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今朝、Carrefourに買い出しに行く時に愛車に近寄って異変に気付きました。運転席側のサイドミラ-があっちの方向を向いているのです。ヤレヤレ、誰か悪戯しやがって、と舌打ちして助手席側のミラ-を見ると、こちらもあさっての方向を向いていました。幸いにもサイドミラ-は手で元の状態に戻せましたから、これ以上文句は言いません。それより早く買い物を済ませなきゃ。と運転席に座ってエンジンキ-を回し、フロントガラスを奇麗にしようとワイパ-を回していたら、更なる異変に気付きました。何故かワイパ-が一つしか動いていない!運転席側、つまり左側のワイパ-がない?少なくとも動いていない急いで車から降りて調べてみてビックリでした!なんと運転席側のワイパ-を取りつけている軸が、根本近くからポキンと見事に折られているのです。その折られたワイパ-は車の周囲を探しても見つかりません!その状態は次の数枚の写真でわかると思います。 ちょっと奇妙なのは、ワイパ-の根本、つまり首振り運動する起点ではなく、その5センチほど上をスパッと折られていることです。どうやって折ったんでしょうか?今日は3日ほど降り続いた雨が上がっていたので、まずはCarrefourへ買い出しに行くことにしました。雨が降ってこないうちに…。その間、カミサンには警察とガレ-ジに電話してもらう事にしました。あとでカミサンから聞いたところによると、まず警察では「このようなことをされる覚えは無いか?」とか「誰かに恨まれることは?」とか訊かれたそうですが、全く身に覚えが無いことです。そしてカミサンが行ったガレ-ジでは、カミサンの前にきた客の車は、なんと車のサイドやボンネットなど丸一周をキーか何かで傷をつけられたそうです 可哀そう…。Carrefourで買い物をしている時にはカッカしていた私の頭は、その話を聞いてからというもの、そこまでやられなくて良かった、と沸騰していた頭がすこし冷やされ落ち着きを取り戻したようです。ヤレヤレ…。結局、ガレ-ジにはワイパ-の軸の在庫は無く、後日改めてもう一度行くことになりました。修理代は全部で3万円位だそうです。そうそう忘れていました。うちの車はかなり「高齢」の車なので、物損は保険には含めていないことが判明!従い3万円は自腹という事になりました。しかし、今回のことは一体何なんでしょうか?こんな問い自体何の意味もないのですが、それでも「いったい何のために?」という疑問は残ります。キ-で傷つけられる、というのは恨まれていたり、愉快犯なら有り得そうですが、ワイパ-を取り付けている「振り子」部分を「折る」というのは聞いたこともないし、そんな面倒な(そんな簡単に折れるものではないだろうに)ことをした訳が分からない。大体、うちの車なんてポンコツ寸前なんですから、そんな車を傷つけて何の得があるんだ、と。まあこんなこと、考えること自体時間の無駄なんでしょうけれどね。でも考えちゃうんですよ。今回の件は、明らかに「誰かによる故意の悪戯」であることは間違いないものの、「ではいったい何故」という問いは残ります。こんな「些細なこと」をした犯人が捕まることは絶対に無いでしょうが、この訳だけはどうしても知りたいです。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.12.26
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「ベルギ-事件簿」のタイトルで3回書きましたが、ベルギ-に馴染みのない方は 「ベルギ-って怖い国」と思われるかもしれません。確かに、結構物騒な時期はありましたが、現在周りを見渡しても怖いと感じることはまずありません。勿論、一般に言われる危ない場所に近寄らないことが前提ですが。今回書こうとしていることは、どこの国でも起きていることで別段特別という事はありませんが、一時期頻発したのでやはり書こうと思います。思い当たるのは2件あります。厳密には「車上荒らし」とは言えないかもしれませんが。ケ-ス1 被害車 VW Sharan2010年前後ですが、6月のある夜中、携帯がけたたましく寝室に響きました。妻の携帯が鳴ったので時計を見ると朝の4時です。こんな時間にかかってくるのは緊急事態に違いないですから、妻の声に耳を傾けていると、「お隣のジェロ-ムよ。外を見てきて。」と言うので、急いで浴室に入り窓のブラインドを少し上げると、下の歩道の街灯の光の下に一人の男が立っていました。「うちの車が狙われたんだって」それを聞いて、急いで服を着替えて階下に降り外へ出ました。