ミャンマーでは軍部のクーデターがまだ続いています。
ほぼ全ての人が早く情勢が落ちついて欲しいと思っているはず。
でも諸事情あり難しくなっているらしいです。

軍部というのはよりすぐりのエリートがいます。
貧乏な農村部でそだって地方の苦しみとかを見て来た人も多い、らしい。
もめるとミャンマーと言う国家に良い事が1つもありません。

軍部もバカじゃないだろうから途中で止まると思っていました。
でも止まらなかった。

ミャンマーの民主化は道半ばです。
だいたい軍部が最初から25％の議席を持っています。
軍人議席という理解出来ないしくみがあります。
しかも75％以上の議席が無いと憲法改正が出来ません。
軍部の意向にそった憲法改正しか現状出来ないこと言うことです。

例えばアウンサン・スーチーさんを封じるためだけに作られた憲法の条項というのが存在します。
外国人の夫を持つ人間が首相になる事が出来ないことになっているらしい。
もの凄い条項です。

もともと外部の介入がないと軍部に拒否されてしまい憲法改正なんて不可能だと私は考えていました。
軍人議席というものがある以上、憲法改正はハードルが高すぎます。

外国は入っていけない。
介入してもあまりもうからないらしいと聞いています。

欧米の先進国は自由とか平等とか人権と言う言葉を使います。
嫌な話だけど実際にはそろばんをはじきながら軍隊を出していくらしい。

国連はという事になると思いますが、常任理事国の中国とかロシアは言うこと聞いてくれるでしょうか。
中国は今回の動乱とどう関係しているのか分かりません。
確実にいえることは、自分の隣国に西側の軍隊を入れることを歓迎することはないと言うことです。

じゃあ日本はと言うと9条があるから介入は100％無理です。
多分装備もありませんし、防衛以外の訓練はしていない、というかさせて貰えないはず。
他国に乗り込んで他国の軍隊と交戦というのは200％侵略戦争だから仕方がありません。

日本には一定のコネがあるらしいです。
欧米ではほぼないらしいですが、軍隊の政権に経済援助を出していたらしい。
外交ルートを通じて話し合いとか出来れば最高なのですが。
一般市民に向けて発砲するような人達がいう事を聞いてくれるだろうか。

もし自衛隊がミャンマーに乗り込んだりしたら中国はまじ切れしてくると思います。
戦狼外交の本領を発揮してくると思います。

ミャンマーは順調に経済制裁されていっているようですが、軍部はいずれ引くのでしょうか。
経済制裁されまくって軍が切れるなど、へんな事にならないように祈っています。
もうちょっとましな憲法が出来ればいいのですが、今のところ改正に軍の同意が必要です。
一体どうすれば達成できるのでしょうか。
私にはちょっと分かりません。