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昨日のブログで書いたブリュッセル市のIncident解決サ―ビス(fixmystreet.brusselsといいます。こちらです)を早速試してみました。今朝犬の散歩をしていて道路にオレンジのゴミ袋のゴミが散乱しているのを見つけたので、写真を撮りそのサイトにレポ-トしてることに…。まずIncidentの写真がこちらです。因みに、氏名等の個人情報は知らせなくてもOK。また、写真の中に映っている車のナンバ‐や人の顔などは、掲載時には除かれます。 これをサイトにレポ-トしたのが次のスナップショットです。 クリックすると、Incidentの詳細内容が分かります。 サイトにレポ-トしたのが午前10時25分。午後3時半近くに犬の散歩に出た時にどうなっているかその場所に行ってみたら、今日は日曜日なので何もしていないだろうと期待しないでいったのですが、ものの見事に予想を裏切られました。きれいに片付けられていたのでびっくりしました。初め見た時は近隣の住民が見かねてゴミを拾い集めたと思ったのですが、殆ど跡形もなくきれいに掃除してあるのを見て、これは間違いなく専門業者によるものと見ました。近所の人がこんなにきちんとひとつ残らず掃除するわけないですから、普通は。いや、大したものです。これほど迅速に対処してくれるとは、ブリュッセル市のPublic Cleanliness(これだけではありませんが、力を入れているのは間違いありません)に対する本気度がうかがえ、こちらも気持ちがいいですね。帰宅後、サイトを見てみると、Statusはまだ〈Processing〉のままでした。さすがにアドミニの人は休日には働いていないようですね。休日出勤なんかしていないのでホッとしました。あまり完璧すぎるとちょっと恐いですから。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.16
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街路樹の伐採については、以前このブログでも書いていました。枝葉の剪定は8月15日までは出来ないと思っていたので、髭もじゃもじゃの街路樹がどうなるのか、心配というよりはどこまで成長するのか興味があったのですが。昨日朝9時頃、開けていた窓からモータ‐音が聞こえたのでブラインドを開けて外を見てみると、区の職員が家の前の通りの街路樹の根元に生い茂っている枝葉を刈っているのが見えました。根元のみで街路樹本体の枝葉は切らないようです。そうか、根本の枝葉ならば切ってもいい、みたいですね。犬の散歩で外に出た時には、通りの街路樹のあご髭(街路樹を人の顔に例えると)はきれいに剃られていました。前は無精ひげというレベルではなく髭もじゃでしたから、街路樹も見る者もさっぱりした気分でした。 昨日まではこんな感じでした。 刈る前 刈った後街路樹のさっぱりした根元を見ていたら、自分の髭がかなり伸びているのに気付きました。数えてみたら2日髭を剃っていないようで、手で撫でてみるとかなりじゃりじゃりします。会社を辞めて色々な解放感を味わいましたが、その中でも時間を気にしなくていいことが最も嬉しいことですが、毎朝髭剃りをしなくていい、無精ひげも恐ろしく見苦しくなければいい、という気軽な気持ちでいられるのも嬉しいですね まあ、今朝は街路樹のすっきりした髭剃り痕を見てしまいましたから、今日は私の髭も剃ったほうが良いかもしれません。改めて鏡を見てみると、そこに映った顔はかなり見苦しくなってきたようですから。
2023.07.15
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かなり日常的に役に立ちそうな情報を見つけました。区の広報誌でも公式サイトでも謳っているのは、公共の場でのあらゆる種類の事件/問題(Tout type d'incident/All incidents)をブリュッセル市の公式サイトに知らせれば、担当責任部署(commune, Bruxelles Mobilité, Bruxelles Propreté, Sibelga, etc.)に連絡が行き係員が現場に赴いて、事件/問題を解決してくれるというブリュッセル市が提供している公共サ―ビスです。どうも今年4月頃から始まったようです。そのサイトはこちら。どんな物事に対応してくれるのか。そのサイトを見たところ、次のような事例がありました。-道路にゴミが散乱している。-歩道の舗装の損傷。-公共の建物の外壁に描/書かれた落書き。