駅業務を行う問屋場。一般の旅人の泊まる旅籠などが思い浮かびます。 ところが残念なことに、旧日光街道ぞいの市内の中心部には、案内板はあるものの、パッと目にはそれらの施設の痕跡は残っていませんでした。 ただ、当時の宿場町の様子を伝えてくれる施設があるのですよ。 それは、春日部市郷土資料館。 無料で見学できるのがうれしい。 そこには、当時の宿場町の復元模型がありました。粕壁宿の様子や人々の暮らしに触れることができるのですな。 旧日光街道を歩いてここまで来たのですが、その風景が一瞬で、当時の粕壁宿にタイムスリップする気分が味わえます。 視線を下げると、当時の旅人になった気がしました。 3.歴史アイテムを堪能できる宿場町そぞろ歩き 春日部市郷土資料館から少し歩いたところにあるのが、八坂神社。 ここは、粕壁宿の入り口にあたり、江戸時代には牛頭天王社と呼ばれたのですか。宿の市神として信仰され、現在の春日部夏祭りの起源になったと言われておりまする。 由緒がある割には社殿が新しいなと思ったら、旧社殿は、2010年の10月に放火によって焼失してしまったとのこと。 ただ、地元の人たちの努力によって、翌年7月には再建されたのですね。春日部におけるこの神社の重要性が伝わってくるエピソードだと思いました。 八坂神社から大通りを越えたところにあるのが、東陽寺。 松尾芭蕉が宿泊したという案内板があり、それをじっくり読み過ぎて、写真を撮り忘れるという大失態を演じてしまいました。 境内は狭く、本堂はコンクリート造りという点もあったかもしれないと、言い訳しても後の祭り。 「奥の細道」の旅に出た芭蕉は、千住から1日でここ、春日部まで歩いたのですか。何でも同行の曽良の日記に記載されているらしい。 なるほど、と思ったのですが、千住から春日部まで、九里…ってことは、約36キロですよ。 それを1日で歩いたのですか。 すごい。しかも芭蕉は当時、中高年とも言える年だったのですよね。 そういえば、芭蕉の歩く速度の速さから、忍者説がありました。しかも、芭蕉の実家は、伊賀上野でしたっけ。 現地へ来ると、そのすごさを体感できますね。 日本中をいろいろ旅しているから、その場所の断片的な知識が頭の中で組み合わさり、立体化してゆくのも旅の魅力だと感じた次第です。 近くの市民文化会館の前に、石碑があるのを発見しました。 ここには、かつて国立の薬用植物栽培試験場があったのですか。大正11年にできたそうですが、国内初というのはすごい。 歴史好きとしては、江戸時代、小石川に幕府の薬草園があったよねと異議を申し立てたくなりましたが、「国立」と「幕府立」の違いがあるのかも。 東陽寺の門前から続くかすかべ大通りに戻ってしばらく歩くと、古い商家の前に石柱が立っています。 これは、日光道中の道しるべ。 1834年に建てられたそうで、三面にはそれぞれ日光、岩槻、江戸の方角が刻まれていました。 さらに進むと、土蔵造り建物もあります。 昔は、古い家並みとして残っていたのだと思いますが、ここだけだと少し寂しい。でも、粕壁宿の当時の雰囲気を伝える建物はとても貴重です。 春日部は、駅前から少し離れた場所を歩くと、昭和の雰囲気が残っていると聞いていましたが、最近になって一気に都市化が進んだのかもしれませんね。 4.巨大なモニュメントとライトアップが楽しい古利根公園橋 江戸時代、粕壁宿は、江戸と結ぶ航路としても重要な役割を果たしたらしい。 航路となっていたのは古利根川で、当時、この川は物流にも大いに活用されたのですね。 古利根川は川幅も広く、当時、多くの船が行き交っていたのが実感できました。 春日部駅前から伸びる大通りを進むと、古利根川に特徴的な橋が架けられているのを目にすることができます。 (以下、「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」に続く) このあと、麦わら帽子をイメージしたモニュメントのある橋を見学します。半円形状のアーチを組み合わせた高さ14.5メートルのモニュメントは、春日部の新たなランドマークですね。 近くにあるのが、南朝の後醍醐帝に仕えた春日部重行の墳丘が残る最勝院。