男はやはりジェロ-ムでした。彼の話をまとめるとこうです。実は、彼の家の浴室の窓は少し開けたままにして寝るんだそうですが(物騒です)、夜中にトイレで起きた際に、外から妙な音が聞こえてくるので空いた窓から外を覗くと、2人の男がうちの車であるVW Sharanのドア近くにしゃがみこんでいるのが見えたことから、すぐに車上荒らし又は車泥棒と思い警察に電話したとのことです。事情を話した後、警察から確認のためのコールバックがありましたが、その音が窓から外に漏れ、物音ひとつしない夜中の静寂に響き渡ったことは想像がつきます。彼らは、その音を聞くや否や急いで逃げ出したという事です。おそらく近くに置いてあった車で逃走したのでしょう。車を見てみると、鍵穴が壊されドアに傷も見られます。「今警察がこの周囲をパトロ-ルしている。30分位したらここに来るんじゃないかな」その通り暫くして1台のパトカ‐が来て事情聴取されました。もう夜が明け始めています。今日は月曜なので、2時間後には家を出るので寝る時間はありませんね。でも、会社に行く前にVWのディ-ラ‐に寄って修理を頼まないと。会社の総務部の担当にも状況を話し色々と確認することがあります。何でアラ-ムが鳴らなかったんだ、と。そして最も知りたいことは、社有車だけど、誰が修理代負担するのか。やれやれ、午前中は仕事にならないな。(注)ヨーロッパでは日本とは違い、車を保有する際車庫証明は必要ありませんので、路上駐車が普通です。一戸建てでガレ-ジがあっても、多くの家ではガレ-ジは物置代わりで車を置くことは稀です。当然我が家もそうですし、近隣を見渡しても同様です。車上荒らしが多いのはそういう事から来ているのかもしれません。ケ-ス2 被害車 ルノ―Clio妻からの電話は夕方5時過ぎにかかってきました。緊急事態を予感させるような緊迫した声が聞こえてきます。「これから修理工場に行ってくるから帰りは遅くなるわ。」事情を聴くと、「走行中に助手席の窓を割られてバックを盗まれそうになったの。詳しいことは修理工場に着いたら電話するわ。」事情が全く分からずイライラして待つこと1時間、やっと電話が掛かってきました。事件はこうです。知人の家に寄った帰り、あまり治安がいいとは言えない地区に差し掛かった時、前方に2-3人の若者が車道を歩きこちらに近づいてくるので、スピ-ドを人が歩くほどの速度に落とした途端、別の男が助手席の窓を何かバールのようなもので壊し、助手席に置いてあったバッグを盗もうとしました。妻は運転しながらも必死になってバッグを奪い返し、そのまま速度を上げて何とか逃げ出したというのです。その話を聞いて思わずぞっとしました。彼ら全員は同一グル-プでしょうから、一歩間違えれば窃盗どころではなく、深刻な事態になっていた可能性もありました。まずは妻の無事を喜ぶとともに、暴漢を見事に振り切った勇気と運転技術を褒めたたえたのは言うまでもありません。もし私に似たことが起きたらどうだったでしょうか。運転技術は間違いなく妻の方が上ですから。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村社有車のVW Sharan
2023.04.21
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これから書く事件は、ほぼ1年前にうちの隣家で実際に起きたことです。今回の主役は、我が家から見て向かって右隣の家で、事件の前年の11月、遅くとも12月には新しい家族が入居するとの話を、家のオーナ-及び仲介の不動産業者より入手しておりました。新しい隣人はどうやらイタリア人カップルで、当初は子供の教育の都合上、取り合えずは旦那さんが一人で住んで準備を整えつつ、折を見て家族がやってくる、という事まで判明しました。新しい隣人の動向は、何かあればすぐに耳に入るような夫婦間の関心事だったのです。11月が過ぎ12月に入っても隣家に動きは全くなく、その頃には、隣人の話は話題にすら上らなくなりました。そんな12月中旬のある朝の7時頃、いつものように庭で犬に散歩をさせていると、例の隣家の窓が開いているのに気付きました。それも1階台所の窓と2階浴室の窓の2つです。暫く隣家の様子を窺ってみましたが、何の音も聞こえないし人の気配もありません。家の中は真っ暗ですが、家の中に誰かいることは確かです。だって、1階の窓を開けて外出するなど、空き巣が多いベルギ-では考えられないことです。しかも、12月の明け方の気温は氷点下になりますから、窓を開け放しておくこと自体あり得ません。ここに至って、今度の新しい隣人は奇妙な得体のしれない人たちである予感がしました。