-放置され通行の邪魔になっているセルフサービス(libre-service)の自転車や電動キックボ-ド。-公共スぺ-ス(道路、歩道、広場等)に放置されているもの(椅子、大きながらくた、マットレス等)。などが市民から通報されており、進捗状況によって、Created/Processing/Closedの3つに分類されています。実は今朝、うちの愛犬を散歩させている時に気付いたのですが、日頃通行の邪魔になっている電動キックボ-ドがきちんと駐車されていたのでびっくりしました。写真のように歩道脇に置かれていました。 いつもはこんな感じです(下の写真)。 昨夜のうちに何かあったと思い区の広報誌やホームぺ-ジを探してこのサ―ビスを見つけたという訳です。サイトを見た感じでは、このサービスは知れ渡っているようで、かなりの数の通報がが寄せられていました。通報さえすれば責任者が現場にきて対処してくれるとは、なかなかいいサービスではありませんか。皆さんも活用してみては如何ですか?2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.14
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今朝、愛犬(アメリカンコカ-の♀7歳)の散歩をしていたら、うちの犬が急に立ち止まったのでどうしたのかな、と思っって前方を見たら、前方20mくらい離れた所に黒の大型犬(かなり慌てていたので種類分からず)が立ったままこちらを見ていました。そして突如私たちの方に走ってくるのが目に入りました! ヤバ‐!私の実家は幼少時から大型犬を飼っていたので、人よりは大型犬に対する免疫がありそれ程怖いという感覚はありませんでした。今から10年ほど前までは、です。しかし、歳をとるにつれ、そして小型犬を飼ってからというもの、大型犬に対する人間本来の防衛本能が目覚めたのか、大型犬に対してかなり警戒心を持つようになったと思います。それに加えて、リード無しで大型犬を散歩させている飼い主は、判で押したように、「Mon chien est gentil. Il n'est pas méchant.うちの犬は大人しいわよ。怖くないわよ。」というが、私にしてみれば、飼い主に盾突く犬はそういないだろうし、自分の犬について「よく噛むから気を付けたほうが良いわよ」という飼い主はまずいないだろう。もしそんな危険な犬をリード無しで散歩させていたら、それこそ「犯罪」と言っても良いと思う。 このイラストのような犬ならば怖くはありませんけど前置きが長くなってしまいました。突如こちらに向かって走ってくる大型犬に対して、私がやるべきことは「愛犬」を守ることです。勿論、その大型犬が他の犬に危害を加えることは稀でしょうが、昨年にはジョギング中の女性が、放し飼いで散歩していた大型犬にかまれる事件が、私の住んでいる区で発生しています。私はその時意識して大きな声で何か叫んだと思います。周りに飼い主らしき姿が見えなかったこと、飼い主ならず通行人の姿も見えなかったので、万一のことを考えて他の人に知らせる努力をしたほうが良いと、咄嗟に考えたためでした。その声を聞きつけた「飼い主」が犬の名前を叫んでいるのが聞こえました。その声は反対側の歩道、私のところか50mほど離れた所にいる2,3人の誰かが発した様でした。その大型犬は、どうしようか迷っているようでしたが、度重なる飼い主の呼ぶ声に従って、道路を渡って飼い主の元に帰っていくのがみえました。私はゆっくりと飼い主に近づいていきながら、「犬を、特に大型犬をリード無しで散歩させることは、区の条例で禁止されているんだよ。」と言ってやりましたが、飼い主の一行は例の常とう句をぶつくさ言って、そさくさと家の中に消えていきました。後で考えてみると、この辺では見たことない犬なので、どこか別のところから知り合いが犬を連れてやってきたというところでしょうか。しかししかしです、いつもあれほど考えていたことが全くやれていないことに、ため息が出てしまいます。このような状況になった時、つまり放し飼いの犬がこちらに走ってきたときに、絶対に動画か写真を撮っておこう、と考えていたのに。証拠として。ただ、もしあの場面で私一人ならそれが出来たでしょうが、犬を連れているとなると難しいかとも思います。片手でスマホを操作するのは結構大変ですよね。実はもう一つ忘れていました。その大型犬はどうもその時、用便をしていたようなのです。そこを通りかかった時にそれらしいものが目に入りましたが、その時はそれを注意する余裕など全くありませんでしたから。どうもその飼い主は、車か何かで連れてきた犬を放し飼いにして用便させて、後はそのままと考えたのでしょう。放し飼いにする一番のメリットは、フンの後始末をしなくていいことですから。