墳丘が、古代の円墳のように見え、非業の最後を遂げた武将との関連を考えてしまいました。 最後に向かったのは、春日部の総鎮守・春日部八幡神社。 ここは、この地の領主春日部氏の居館の跡と言われている場所らしい。 複雑な地形のエリアでは、土塁や空堀をイメージすることができます。思わず私の「城跡アンテナ」が反応してしまったのでした。 関東の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、こちらをご覧いただければ幸いです。 「おもしろ歴史ウォーキング 最新関東編」 (参考)目次より第1章 絶景とスリルに満ちた駅伝歴史ハイクで、エメラルドの伝説に挑む 埼玉県小川町 1.新春恒例の駅伝ハイクin埼玉県小川町 2.第1中継所は、名前負けしない眺望の金勝山 3.第2中継所は、エメラルドグリーンの天王沼 4.過去を思い出す薄暗い杉林を貫く九十九折りの山道 5.第3中継所は、360度の大パノラマの官ノ倉山と石尊山 6.フィールドアスレチック好きにはたまらない鎖場がある 7.第4中継所は、埼玉県最大級の方墳・穴八幡古墳 8.駅伝ハイクのゴールは、住宅地に奇跡的に残る中城跡 第2章 美しい花々と緑にあふれる智光山公園と日本三大夜戦にも関わった柏原城を歩く 埼玉県狭山市 1.広大な芝生広場とさまざまな花に出会える狭山稲荷山公園 2.大河ドラマの名シーンを今に伝える影隠地蔵 3.53.8ヘクタールの敷地に、動物園や植物園などの施設が点在する智光山公園 4.花菖蒲園と都市緑化植物園は、美しい花々と緑がいっぱい 5.関東管領・上杉憲政が半年間も陣を敷いた柏原城 6.北条氏飛躍のターニングポイントになった三ツ木原古戦場跡 第3章 航空の町・所沢は、飛行機やヘリコプターだけでなく、伝説や歴史スポットもいっぱい 埼玉県所沢市 1.日本の航空発祥の地・所沢 2.南北朝時代の武将の伝説が残る薬王寺 3.春には見事な桜並木が楽しめる東川沿いの遊歩道 4.関東一の木造閻魔像がある長栄寺 5.日本初の航空機専用飛行場の跡に作られた所沢航空公園 6.50ヘクタールの広さの園内に、航空関連のアイテムがいっぱい 7.歴史的な飛行機やヘリコプターが満載の所沢航空発祥記念館 8.戦後初であるとともに、唯一の国産旅客機YS-11 第4章 鎌倉時代から続く栃木の名門・小山氏ゆかりの城跡、神社仏閣を歩く 栃木県小山市 1.都心からのアクセスが良く、魅力的な歴史スポットが満載の小山 2.小山氏の菩提寺であり、境内に残る土塁や空堀が見事な天翁院 3.藤原秀郷の子孫といわれる名門小山氏の居城・小山城 4.戦国オールスターキャストの小山評定所跡と将軍家の宿泊所であった小山御殿 5.須賀神社と思川沿いの散歩道 6.小山氏の本拠地になったこともある国の史跡・鷲城 7.今も土塁が残る小山氏の城館・神鳥谷曲輪跡 第5章 観光スポットとしての期待が高まる戦国の城のツートップ・津辺城と成東城 千葉県山武市 1.山武市の呼び方を知っていますか? 2.駅から歩いて行ける戦国時代の魅力的な城が2つも 3.台風15号の被害で、さらに難攻不落になった津辺城 4.倒木と複雑な縄張りに阻まれ、攻城戦に敗北 5.訪れるたびに新たな発見がある成東城 6.推定本丸と推定二の丸の謎 第6章 眺望バツグンの波切不動尊と「野菊の墓」の作者ゆかりの土地を歩く 千葉県山武市 1.清水の舞台のような建物が目を引く波切不動尊 2.天平、平安時代のもっとも有名な僧ゆかりの寺院 3.お参りするのを忘れるほどの見事な眺望 4.日本初の天然記念物に指定された食虫植物群落がある 5.名作の主人公の銅像が印象的な伊藤左千夫記念公園 6.野菊の墓の雰囲気を今に残す伊藤左千夫の生家 7.野菊の墓の作者の意外な前職に驚く山武市歴史民族資料館 第7章 東京近郊のラビリンス、北総線沿線の歴史・絶景スポットを歩く 千葉県松戸市・市川市 1.住みやすさで人気上昇中の北総線沿線 2.迷宮の地図のようなウォーキングガイド 3.川が流れていない場所にある橋をさがせ 4.広島の厳島神社のミニ鳥居が印象的な神社がある 5.単独の貝塚としては日本で一番規模が大きいと言われる曽谷貝塚 6.