カテゴリ未分類 0
全2件 (2件中 1-2件目)
1
家に7歳になる雌のコケ-ルアメリカンがいます。生後6か月から我が家で暮らしており、名をパチュリと言います。 大変な悪戯っ子で、プラスチックの袋はズタズタに食いちぎったり、紙は引きちぎりながら食べてしまうという一風変わった犬なのです。以前、寝室のナイトテ-ブルの上に置いていた文庫分の表紙をちぎって一部食べてしまったこともありましたね。ですから、家の中では彼女の目につく高さ(リビングのローテ-ブルの上など)には、そのようなものを置かない習慣ができちゃいました。そんなおてんば娘が、つい1週間前、病気になってしまったのです。吐気、ふらつき、そして顔が片側に少し傾いているようです。時々転びそうになったり、階段を転げ落ちそうにもなりました。近くの獣医に見てもらったところ、歯槽膿漏が原因で耳や胃腸に感染が広がったとのことで、暫く抗生物質を飲ませて様子を見ることになりました。薬のおかげで症状は改善してきており、とりあえずはホッとしているところです。パチュリはいつからか寝室で寝るようになってしまいました。以前は2階で寝ることなど認めてはいなかったのですが、寝ているリビングのドア(夜中閉めています)に飛び上がって引っ搔くことがあり、うるさいのとドアが傷つくので、仕方なく我々と床を並べることとなった次第です。このパチュリは、夜は通常カミサンの寝室で寝ますが、6時頃になると決まって私の寝室に入ってきて、ベッドの端に前足二本をのせて、朝の挨拶と共に用便と朝ごはんの催促をするのです。夏の間であれば6時には太陽は顔を出していて明るいので、じゃあ散歩に行くか、という事になりますが、日の出が遅くなってきた今朝は7時32分ですから、6時台はまだ真っ暗です。私はうす暗い中を散歩する趣味は無いので、東の空が何とか明るくなる7時ちょっと前ごろまでは起き上がりません。朝夕の散歩は私の役目ですが、早朝の散歩をしてわかることは、2,3日前よりはっきりと寒くなっってきたという事です。今朝の最低気温は9度で、涼しい朝はもういつのまにか通り越して、朝の冷気に変わってしまったようです。セータ-の上にウィンドブレ―カ―は必要ですね。 昼間は人と車の往来が多い近所の教会のある広場も、早朝はひっそりしている散歩中にですが、パチュリは時々奇妙な行動に出ます。歩道を歩いている時に、何故か車道に出てそこで用便をしたがるのです。今朝は7時頃家を出て20分程度の散歩をしましたが、途中のロータリ-横の横断歩道を渡っている時に急に例の排便の姿勢になり、引っ張る余裕もないほどあっという間に排便をしてしまいました。そこは朝夕かなりの交通量がありますが、その時は早朝のせいもあり通る車は殆ど無かったのは幸いでした。勿論、フンを採取する時間の余裕もありました。でも、こんなこともあったのです。今年2月頃の夕方、パチュリの散歩に出た時も急に車道で用便をしようとしました。その時は道を横断していたのですが、真ん中で急に立ち止まるや否や例の態勢を取り始めました。またか-っ、と呆れたものでしたが、気を取り直して採取しようとプラスチックの袋を取り出そうとしたところ、5メートルほど離れた角から勢いよく4x4が曲がってこちらに向かってくるのが見えました。ヤバい、取るどころかこちらの身も危なかったので、急いで歩道に戻りました。車が通り過ぎてから取ろうとして歩道で待っていたところ、そのフンは車にものの見事に下敷きにされ、粉砕されてしまいました。走り過ぎるタイヤの間でも難を逃れ、無事に再会できるだろうという私の思いは、あっけなく消えたのです。車が通った後には、ほんの10秒ほど前にはそこにあったであろう物は、ほぼ跡形も無く消え失せておりました。悲惨な最後でした。ふと視線を感じたので道の反対側を見ると、小学生くらいの少女がこちらを見ているのに気付きました。どうもパチュリが車道に出てからの一部始終を見ていたようです。彼女は何とも言えない複雑な顔をしています。顔が強張っているようにも見えます。この予期せぬ出来事の連続に、どう反応していいのか分からないのかもしれません。私だって、始末してくれてありがとう、と言うべきなのか、それとも俺のフンを返せと言うべきなのか。私たち2人は暫くその場で、事件のあったアスファルトの上を見つめて感傷に浸っていたのでした。今日は無事だったけど、この次はああならないように気を付けないとなぁ…。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.09.24
コメント(0)
3月23日 木曜日 曇り時々雨、一時晴れ昨晩、11年半の間私たち家族と暮らしていた愛犬のWookie(ウォ-キ-)が息を引き取りました。 享年13歳、かなりの高齢でした。薄茶色のコケ-ルアメリカン(アメリカンコカ-)で、おとなしくてよく言うことを聞く、皆に可愛がられた犬で、本当の意味で家族の一員でした。目と鼻が大きい愛らしい犬でした。 元気なころのWookie1年前、首のヘルニアで歩くこともままならず、何とか薬でほぼ元通りになりほっとしたのもつかの間、今度は右足指を患い検査の結果、癌であることが判明、数か月、長くとも半年の余命を告げられました。昨年内は経過は良好でしたが、今年1月頃より咳が出始め、2月以降は坂道を転がり落ちるように病状が悪化し、4日前からは全く食べられない状態になっていました。2月以降は正直見ているのか辛い毎日でした。なので、亡くなった直後はまずほっとしたのが正直なところです。死に顔は安らかなのがせめてもの慰めでした。思い起こせば私が小さいころから実家には常に猫や犬が居り、大学生になるまで家族同様に過ごしてきました。当然、幾多の死に際にも立ち会ったので、そういう場面には結構耐性があると思っていましたが、70歳が視界に入りつつあこの頃、他人ごとではない気分を味わい想像以上に辛かったです。実は我が家にはもう一匹のコケ-ルアメリカンがいます。6歳になる白の雌です。生後6か月で引取り常にWookieと共に暮らしてきたので、いなくなったことが分かってパニックになるのではと心配していましたが、今日一日様子を見た感じではいつも通りのお転婆振りでほっとしました。この子を見ていると重苦しい淀んだ気持ちがすっきりし安らかな気分になるようです。犬と暮らすことは確かに辛いことはありますが、やはり何となく軽やかなで楽しい気分にさせてくれる、私にとっては掛けがえのない安らぎのもと、そして家族の一員であることを、今回のことで再認識することができました。そうやって小さい頃から共に生きてきましたから。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.03.24
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1