少なくとも、自分は知らなかったという言い訳が通りますからネ。つまり犬を放し飼いすることもフンを始末しないでほったらかしにすることも普通と思っている人間なのかもしれません。残念ながら、この手の人はこの国にはゴマンといます。フンはまだいいですが、大型犬の放し飼いは安全と命(怪我のにならず、狂犬病がもっと恐ろしい)にかかわることですから、やめてもらいたいしやる飼い主にはその場で注意し、きかない場合は(ないとは思いますが)警察を呼ぶしかないでしょうね。因みに警察はこの件についてはかなり迅速に動くはずです。また怪我人が出てからでは遅すぎますから。この戦いはまだまだ続きそうです。 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.13
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私はここ数年、足の裏に"魚の目"(鶏眼とも言うらしい)が出来て困っている。確かでき始めたのが2019年頃で、コロナ禍になって痛みがひどくなったが、当時は皮膚科に行くのも怖くて(勿論新型コロナの感染が)そのまま放置していたのだ。右足小指の3-4cm下、足裏右端から1cm内側で、目では直接見ることのできない厄介な場所である。指で触ってしか確認できない。勿論、これができたのは人生で初めてである。時々痛みに顔をしかめる私に見かねたカミサンが、Pharmacyで魚の目の除去の仕方を教えてもらい、それを試したところほぼ奇麗に除去できた、と一度は思った。ところが数か月経つと、同じ場所に小さな芯が出来初めたと思ったら、だんだん痛みを感じるようになった。すると表皮が次第に固くなりまた前の痛みがぶり返してきた。痛みが出ては除去する、という事を3,4回繰り返した。すると今年になって、なんと左足裏の全く同じ場所にも魚の目が出来てしまった一瞬、魚の目は感染するのでは、と恐れおののいたがそんなことは無いようである。水虫とは違うのだ。それまでは1か所でも手を焼いていたのに、2か所となるとどうしていいか分からなくなってしまった。では魚の目は何故出来るのか。ネットで調べてみると、要は「立ち方や歩き方が良くないとできやすくなる」というのである。靴が合わないと起こりやすいらしいが、しょっちゅうスポ―ツシュ-ズを履いているので特に歩き方が悪いとも思えず、いろいろ考えてみたのだが、正直原因が全く分からない。歳をとると魚の目ができやすくなるという話は聞いたことないし。この頃は、痛みにも慣れてきて普通に歩いている分には痛さを感じないことが多くなってきたが、それでもちょっとした拍子に「痛い」と顔をしかめる時がある。もうコロナはベルギ-では1年以上前から終わったと考えていいので、皮膚科に行きなさい、とカミサンには言われるが、皮膚科は専門医なので診療費が高く(60-70ユーロ=9千円-1万円程度)しかもPartena(健康保険のようなもの)からの払い戻しが少ない(数千円程度)ので行きたくない。しかも、通常は2か月待ちである。除去しないと健康に悪いという質の悪い病気やケガではないので、実質7千円を自己負担するくらいなら我慢していたほうが良い。もったいない。要するにケチなのだ。検索すると、魚の目は放っていても治るどころか悪化するとのことなので、私は指の爪で定期的に痛みの原因となる芯を取り除くことにしている。なぜこんなことをしているのかというと、カミサンはもう面倒くさくなったのか、魚の目を除去するのを嫌がり拒否するのである。除去しても再発するなら素人療法はやるだけ無駄という事だ。問題は、自分では薬品で患部を柔らかくして安全カミソリで薄くそり落とす、ということが物理的にほぼ出来ないので、代わりに自分の手の爪で、芯に狙いを定めて取り除くことしか手はないのである。これは結構痛い。出来ればやりたくないのだが、でもやらなければ痛みがどんどん酷くなり、歩くのにも支障が出てくるらしい。こうなってくると、魚の目との根競べと言っていい。どちらが先に音を上げるか、こちらが劣勢であることは承知していても、勿論私は絶対に音を上げたくないのである 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.12