奇妙な得体のしれない隣人か。透明人間かも。と呟いて、ふと昔のある映画を思い出しました。タイトルは確か「〇〇街の怪人」で、トムハンクス主演だったと思います。夜中に奇妙な騒音を出す隣家に疑いを抱いた隣近所の住人が、その謎を解くべく探索に乗り出す物語で、私の好みであるミステリーとコメディが融合した楽しい映画でした。何かその映画に似ているな。俄然、まだ見もしない隣人に興味が湧いてきました。年が明けた1月になっても隣家には何もおこりませんでした。つまり、それらの窓は昼も夜も開いたままで閉じることは無かったのです。そして、相変わらず人の姿は見えません。でもその頃になると、おかしいとは思いつつ気に留めることもなくなっていました。そんな1月末のある日、隣家のガレ-ジの入り口に中型バンがお尻を少し突っ込んで止まっているのを見つけたのです。運転席には誰も乗っておらず、わずかに見えるガレ-ジの中にも人影はありません。その時は単に、ああ今頃やっと引っ越し荷物を運んできたんだな-、くらいにしか考えていなかったんですが、よくよく考えてみると少しおかしい。まず、普通引っ越しの場合、荷物の多少にかかわらず、大型トラックで運ぶものです。中型バンはおかしい。それに、引っ越し荷物の搬入は通常、大型トラックを家の前に横付けにする。今回は中型バンなのでその必要はないのかもしれないが。それに何よりも奇妙なのは、人の姿、出入りが全くないこと。う-ん、臭いぞ。とは思いつつ、1日中見張っているほど極度の暇人ではありません。目を離した隙にバンはいなくなっていました。奇妙な訪問者隣人の素性が分からずモヤモヤした日々が続いた2月のある午後、予期せぬ訪問者によって奇妙な隣人の素顔が明らかになったのです。2人の男が訪ねてきたとき私は外出中で、後にその話を聞いたとき、まさに地団駄を踏んで悔しがったものでした。2人の男たちは警察の者であると名乗り(警察手帳のようなものを提示したらしい)、隣人のことで聞きたいことがある、内密な話なので家の中に入れて欲しい、と言ったそうである。当時家には妻と息子がいましたが、息子は即座に断ったそうです。ベルギ-では見知らぬ人間を家に入れることは、通常ありません。訪問者が強盗になる可能性があるで、警察手帳を見せられたといっても、誰も本物を見たことがないのであるから、信用できませんね。押し問等を繰り返したのち、双方とも折れて一人だけ中に入れて話を聞くことになりました。その話とはこうです。隣人は家の中で大麻を栽培している大麻密売組織の一員で、それも大量の大麻だそうです。警察官は隣家での人の出入りについて知りたがっていたようですが、こちらも分かりません、としか言いようがありません。ついに突撃!警察の訪問から2週間ほど経った3月初旬のある週末の早朝6時過ぎ、ドンドンドンというけたたましい物音でまさにベッドから飛び起きました。2階の窓のカーテンを薄く開けて隣家の玄関を覗いてみると、開いたドアから4-5人の私服の男が荒々しく家の中に入るところでした。家の前には見かけない大型バンが止まっていて、どうみても警察による逮捕家宅捜索に違いありません。やっとその日が来たのです!しかし30分も経つと人の出入りは無くなり、いつもの週末の朝の静けさに戻りました。スペクタクルはあっという間に幕を閉じた様です。この話には後日談があります。実は、こちらの方が面白いんです。事件からしばらく経ったある日、幸運にも妻が隣家のオーナ-と話す機会があり、突撃時の詳しい話を聞くことが出来ましたんです。不謹慎ではありますが実に興味深く、そして驚くべき内容でした。 犯人グル-プは大量の大麻を短期間で成長させるため、大量のランプを昼夜点けっぱなしで使用していた。警察から聞いた話では、家の中は大量の大麻の苗と電気コード配線で足の踏み場もなかったという。1月に見た中型バンは、電気工事車両だったらしい。また、窓を開けっぱなしにしていたのは、大麻の強烈な匂いとランプの熱を逃がすためだった、というのです。一段落した後、オ-ナ-が電力会社から受け取った請求書によれば、3か月間の電気ガス代の合計は何と10万ユーロ、日本円にして約1300万円、1か月当たり約430万円というべら棒な額である。1か月の電気ガス代が 430万円!?ベルギ-の平均家庭の約200倍以上にも及ぶ、驚きの電力消費量でした。警察は家宅捜索時に、栽培されていた全ての大麻を押収したのは当然として、大規模な電気工事の配管配線を徹底的に破壊したとのことで、修理しなければならないオーナ-にとっては大変な経済的負担となったそうです。勿論、警察に抗議したそうそうですが、全く無視されたという。お気の毒に。事件から1年以上経ちましたが、この事件がニュ-ス等で報道された形跡はありませんし、近隣住民の殆どは事件が起こったことさえ知らなかったようです。ベルギ-では、この程度のことはニュ-スにさえならないようですね。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.04.21