畑や原っぱに、縄文時代の白い貝殻が散らばる 第8章 平将門伝説に彩られた土地と尾瀬の湿原をイメージできる大町公園を歩く 千葉県市川市 1.平将門にまつわる伝承とゆかりのお寺 2.万葉集にちなむ植物が楽しめる市川市万葉植物園 3.さまざまな古刹にみられる現代との接点 4.平将門築城伝説もある戦国の城・大野城 5.ダウンタウンの「笑ってはいけない」に似た伝統行事がある駒形大神社 6.動植物園、アスレチックなど魅力満載の大町公園 7.尾瀬の湿地帯の木道を歩く気分が味わえる 第9章 クレヨンしんちゃんだけじゃない! 歴史スポット満載の宿場町・粕壁を歩く 埼玉県春日部市 1.日光道中四番目の宿場町・粕壁 2.江戸時代の粕壁宿にタイムスリップできる春日部市郷土資料館 3.歴史アイテムを堪能できる宿場町そぞろ歩き 4.巨大なモニュメントとライトアップが楽しい古利根公園橋 5.南北朝時代の非業の武将、春日部重行の墳丘が残る最勝院 6.春日部氏の居館跡に建つ春日部の総鎮守・八幡神社
2020年08月22日
閲覧総数 606
7

こんにちは。 本日は、久しぶりに「おもしろ歴史ウォーキング 神奈川編」からのネタです。 「神奈川編」について、ツイッターやブログで、まだご紹介していない最後の章ですよ。 …ということで、第9章の『 古代の古墳の展示場と関東の高野山をめぐるさわやか散歩 神奈川県横浜市・川崎市 』をお送りさせていただきます。 諸事情があって、冒頭の部分だけですが…。 すべての記事は、こちらですよ。 是非、本書もご覧いただければ幸いです。 ちなみに記事は、少し前に訪れたときのものです。取材した頃のように、何の心配もなく出歩ける日が返ってくることを祈っています。 1.発展するベッドタウンのミステリースポット・市ヶ尾遺跡公園 今回は、横浜市の市ヶ尾から川崎市の新百合ヶ丘にかけて歩きます。この辺りは東京のベッドタウンとして発展していますが、古墳や由緒あるお寺なども多い歴史スポットでもあるのですよ。 ウォーキングのスタートは、東急田園都市線の市ヶ尾駅。 商店街から住宅街に入り、市ヶ尾小学校の横の坂を登ってゆくと、右手に市ヶ尾遺跡公園がありました。ここに来たのは2回目。前回は、確か10年ほど前だったと思うのですが、たまたま「市ヶ尾古墳群」という表示板を見かけて足を運んだのです。 来てみて、かなり立派な横穴古墳が並んでいたのにびっくりしました。当時の歴史ウォーキングのガイドブックには取り上げられていなかったですから。 園内に入り、小高い丘に作られた階段を登ってゆきます。中腹まで登り、丘を取り巻く遊歩道を少し歩くと、モルタルで固められた横穴がボコボコと並んでいるのが目に入ります。 横穴古墳群は、2つのエリアに分かれていて、全部で12基あるらしい。ちなみに、横穴古墳は、丘などの斜面に高さ2メートル前後の穴を掘り、人を埋葬した施設。埼玉県の吉見町にある吉見百穴は、丘いっぱいに穴がボコボコ開いている景色が有名ですね。 こちらは、それほど穴は多くはありませんが、中に石が敷き詰められていたり、二段に分かれた段差も確認できたりして、当時の雰囲気をイメージすることができました。 この古墳群は、昭和8年に発見されたらしい。古墳時代末期の6世紀後半から7世紀後半の古墳時代末期に造られた有力な農民の墓と考えられているそうな。 巨大な古墳が造られた後に、だんだん小さく質素になってゆくのは、当時のエコの発想でしょうか。 2.壁にノミの跡が残る横穴古墳の玄室 横穴の中に入れる古墳もいくつかあるので、中に入ってみることにしました。 入口は、屈まないと入れない大きさ。這うようにして羨道(せんどう)と呼ばれる部分を進むと、立ちあがれるスペースがあります。 ここが、埋葬用の空間である玄室(げんしつ)ですな。下に敷き石があり、これは復元されたものらしいのですが、壁に残されたノミの跡は当時のものだと解説板に書かれていました。中はそれほど広くはないですが、外とは満たされた空気や時間まで違って感じられました。 横穴から出て、古墳群の奥へゆくと、それらの前にちょっとした広さのスペースがあります。かつて、そこから刀や土器などが発見されたそうです。