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今朝は久しぶりにカミサンとCarrefourに行きました。通常は私が月曜でカミサンは木曜担当なのですが、急に私も行くと言い出したので同伴となりました。昨日の日曜日に気付いたことですが、学校が夏休みに入ったので多くの家族が夏のヴァカンスに出かけたのでしょうか、人通りも走っている車の数もかなり少なくて運転しやすかったです。例年ならこの状態が7月21日の独立記念日直後まで続き、8月初からは2回目のピークとなります。つまり今の時期は、1週間前までとは信じられない程静寂に満ちた、まるでエアーポケットに落ちたような、時の歩みがゆっくりした時間なのです。そんなことを考えながら、Carrefourに向かって車を運転していると、二つのものにが目に入りました。一つは、もうヴァカンスに出発した家族でしょうか、ゴミの収集日では無いのに出発直前にゴミ袋を置いたために(多分先週金曜か土曜日でしょう)、何らかの小動物(かなり前にブログで書きましたが、キツネでしょう。そのブログはこちら)がゴミ袋を破ってゴミ袋の中身が道一杯に散乱していました。ヴァカンス直後に毎年目にする〈風物詩〉ですが、こんなものは見たくはないですね。もう一つは、Carrefourの向かいにある広大な農地にトウモロコシの茎が50㎝ほどの高さに成長していました。トウモロコシの林です。1週間前に通った時は気付かなかったので、この週末の夕立でグンと成長したらしい。9月初には出回るでしょうか、楽しみですさてさて今日の収穫は次の通りです。まあまあというところでしょうか。昼ご飯は右端のEscalope dinde milanaise(七面鳥の薄切りミラノ風)にしようと思います。柔らかいといいけど。以前はあれが良いこれはダメと、食べ物に関しては結構我がままでしたが、数年前からは簡素に質素になりました。出来るだけあり合わせか安いもので間に合わせる、というスタイルが身に付き始めています。この物価高のご時世ですから、節約は美徳、と考えねば生きていけませんから。でも不思議なもので、以前より生活が気持ちが豊かになった気がします。何故でしょうか。やけっぱちで諦めの心境だからでしょうか。天気予報では、今日も暑い日となるようです。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.10
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今日は一日暑いとの天気予報だったので、1階の南向きの窓はすべて鎧戸を下ろして日光を当てないようにしました。こうしておけば1階は昼間でも24℃以上には上がらずに済むし、外出から戻ったらすぐにそこへ逃げ込めばいい。2階は鎧戸が無いので窓はブラインドを下ろすだけ。午前中、パソコンで作業をしていたら暑くなってきたので、扇風機を回したら思った以上に結構涼しくなりました。11時頃、パンを買いに近くのDelhaizeとCarrefourを覗いてみる。どちらもミニだが近くにあるとホントに楽だし便利。Delhaizeの方が少し安かったので、そこで買うことにしました。クルミとレーズン入りの、食パンを一回り大きくしたサイズで2.99ユーロ(約440円)。歩いているとかなり暑くなってきた。日差しも強いが、空気も暑い。今日は32℃くらいまで上がるとか。やだねえ。お昼は、カミサンと相談してサンドウィッチにすることに。ハム、ツナ(マヨネ-ズ入り)、チ-ズ、トマト、サラダにケチャップがあれば充分である。午後はますます気温が上がってきたようなので、家にこもっていることにする。気が付くと、3時頃、いつの間にか空が一面の雲に覆われてきて、降るかな‐、と思っていた途端にゴロゴロと鳴って本降りになってしまった。今日の夕方に熱くなったテラスに打ち水すれば夜は過ごしやすくなるかな、と思っていたが、その必要はない様で助かった。雨は1時間も降ったらやんでしまった。窓を開けてみると、ムッとする熱気が顔にまとわりつくような不快な暑さだ。雨が降っても気温は下がらず、湿度だけが上がったようで残念。そして10分も経たないうちに、ぎらぎらの太陽が戻ってきてしまった。灼熱の殺人光線が勢いを失ってきた5時半ころ、愛犬の散歩に出ることにした。暑いけれど我慢できない暑さではなくなっていたのは有難かった。帰ってから一息入れて夕食の支度にかかった。サ-モンをフライパンで焼いたものに蒸したブロッコリ-とCourgette(ズッキ-二)に味噌汁というシンプルな献立である。欲を言えば、よく冷えたメロンを食べたいところだったが、買ってきたメロンを昨日食べたところ、余りの不味さに殆ど口を付けないで捨ててしまった。Carrefour(ミニではない)で買ったメロンには度々このようなことがあるので、あそこでは買うのを止めようと思う。カミサンは、今好きなPolicier/警察もののシリ-ズを見ている。フランスやベルギ-のチャンネルでは女性がチ-フ役の刑事警察ものが殆どと言っていいほど多い。出てくるのは男の刑事だけ、というのは無い。