2007/06/15
カテゴリ： ふぉと☆
すっかり夜がふけてしまったけど…
母とお供えのお団子を作りました。
父は旅立ってしまいました…
とても痛がりたくさん吐いてはいて…
苦しい闘病生活が続いたから
少し楽になれたのだといいけど…
葬儀も今後のためのあれこれも
こなすのってこんなに大変なのですね…
いとこの姉さんたちや近所の母のお友達にも
ずいぶん助けてもらって…
それでも 母も私も何日もまともに寝れず食べれずで
ほんとくたくたになりました…
母の疲労がピークだからさらに心配…
なんとか休ませなきゃ！
だぶん私の正念場です。
そんなこんなでこんな夜中にお団子作りです。
それでも
お粉に少しずつぬるま湯を入れ
こねてみたらスベスベの生地ができあがりました。
そして それを少し取り分けて棒状にして
等分に切ったものを 一生懸命まんまるにしてみたら
ほんとに綺麗で優しいまんまるのお団子になりました。
布巾を敷いて 蒸し器で蒸して
それを布巾ごと水にさらして
お粉をつけたら
プロのお団子屋さんも太鼓判を押してくれそうな仕上がりです。
私も母も もう疲れ果てて 意識朦朧 なのだけど
正直「こんな大変なのになんでお団子つくんなきゃいけないの？」
って思ってたのだけど…
いつのまにか ふたりとも
子供の頃にタイムスリップしたみたく
仲良く砂場でお団子作りしてる
ちっちゃい仲良しさんのようになっていました。
「わぁ！こんなにスベスベになった！」
「わぁ！こんなまんまるだよ！」
「うまいぃ～職人さんも真っ青！」
「へんな形のも作っちゃお！」
なんて…
吹き出しちゃって 泣き笑いしちゃって…
ああ そっか…
お供えのお団子作りって
残された家族に泣く暇なんて 落ち込む暇なんて与えないように
無心で作るうちに まんまるのお団子に思わず笑顔が戻って
優しい手触りに癒されるように
そのために課せられた 粋なはからい なのかもって…
お団子を見る目が 今後変わるかもしれません…
なんだかほんとにおいしそうにできたので
ひょっこり父が起きてきて
つまみ食いしそうな気配です。
あの世とこの世は 今夜は まだ…
お団子によって
まあるく 優しく つながっているのかもしれません。
そんな風に おひとよしに前向きに考えたら
苦しいことの方が多いかもしれない 生きることも死ぬことも
おだやかな気持ちで受け入れられるのかな…
きっとそうだといいのに…
そんなの綺麗事だって
さすがに 未熟な私も 薄々気づいてるけど…
母がちゃんと布団をかぶったか確認してから
お布団に入り 結局ぐるぐる考えて
またまた眠れない夜を重ねてしまうＢでした。
・・・・・・・・・
まだまだしばらく更新＆お返事＋ご訪問 遅れちゃうかもしれません…
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