解説板には、おそらく死者を悼み、祖先の霊を祀る儀式が執り行われていたのではないかと書かれていました。 いわゆるお葬式ですか。現在のお葬式のスタイルとどう違うのか、興味をそそられます。 公園の広場の端に立つと、住宅街を見渡す眺望が見事でした。ここに葬られた人たちの家族は、ここから眺められる地域に暮らしていたのですかね。 いつも、丘の上からご先祖に見守られて暮らしているのは、どんな気持ちなのかとインタビューしてみたくなりましたが。 3.古墳のデパート・稲荷前古墳群 遺跡公園を出て、住宅街をテクテク歩いて向かったのは、稲荷前古墳。 こちらも前回来て、こんな立派な古墳が近くにあったのかと驚いた記憶があるのでした。稲荷前古墳群は、昭和42年に住宅造成中に発見されたらしい。なんと、前方後円墳や前方後方墳、円墳、方墳など計10基の古墳と横穴墓9基があったとのこと。 これだけバリエーションに富んだ古墳が一か所にあるなんて、まさに古墳のデパートの趣がありますね。 バス通りに面した緑あふれる小高い丘をまたしても登ります。こちらも、高くて見晴らしのよい場所に古墳を作ったのですな。 見つかった古墳は、住宅地となって消滅したものも多いのですが、前方後方墳1基と方墳2基が保存されています。それにしても前方後方墳とは珍しい。何でも神奈川県ではじめて発見されたそうです。 かなり急な階段を登り、頂上の開けた場所に出たら、目の前に芝生に覆われた巨大な丘が現れました。全長は37.5メートルですか。興味のない人から見たら、何の変哲もない土のかたまりかも。古墳は、写真に撮るとあまり魅力的な被写体ではないかもしれませぬ。 しかし、実際現地で上に登ってみると、確かに四角を2つ繋ぎ合せたような前方後方墳の形状が確認できました。自然な丘の上に、人工的な丘を作り上げたわけですから、見晴らしがいい。 この古墳が造られたときは、360度の眺望が広がっていたのかも。それにしても、残り二つの方墳が、前方後方墳に寄り添うような形であるのはどういう趣向ですかね。 これらの古墳は、この地域を治めた歴代の権力者や一族の墓だそうですが。 現在、この地域は、東京や横浜のベッドタウンとして発展していますが、当時は、今の東京都心や横浜よりずっと先進地帯だったのかもしれないと思うのでした。 4.川崎市制60周年を記念して作られた自然豊かな王禅寺ふるさと公園 稲荷前古墳を後に、黒須田川に沿って北上を開始します。すすき野団地から虹ヶ丘団地といった巨大団地を経て、虹ヶ丘公園で小休止し、少年野球を観戦。 そこから少し歩くと、広大な緑に囲まれた王禅寺ふるさと公園があります。 (以下、「おもしろ歴史ウォーキング 神奈川編」に続く) このあと、王禅寺ふるさと公園では、見事な桜を堪能しました。 最後に向かったのは、関東の高野山といわれる王禅寺。 開山は平安時代の921年。建武の中興のとき、新田義貞に焼きつくされたそうですよ。室町時代に再興されたらしい。 それを聞くだけでも、この地域屈指の古刹ということがわかりますね。 このお寺は、日本最古の甘柿の品種と言われている「禅寺丸」が発見された場所なのだとか。 この辺り一帯は「柿生」と呼ばれていますが、このお寺の柿にちなんだものだと初めて知りました。 関東の歴史ウォーキングの醍醐味が味わえる続きは、是非、こちらをご覧いただければ幸いです。 「おもしろ歴史ウォーキング 神奈川編」 (参考)目次より第1章 幕末の日本が震撼! 黒船が襲来した三浦半島・浦賀と当時の面影を残す浦賀道 神奈川県横須賀市 1.巨大UFO襲来のようなインパクトがあった幕末の黒船 2.今も残る巨大造船施設跡・浦賀ドック 3.源氏の天下に貢献した、夢が叶う神社がある 4.房総の山並みが一望の浦賀城址 5.渡し船から浦賀の眺望が楽しめる 6.社殿の彫刻が見事な西叶神社 7.浦賀水道が一望できる愛宕山公園 8.浦賀の町は興味深い歴史スポットがいっぱい 9.江戸から明治時代に使われた灯台が復元されている 10.当時の面影を残す江戸と浦賀を結ぶ浦賀道 11.縄文時代の貝塚と中世の城跡が共存するスポットがある 12.怒田城の縄張りに関する一考察 第2章 幕末の歴史スポットが目白押し! 