女刑事も怒鳴り散らしたり男刑事顔負けである。前にブログで書いたが、私は今年初めからJSTV日本語衛星放送は朝以外見ることは無くなってしまったので、夕食後は大体ブログを書くことが多くなった。今もこれを書いているところだ。耳を澄ますと、オランダ語のお隣さんは、どうも両親が来て一緒に庭で夕食を食べているようだ。一方、反対のお隣さんはスウェーデン語を大声で話しているのが聞こえる。この家族、特に旦那さんの声はいつもでかいのである。正直少々うるさいのだが。雨が降ったせいで思ったほど気温が上がらなかったせいか、今 夜9時であるが、それ程暑苦しくはないようでホッとしてます。よく眠れますように。それでは、おやすみなさい。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.09
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家の前の道を子供の遊び場に勿論、永久的にではありませんが。私が居住しているWSP区のホームぺージを読むと、どうも他の地区、地域でも同様なことをやっているようなニュアンスに読むことも出来るので、興味があればお住いの自治体に問い合わせてみるといいかもしれません。WSP区の当該サイトはこちらです。さて、2年ほど前から我が家の前の通りは、春と秋のある期間限定で日曜の10時から18時まで車両の進入と通行が禁止されています。ただしその通りの住民の車両の出し入れや通行はOKです。目的は勿論子供の遊び場用で、この制度のそもそもの趣旨が子供が安心して遊べる場所を家の近くに提供することにあるからです。(Création de rues aux jeux)ただし、この制度が区に承認されるためには、その通りの住民の半数以上が賛成していることが条件となります。うちの前の通りで実施されているという事は、当然ながら半数以上の住民が賛成している訳ですが、カミサンから聞いた話では、これに反対する人もいるようです。その理由は、「子供のはしゃぐ声がうるさい」という事らしいですが…。まあ何でもそうですが、全員賛成なんてことはめったにある事ではありませんから、当然と言えば当然です。因みに、うちの前の通りも含めてこの制度を利用している通りは、WSP区のサイトを見ると5つあるようです。反対に、半数以上の住民の賛成が得られずに頓挫した通りも2つありました。様々ですね。今回は、その他にも興味深い記事がありましたので、ちょっと紹介いたします。1か月間自家用車の使用をやめて最大500ユーロをゲットブリュッセル市のMobilitéとWSP区が、9月28日から10月27日までの1か月間に自家用車を使わなければ、その対価として300-500ユーロを、現存する全ての移動サービス(公共交通機関や電動自転車等)の利用を促すために支給するというものです。因みに支給額は家族構成で決まるようです。これはWSP区だけではないと思うので、興味ある方はmobilite-mobiliteit.brussels/fr/mobilitychangersにコンタクトされるといいと思います。最後にもう一つ。ヴァカンス中のあなたの家の見回りを致します (la demande de surveillance)これも区が提供しているサービスで、ヴァカンス前に不在の日時を連絡すれば、その間警官が定期的に巡回してくれるもので、夏以外でもOKです。www.police.be/fr/declaration-en-ligne 又は 02/788.95.35 にて申し込めます。このサ―ビスは、他の地区でも受けられると思います。 写真は区の広報誌より実は、もう15年程前でしょうか、このサービスを利用した時にハプニングがありました。ヴァカンスに出る数日前に、カミサンが裏庭でガーデ二ングをしていると、見知らぬ私服の男が一人庭に入ってくるではありませんか。カミサンはビックリ仰天して男に、「あなたは誰?」と問いかけると、同時にその男も「あなたは誰?」と問いかけたそうです。その男は警官だと言い、相棒を呼んできて自分たちが警官であることを証明したそうです。自分が私服なのは非番だから、という言い訳も。その警官は、「あなたがヴァカンス中なので見回りに来た、どうしてあなたが家にいるのか」と訝し気に訊いてきたので、妻も、「ヴァカンスは来週からだから」と答えると、警官は書類を出して我々のヴァカンスの日時を見せたそうです。当然その日時は間違っていたのですが、肝心の日時を間違うなんて頼りないですよね~。因みに、裏庭まで「侵入」してきたのは、裏庭側の窓や扉が壊されていないか確認するためで、チェック項目に入っているとのことでした。でもね-、日付くらいしっかり管理してよね-、と言いたくなります。その後、我々はそのサ―ビスを頼むことはありませんでした。何となくです。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.07