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今から9年前のことですが、その悔しさはいまでもハッキリ記憶しています。当初は夢の中にいるような現実感の全くない、強いて言えば悪夢の霧の中にいるような気分でしたが、気持ちが現実に追いついてくると、何かとんでもないミスをしでかしたのではないか、という後悔の念に襲われたものでした。その日は月曜日で、私はいつものように6時に出勤前の朝食を取りに階下のダイニングキッチンに降りて行きました。キッチンの窓からは家の前の歩道と通りが良く見えるんです。見ていて、家の前の車道には1台分の空きスぺ-スがあるのに気が付きました。当時、いろいろ事情があって、うちは5台の車を所有していたのですが、本来そこにあるべき私の社有車であるBMW X3がないのです。地下のパーキングからの出入り口なので、うち以外の車は駐車できません。そこはキッチンから良く見えることもあり、盗まれるリスクの高いBMWの比較的安全な置き場所となっていました。記憶を手繰ってみると、昨日自分はどの車も使っていないので、最後に使ったのは妻だと思う。確か昨日の夕方以降はその場所に駐車していた気もするが。社有車ではありますが、ほぼ毎日妻が使っています。私の通勤車はClioです。子供達にはBMWは使わないように言ってあるので、動かしたという事は考えられません。引っかかるところはあったものの、その後何か用が出来てどこか別の場所、この窓からは見えないが家からそう離れていない場所に止めたのだろう、そう思ってその後は別段気にもせず、朝食を食べながらテレビと見ていると妻が降りてきました。子供たちは降りてきません。まだ寝ているのだろうか。妻が朝食の用意をしている時、念のため、と断って妻に訊いてみました。「BMWはどこか別の場所に置いたのかい?」それを聞いた妻は怪訝そうな顔をして、「家の前に置いたわよ。」Caféを入れながら、一方で窓越しに外を見やりながら言いましたが、当然そこにはあるべき物がありません。「可笑しいわね。」確かにおかしいぞ。その言葉で我々は事の重大さに気づき始めていました。私は家を飛び出すと車道の中央に立って、道の左右両側に止まっている車を見渡し、次に少し先の交差する道の両側も一台ずつ確認していきますが、やっぱり無い!こうなるともう間違いありません。BMWは盗まれたんです!緊急事態発生ですが、ジタバタしても仕様がないので、まず朝食をしっかり食べることにしました。これから警察に行きますが、長丁場になるかもしれないので、兎に角腹ごしらえはしっかりしておかないと。こんな時、警察は殆ど役に立ちません。今我々は家から車で10分ほどの小さな警察署にいて、盗難された車に関する調書を作ってもらっているところです。これは今後予想されるゴタゴタを上手く収めるためには絶対不可欠の書類となります。我々の話を聞きながら書類を作成している係の人が、時計を見ながら呟きます。「10時か。夜中に盗まれているとして、もうポーランドに入っているな。」つまり、どうしようもないから諦めたほうがいいよ、という死刑宣告みたいなものです。「日曜日の夜中、つまり月曜の早朝3-4時頃は皆寝静まっていて外を歩いている人なんかいないから、車泥棒にはもってこいの時間なんだ」その後、実は会社と家の両方で、警察も交えて少々緊迫したこともありましたが、何とか代わりの車をオーダ-出来ることになった時には、夫婦共々ほっと息をついたものでした。ただ、これにはちょっとした後日談があります。盗難から半年ほど経ったある日、私は会社である奇妙な通知を受け取りました。それは、会社と社有車の貸与契約を結んでいる会社から、「あなたの車が、x月x日にけん引されたので、次の費用が発生しました」という通知です。社有車に何か(事故、修理、盗難等)発生した場合は、会社と所有者に費用の通知が来ることはよくある事で、それ自体は良いのですが。その日付を見てびっくりしました。それは私の車が盗難された日の3日後だったのです。残念なことに、けん引はどの国で発生したことは記載されていませんでした。その時、会社の総務担当が言った言葉を思い出しました。