僕のお気に入り

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ABC トークライブ2007.11.23天王寺


2007.11.23大阪・天王寺、近鉄百貨店阿倍野店 9階近鉄アート館
「フォーク・ニューミュージック~青春の思い出~グラフィティ展」

<1stセットリスト>
1.恋をするなら
2.トゥ・オブ・アス
3.今日までそして明日から
4.哀しき街
5.夕陽

<2ndセットリスト>
1.アイ・ニード・ユー
2.Bye Bye Baby
3.哀しき街
4.生まれ来る子供たちのために
5.Don't Be Late,Gotta Run
EC
6.ドント・レット・ミー・ダウン

近鉄百貨店阿倍野店の創業70周年記念として行われた「フォーク・ニューミュージック~青春の思い出~グラフィティ展」にABCとYASSさんが別々ですが3連休に立て続けに出演するというので、行ってまいりました。

1回目は15時からだったのですが、昼過ぎには会場に到着していたので、行ってみると前座でオフコースのコピーバンド(FAR WEST CLUB BANNDだそうです、ファンならニヤリとなるバンド名ですね)が演奏していました。
「Woh Woh」とか「心はなれて」とかをきれいな声で歌っていて、こういう場に出てくるバンドは上手だなと思いました。

14時頃、突然ABCの面々が登場してサウンドチェック&リハーサルが始まってしまいました(笑)。
このトークライブ、システムがユニークで500円のチケット1枚買えば何度も再入場可能だし、リハ中の入場制限もなし、さらに1、2回のライブも入れ替えということもなし、とかなり自由度が高かったです。

ということで、ほとんど公開リハーサル状態(笑)。
やってる間にどんどん客席が埋まってきて、メンバーもやりにくそうで、ジローさんや仁さんが何度も「これはリハーサルですからね」と呼びかけていました。
バンド形態ということもあるのでしょう、結構どの曲もフルに演奏していたので、ほんと本番と錯覚しそうでしたが、曲によってはイントロやエンディングを打ち合わせしながら何度もやり直ししていたのが、リハだなという感じで、こういう場面を生で観られたのはほんと幸運でした。

最初出てきたとき、仁さんの髪がまっ白だったのに驚きました。
僕は、2002年にも彼らのステージを観ているのでそんなに久しぶりという感じでもないんですが、その時はここまで白くなかったのでビックリしました。
ジローさん、結構肥えてましたね(笑)。
逆に松尾さんはオフコース時代のイメージからすると病気のせいもあり相当スリムです。あ、でももう大分前からスリムになってましたけど。
むしろ去年の宮城さん(チューリップ)とのジョイントライブから比べると体調はかなり良さそうです。

さて1回目はまずビートルズナンバーから。
ABCというユニット名はアコースティック・ビートルズ・クラブの略でありまして、元々はビートルズのナンバーを演奏するためのユニットだったわけです。最近は結構オリジナルの比重が増えてましてそれはそれで嬉しかったりします。
「恋をするなら」はビートルズ来日公演で演奏されたジョージのナンバーで、仁さんと松尾さんのハモリが気持ち良かったです。
「トゥ・オブ・アス」は映画「レット・イット・ビー」でも印象的だったジョンとポールのハモリが印象的なポール作のナンバー。
これまた仁さんと松尾さんのハモリが気持ち良かったですね。

そして今年、松尾さんが吉田拓郎さんのツアーに参加していたことにちなんでか拓郎さんのナンバー「今日までそして明日から」を仁さんのボーカルで。
拓郎さんが急病で殆どの公演が中止になってしまったことを松尾さん残念そうに語っていました。
こういう曲は仁さんの声によく合ってますね。
「クリスマスの約束」で小田さんも歌ってますが、小田さんの声には合わない。
でもこうして同じ曲をそれぞれが歌ってるという事実が嬉しかったりします。