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古い雑誌を片付けていた時に見つけたWSP区(私が住んでいるブリュッセル市内Woluwe-St.Pierre区です)の公報誌を見ていて、興味深い記事や注意事項が記載されていたので、ご参考まで紹介したいと思います。ただし、これから述べることはあくまでもブリュッセル市WSP区で制定されている法と言うもので、日本で言う自治体ごとの条例に相当すると思います。飼い犬はリードで繋がれていることまず、ベルギ-のみならずどこの国でも歩いていれば必ずと言っていいほど目にするのが、散歩している犬、つまり飼い犬です。通常はリード(フランス語ではLaisse)でつながれていますが、中にはリードを付けずに放し飼いにされている犬を見かけることがあるかもしれません。ただし、と言うか、勿論と言うか、これは明らかに違法となります。WSPの法律(Règlement Général de Police)というべきものには次のように記されています(Article 112):1. いかなる公共の場においても、飼い犬(他の動物も同様)は短いリードでつないでおくこと。2. 遊び場(aires de jeux)にはいかなる動物も中に入れてはならない。もし公共の場が複数の区や市に跨っている場合(例えば、広大な森など)は、入り口にある標識や案内板に記載されている禁止事項に準拠すると思われます。一般には、森の中では飼い主の近くであればリードを付けなくても良いとは言われていますが、やはり案内板で確認しておいたほうが良いでしょうね。ロボット型芝刈り機の夜間使用禁止近年、この手のプログラムされた芝刈り機を夜間に使用することが増えているらしく、それによりハリネズミが事故に巻き込まれて怪我や死亡するケースが増えていることから、区は動物保護の観点(少しでも助かる命は助けたい)から、夜間(日没前2-3時間から翌日日の出後2時間まで)に使用しないように呼び掛けています。更に、全ての電動式の芝刈り機や垣根の刈込剪定機等については、1. 日曜日と祭日に使用することを禁止2. 他の日でも20時から翌日7時までの使用を禁止しています。その理由は明記されてはいませんが、キリスト教の安息日には働かない、騒音を立てない、という長年の宗教的慣習から来ていることだと思います。これは何もベルギ-に限ったことではなく、ベルギ-以外(私の知っている限りではフランス、ドイツなど)の国でも同様な条例や慣習として残っています(多少地方地域によって異なるようですが)。また、上述の庭仕事用の電動機械のみならず、大きな騒音を出したり(家の工事など)大音響の音楽等を流すことも、同様に迷惑行為として禁止(早朝や夜間)されているところもあります。とにかく騒音に対しては日曜祭日及び夜間には厳しいという印象ですね。街路樹は許可なく伐採禁止都市計画や自然保護法で、許可なく街路樹の伐採(枝の剪定も)や移動は禁止されています。まあそんなことは分かっているし、そんなことする人もいないでしょうが。ただ、ここで問題なのは、4月1日から8月15日の間は、巣を保護するために(誰であれ)枝の伐採や根元に茂った枝葉を切ることも出来ないのです。もう数週間前から、家の前の通りの街路樹は下の写真のように、根本付近が妖怪のように生い茂っていますが、あと1か月半は刈り込むことも切ることも出来ないようです。 2、3週間後にはどうなっているんでしょうね? もじゃもじゃがもっとすごくなるのかな。歩道を人が歩けるんでしょうかね。今年は6月が19世紀末以来の高温で天気が良かったせいか、枝葉の生育がいつもの年より早くて過激なように思えます。8月中旬以降に区によって剪定が行われるでしょうが、剪定前にどういうもじゃもじゃ状態になっているか、暇人に楽しみが一つ増えた様で嬉しいですね2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいです ありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.04
