多文化共生に備えるということを考えたときに私の頭に思い浮かぶのが「ロマ人」です。
今は差別語になったりするらしいのであまり使われませんが、古くはジプシーと呼ばれてきた人達です。
昔読んだ小説に良く出て来ました。

ヨーロッパで生活する少数民族で定住しない事が多いです。
正確な人口など不明らしいです。
定住しないのでどこの国に何人いるか不明で、適当な推定しか出来ないらしい。
現地の人といろいろな意味で考え方が違うらしく、共棲が上手く行っていない印象を受けます。

ものすごく配慮しないといけないらしい。
いろいろなもの凄い話が流布しています。
難しい話なのですが、大まかな話はめいろまさんのツイートに書かれています。
大まかな事は知っていましたがあまりにビビッドなため笑ってしまった。

なかなかおおっぴらには語れませんが、現実はそうなんだろうなと思った。
治安に関する意識は日本は他の国とぜんぜん違いますから。

昔はおおっぴらに語られていた事が最近語れなくなったらしい。
知っている人は知ってると思いますが、海外旅行に行く人向けの防犯関連の記事などに出て来ます。
話の内容が私が子ども時代に聞いていたのと変わっていない……。
なめてるやつは大変な目に合ったりするという話を色んな人から聞きました。

本来人種名と結びつけて行状を語るのは本来ダメです。
しかし子どもの窃盗団を組織していたりする人達もけっこういるらしい。
2013年のフランスで国外退去処分になったロマ人は年間で2万人いました。
一つの民族でですよ？
かなり左の大統領だったオランド大統領時なのですが、もの凄い数だと思います。

ヨーロッパでも対処に苦慮していますよという話は共有すべき。
いままでやって来た間違いを繰り返したりするので。
大きな教訓になります。

よそで上手く行っていないのに、頭の悪い日本で上手く行くはずがありません。
人権などの関連でいろんな講釈をたれる人もいるみたいですが、対応は難しいです。
EUの寛容な先進国がどこも手を焼いているぐらい。

独特な人達と考えているみたいです。
いつでも他人と仲良く出来る、いつでも他人を理解出来るというのは思い込みなのかなと思った。

全く解決が見えない問題もあるということが良く分かります。
人権団体はいろいろ勧告していますがこちらも向こうも上手く折り合う策が欲しいです。
フランスの2万人に怒ったみたいですが、裁判の結果で国外退去になった場合も有ると思うのです。
自分たちは人権の番人だからいう事を聞け、といっても問題は解決しないと思う。

検索してもヨーロッパの国の閣僚がキレて暴言吐いたとかそういう話が山ほど出る。
どの国も上手な対処が出来ていない状況です。
日本なら出来るなど根拠もないのに自分の力を高く見積もるのは良くない。

日本はほかの民族よりもずっとどんくさいので。

譲り合い理解し合う事が理想なのですが、相当のコストが必要になります。
最近いろんな話を聞きますが、変に楽観的なひとばかりなので不安になってしまいます。