「車泥棒がドアのカギを壊して車のエンジンをかけることはできても、どのくらいかよくは知らないけど、車のエンジンが自動的に停止して、自力では動かないようにプログラムされているらしいわよ。アラ-ムはうるさくて不評らしいから」そうであれば、僕のX3はどこかに保管されていることにならないか。でも、これってなんかおかしくないか。何で半年もたってからこんな通知が来るんだ。それもそうだが、何でもっと早く車を盗まれた所有者に連絡が来なかったんだろう。そうしたら、新しい車をオーダ-する必要なんかなかったのに。これについては、総務課と通知を送ってきた会社双方に問い合わせのメールを送りましたが、ついに回答をもらうことはありませんでした。完全に無視されたようです。つまり、「もう済んだことなんだから、余計な詮索は無用。あなたは新しい車に乗れるんだから問題ないでしょ」と無言で言われている気がしました。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.04.20
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ベルギ-に長年住んでいると、様々なことに遭遇することになります。今回は我が家及び家族に起こった事件についてお話ししたいと思います。第1回は空き巣被害です。 97-02年頃にかけて、住んでいる地域に空き巣被害が多発しました。この頃、この地域の歩道に赤ペンキで描かれた5‐10種類ほどの奇妙な図形が至る所で見られ、地域の話題にもなったほどです。誰が何のために描いたのか諸説ありましたが、一番有力だったのは、空き巣グル-プの下見役が、その家の特徴を絵文字にした、というものでした。例えば、その家には犬がいる、大型か小型かとか。確か、住んでいる区の公報にも掲載され、住民に注意喚起がなされました。これは結構説得力ありましたね。 この当時、我が家は引っ越ししたのですが(移動したのはほんの50m程度でしたが)、引っ越し前後の1年半の間に計3回も空き巣に入られました。信じられます?被害は1回目が最もひどく、キッチンから庭へ出るガラス製のドアが壊され、2階の部屋の引き出しは全て荒らされ、足の踏み場もないほど服などが散乱していた光景を見て唖然としました。盗られたのは貴金属のみで、現金は無事でした(少額でしたが)。2回目、3回目は引っ越し後で、居間から庭に出るドアや居間の窓ガラスが割られているだけで、1回目よりは軽微の被害で済みました。どうも家に進入したものの、何らかの理由で退却したような足跡のつき方(回れ右)でした。 ここで興味深いのは、空き巣に入られたと思われる時間です。2回は11時から11時半の間、あと1回は1時半ごろでした。平日だったので、私は会社のオフィスに、妻は近場にほんの30-45分外出している間の出来事でした。後で家族で話したことは、どうも我が家は見張られていたのではないか、と。そうだとすると結構怖いことですよね。いつも見張られていたなんて。また、その当時は小型犬を飼っていたのですが、被害はありませんでした。うちの犬は、見知らぬ人にはかなり吠えるのですが、どうやって手なずけたんでしょうか。肉で買収されたのかな? でも、犬の元気な姿を見た時はホッとしましたね。人、犬の被害はありませんでしたが、ドア(取り換え)や窓の修理代はかなり高額になりました。これに懲りて、すぐにアラ-ム取扱業者に連絡を取りアラ-ムを設置するよう頼みました。これも結構高くつきましたが、それ以降、幸運にも、というか当然ながら空き巣被害には会っていません。最も得をしたのは、どうやらアラ-ム取扱業者の様でした。我が家以外にも被害にあった家や学校などからの問い合わせが殺到していることを聞いて、もしかして空き巣と業者が仕組んだってことは無いよね、そんなわけあるはずないでしょ、と妻と話したことを覚えています。因みに、アラ-ム設置は1か月先と聞いて、妻と私は叫びました。もっと早くして!すると業者の人は、大丈夫、このボックスを家の壁に取り付けておけば空き巣には絶対入られません。今すぐ取り付けますから。これがそうです。通常は、この家にはアラ-ムが設置されているから、忍び込むと豪い目に合うよ、という泥棒に対するで威嚇や警告になり、防犯に役立つという訳らしい。我が家はそれから1か月間、このダミ‐のボックスによって空き巣から守られるという事になりました。つまり泥棒を騙した、という事です。気分爽快ですな。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.04.19
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