桜吹雪の東海道・神奈川宿を歩く 神奈川県横浜市 1.坂本竜馬の奥さんゆかりの神奈川宿・田中屋 2.横浜開港当時、白ペンキで門を塗られてしまったお寺がある 3.神奈川宿には、知る人ぞ知る桜の名所がある 4.ヘボン式ローマ字ゆかりのお寺がある 5.戦後の大イベントの舞台になった反町公園 6.桜のじゅうたんと野趣あふれる桜の風景 第3章 住宅街に歴史スポットが数多く残る懐島郷とサザンオールスターズゆかりの湘南を歩く 神奈川県茅ケ崎市 1.巨匠が作った童謡・赤とんぼの歌碑がある 2.見ざる、言わざる、聞かざる、の三猿が出迎えてくれる源頼朝の重臣ゆかりの懐島郷 3.700メートルもの松並木の参道がある鶴嶺八幡宮 4.珍しい富士の景色が見られる場所がある 5.関東大震災のとき、水田の中から忽然と浮き出てきた中世の橋脚 6.サザンオールスターズゆかりのサザン通り商店街 7.多くの人たちから愛される「サザン」ネーミングの秘密 8.烏帽子岩が見えるサザンビーチちがさき 9.伝説の野外ライブが行われた茅ヶ崎公園野球場 第4章 関東屈指の観梅の名所・曽我梅林と富士山、伊豆半島、相模湾の絶景が楽しめる極上ハイキング 神奈川県小田原市 1.関東屈指の梅の名所・曽我梅林 2.日本三大仇討ちの一つ「曽我物語」に登場する曽我兄弟の故郷 3.後北条氏の時代にはじまる曽我の梅林 4.明治時代、境内で高等教育が行われていた瑞雲寺 5.北条早雲に滅ぼされた大森氏ゆかりの宗我神社 6.曽我物語・工藤祐経襲撃事件の真相とは 7.今もお寺の名前から存在が伝わっている曽我城 8.急坂をのぼれば、富士山と伊豆半島、相模湾と梅林のコラボを満喫できる 9.二宮金次郎ゆかりの塚がある 10.3つからなる曽我梅林のなかで一番広い別所梅林 第5章 壮大な海軍遺産とスタンド・バイ・ミーの気分が味わえる三浦半島の旅 神奈川県横須賀市 1.自衛隊の艦船が見える港 2.今も工場の施設として利用される旧海軍の建造物 3.三浦半島に、かつて水雷技術を習得するための学校があった 4.古い日本映画に登場するような倉庫がある 5.明治・大正・昭和に建造されたトンネルが見える駅 6.倉庫群の中を縦横無尽に走る廃線 7.トンネルの中にも戦争の痕跡が 8.ブルーな海の近くにある横浜DeNAベイスターズ練習場 9.自衛隊や米軍の艦船が一望できる公園がある 10.大ヒットした海外ドラマ「SHOGUN」のモデルが眠る公園 第6章 横浜の涼感スポット・帷子川親水緑道と悲劇の名将・畠山重忠の旧跡 神奈川県横浜市 1.過去と現在の景観との違いを楽しめるのもウォーキングの魅力 2.プチ里山ハイクの気分を味わえる帷子川親水緑道 3.歴史のロマンが生まれそうな白根不動尊 4.開発が進む住宅街に聳える白糸の滝・大滝 5.プチ深山幽谷気分を満喫できる公園がある 6.謀略で殺された悲劇の名将・畠山重忠終焉の地 第7章 かつての東京の奥座敷・綱島は、豊かな森と歴史スポットがいっぱい 神奈川県横浜市 1.70年近い歴史の幕を下ろした綱島温泉東京園 2.創建不詳のミステリースポット・綱島鎮守 神明社 3.地形が興味深い諏訪神社 4.探検ログハウスと古墳が魅力的な綱島公園 5.駅近くに豊かな自然が広がる綱島市民の森 6.中世土豪館の屋敷構えを残す飯田家住宅 第8章 癒しスポット満載! 温泉と芸術の町・湯河原で、心身ともにリフレッシュ 神奈川県湯河原町 1.鎌倉幕府成立に多大な貢献をした土肥実平ゆかりの湯河原 2.クスノキの巨木と五所神社 3.有名な日本画家が名付けた滝がある 4.夏目漱石未完の絶筆「明暗」に登場する滝がある 5.大事件ゆかりの場所と癒しのスポットが共存 第9章 古代の古墳の展示場と関東の高野山をめぐるさわやか散歩 神奈川県横浜市・川崎市 1.発展するベッドタウンのミステリースポット・市ヶ尾遺跡公園 2.壁にノミの跡が残る横穴古墳の玄室 3.古墳のデパート・稲荷前古墳群 4.川崎市制60周年を記念して作られた自然豊かな王禅寺ふるさと公園 5.日本最古の甘柿の品種が発見された関東の高野山・王禅寺
2020年10月10日
閲覧総数 382