MCで「僕のデビュー曲、拓郎さんの曲だったんですよ。「ビートルズに教えてやった」(笑)・・・」ジローさん「「ビートルズが教えてくれた」でしょ!(笑)」というやりとりが面白かった(笑)。

そしてオフコースナンバー「哀しき街」。
これはグッときた方も多かったのではないでしょうか?
去年のジョイントライブでも聴けましたが、メンバーが3/5揃ってのオフコースナンバーは一味違いましたね。

仁さんが小田さんと久しぶりに会ったときの話をしてたのですが、これが最高に可笑しい(笑)。
小田さん「お、オマエ若いな」
仁さん「小田さん、○ゲましたね」
小田さん「・・・・」(・・・この部分作りました^^)

以上のようなやりとりがあったそうで(笑)。
仁さん、考えるより先に言葉が出てしまったそうでさすがにマズイと思ったそうですが(笑)、「非常に薄くなりましたね」とは言わないよね、なんていって更に爆笑の渦に我々を誘ってくれました。^^

最後の曲はABCのオリジナル曲「夕陽」。
今回のCD販売では「VOL.1」しか売ってなかったです。
あいにく、その「VOL.2」のほうに入ってる曲です。
軽快な曲調で好きな1曲です。




2回目も前述したとおりのシステムでしたので、お客さんが殆ど同じ顔ぶれ(笑)。
仁さんの第一声「被ってますか(笑)」
「同じことしかやりませんよ(笑)」
でも、実際にはセットリストを観てもらえば分かるとおり、被ってるのは1曲だけで、実質ライブの第2部みたいな感じでしたね。

1曲目はビートルズの「アイ・ニード・ユー」、これまたジョージのナンバー。キーのレンジ的に歌いやすいのかもしれません。

2曲目は「Bye Bye Baby」、これは「VOL.1」に入ってる松尾さんの曲で、おちついたシャッフルに乗った歌が気持ちいい曲です。

続いて「哀しき街」
「先程この曲やったかどうか・・・、最近年なんで忘れっぽくなって(笑)」なんていって松尾さんまで、客席を笑わせるようになったんですね。^^

続いて今日のハイライトといえるかも知れません。
仁さんが歌う「生まれ来る子供たちのために」!
最近、この曲を歌ってるという情報は耳にしていましたが、生で聴けて良かったですね。
もちろん、小田さんと声質もキーも違いますから、それを期待してはいけません。
あくまで仁さんの持ち味がでた「生まれ来る子供たちのために」です。
最近ミスチルの桜井さんを始め、若いアーティスト達がこの曲を歌ってるのを耳にすることもあり、じっくりその持ち味で聴くことができました。

最後は「Don't Be Late,Gotta Run」これも「VOL.1」に入ってる仁さんメインの曲ですが、松尾さんがいい感じでハモってくるのが気持ちいい曲です。

今回はアンコールがあり、最後はやっぱりビートルズ。
「ドント・レット・ミー・ダウン」、最近は往年のハイトーンをすっかり封印してしまった感のある松尾さんですが、この曲は比較的キーが高いので、比較的高めの松尾さんの声を久しぶりに聴くことができました。




ライブ終了後はCD購入者限定のサイン会。
僕も買ったCDに3人のサインをもらっました。
大間さんには「YASSさんと共演してください」と言ったら「前、やったよ」と言われてしまいました。
松尾さんには「また新作期待してます」といったたら「うーん、新作」、横から仁さんが「じゃ、新作落語をやりましょうか」なんてはぐらかされながらも、面白くきりかえしてくれて、大満足でした。
(ちなみに構成の都合上最後に書きましたが、サイン会は1回目、2回目ともライブ終了後にありましてこれは1回目での出来事です。2回目はもらいに行きませんでした)

「VOL.2」は会場で売ってませんでしたが、もしかすると ABC公式サイト で入手できるかもしれません。
松尾さんの幻のソロアルバムなんかも入手可能です。

さて、次はYASSさんですね。











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