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2006年01月20日
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カテゴリ: 小さなお話
悲しい事に、彼女は、
どうしても思い出す事が出来ないのです。
自分がいったい、どこの誰なのか。
そして、どうしてこの場にいるのかも。
本当は美しく花開くべき、薔薇であるのに。
記憶の糸口を見つけられず、凍りついた様に、
彼女は同じ姿のまま、何日もそこに立っています。
弱々しい冬の日の光が、
何とかそれを思い出させようと、
囁きかけようとするそばから、
冷たい北風が、その言葉を吹き飛ばしていきます。
失われた記憶は、いつか戻るのでしょうか。
彼女の頬には、ただ曖昧な微笑みが浮かぶだけ。
寒気のために、赤みが差した美しい衣は、
頼りなげな彼女を守ろうと、
しっかりと重なり合い、固く巻き付くのでした。

g-a-aachen20060120





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最終更新日  2006年01月21日 16時42分32秒
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