ベルギ-永住ミステリー小僧のブログ
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ほんの10分前までテレビ観戦してました。テレビを点けたらJSTV2で皐月賞の馬の顔見世というのでしょうか、出走馬がぐるぐる同じところを廻って、解説者が各馬について説明しているところでした。競馬か~ちょっとがっかりしたんですが、競走馬をテレビではありますがごく近くで見ることは稀なので、朝食をパクつきながら見ていてハッと気づきました。競走馬って、艶々してて奇麗だな。いや、奇麗というよりも凛々しい!という表現がピッタリするかもしれません。こんなことを考えている自分にも正直びっくりしました。だって競走馬には全く興味なんかなかったからです。娘が小さい頃に乗馬をやっていたので、馬には結構接していました(撫でる程度)が、競走馬は全く別物ですね。競馬と言ってまず思い浮かぶのはギャンブルでしょうか。乗馬はスポ―ツですが、競馬はギャンブルです(笑)、私のイメ-ジとしては。こんな感じでしょうか。観ていると面白いことに気付きました。テレビの画面に出走馬に関するデータが出ているんですが、その中に各馬の体重を見比べてびっくりしたんです。最重馬と最軽馬で何と100㎏ほども違いがあるんです! (540kg vs. 447㎏)まるでプロレスだな (笑)そしてもう一つ、ほんの僅かの時間ですが奇麗に着飾った女性が映ったんです。その女性は薄水色(か桜色)のワンピ-スを着ていたと思いますが、目を引いたのは被っている帽子でした。これも薄水色(か桜色)なんですが、兎に角遠目ながらも彼女だけが浮かび上がって見えるほど絵になる光景でした。テレビの画面越しでしたが、帽子を被った女性は他にいなかったようです。どうも馬のオーナ-の方でしょうか。こういうのは何と言うんだったか。と考えたところで書くのを止めました。あまり奇麗な表現ではないので。そうこうするうちに、各馬が本馬場に移り始めます。この時に人気馬3番手までの前レースのVTRが流れます。何れも見事な走りっぷりでした。ここでアナウンサ―が、今日は50年ぶりの重馬場ですね。前回重馬場だったのは、かの伝説の名馬ハイセイコ-が優勝した年以来だとのこと。重馬場は「おもばば」と読むのを今日初めて知りました。今まで「じゅうばば」と思っていたので。恥ずかしい。そしてやっとスタ-トです!いつもここで思うのは、最後の馬がゲートに入るや否や直ぐにスタ-トになるんです。ほんとに直ぐです。本当にどうでもいい事ですけど、ちょっと気になるんです。レ-スの結果は、優勝したのは2番人気のソールオリエンスでした。レ-ス後のVTRで見てびっくりしたのは、この馬、前半は最後尾から2番目だったんです。でも、ここからが凄い。加速して徐々に順位を上げていき、第3コ-ナ-からは大外回りでグイグイ加速し他の馬をごぼう抜きで追い抜いていきます。そして、最後の直線では、先行馬(この馬も加速が凄かった)との2馬身差を、F1のような加速であっという間に抜き去りゴールします。この時私は思わず、ああああああ-という声を発していたようです。(後でカミさんから聞きました)何とも凄い、ドラマチック、何という興奮!今回のように、馬の顔見世からレース後の優勝馬のレース振り迄、通しで観たのは今回が初めてでしたが、これにより私の競馬感が180度変わりました。競馬は立派なスポ―ツ、いや、一大エンタ―テインメントである!これはしばらくぶりに経験する大発見でした、私にとっては。これから日本ダービ-とか天皇賞のレースもあるんですよね。楽しみです! いやあ、今日は朝から良いものを観ました。
2023.04.16
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