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昨年末以降、妻が時々体調を崩すことがあったり、治療で具合が良くないことがある事から、私がCuisine/キッチンで食事の準備をすることが段々と増えてきました。現在では、昼食と夕食は殆どすべて私が作るようになりました(オホン!)。とは言え、得意料理や知っているレシピの数が「極端に」少ないので、日々の献立をどうするのかが物凄く頭の痛いところ。以前は良くネットでレシピを探して、これだというものを試しに作ってはみたものの、出来上がった料理の味はイマイチでした。どうしてかな?という事で、なるべく手間がかからず簡単に調理できる料理が無いか、探すのが日々の日課となってきました。まあそんなに都合のいいものなんて、ゴロゴロあるもんじゃあないので、ス―パ-に行く前はメモとにらめっこです。働いていた頃は、妻から今晩何食べたい?、週末はどうする等々、よく訊かれたものでしたが、考えるのが面倒だったので、いつも「何でもいいよ」と返事した時の妻の何とも言えない顔を思い出します。あの頃はごめんね。何も考えていなかったから。逆に今は私が妻に尋ねることが増えたなあ。それに加えて妻の要望で豚肉は食べない(健康面から)ので、もっぱら鶏肉や牛肉そして魚料理をメインにせざるを得ず、やり繰りが苦しい…。近年、日本では魚料理はあまり食べないようになったとは言われているようですが、ス-パ-では既に調理されたものまで数多くの種類があり、これは本当に羨ましい限りです。一方、ブリュッセルでは魚料理自体がそれ程ポピュラ-ではないので、ス―パ-でも売っている種類が少ないです。それに何より値段が高いこと! だから、魚は特売(Promotion)以外では買わなくなりました。医者からは体にいいから食べるように言われていますが。という事で、今日近くのCarrefourに行ってきました。水曜日迄の献立が半分ほど決まっていないけど、まあいいか、何かいいもの見つかるだろう、という少々投げやりな気持ちで行ってみましたが、ラッキ-でした!何故か今朝は特売品の数が多かった~。ふつう、月曜は少ないのに。購入した特売品はこちらです。 一部30%引きがありますが、いつも50%ばかりなんてことはありませんから、これで文句を言ったら罰が当たりますね。そうそう、昼と夜に食べる物以外は冷凍庫に入れておかないと。たまにはコンビニ弁当なんかで、パパっと済ませてみたいなぁ。ブリュッセルにコンビニ出来ないかな 毎食後に、シンクに汚れたフライパンや鍋があるのを見ると、思わずため息が出ちゃいます。洗うのは明日でいいや!晩飯後はいつもそう思っています。今頃、あの頃の妻の気持ちが分かりかけてきています。昼食後にそんなことを考えていたら、大変な事に気付きました 大変だぁ-魚の串焼き料理に使ったオーブンを消すのを忘れちゃったぁ。使い終わってから30分以上も点けっぱなしにしちゃいました~。ハア-。大きなため息が出てしまいました…。もう、考えることやることがほとんど主夫そのものになっちゃったなぁ 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.03
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今日は朝から雨降りです。たまには好いですね。ただ、少々寒いくらいです。雨が降る前に、やっと終わりました昨年より垣根の刈込は2日掛かりの作業となってしまいました。体に負担を掛けたくないので、しょうがないことですが。刈り込み後の写真の前に、垣根の横に咲いている今が盛りの紫陽花の花の写真をどうぞ。紫陽花の花を見る時の楽しみは、このように様々な色の花を見られることでしょうか。いいですね なんか心が洗われるようです今頃は散歩している時に、あちこちの家の前庭に咲いている様々な色の紫陽花を鑑賞させてもらっています。つつじが過ぎ、桔梗が盛りを過ぎて寂しさを感じていた風景に、紫陽花が新たな色どりを添えてくれているように感じます。昔のことですが、日本にいた時には朝顔の花が好きでした。特に青色は、早朝の冷気のように夏の暑さを忘れさせてくれる天然のエアコンのような存在でしたね。ベルギ-に住み始めたころ、何処かに朝顔が咲いている家が無いか探し回りましたが、どこにも見つからずかなりがっかりした思い出があります。何故かベルギ-には朝顔が無いんですそれでは最後に、どうでもよくなった前庭の垣根の刈込です。 Before Afterまあ、これでも頑張ったんですけどね。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.07.01
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先週金曜日夜より、我が家の周りが騒がしくなってきました。学校の試験が一段落したので、パーティ-の喧騒やら芝刈りそして垣根をマシ―ンで切り落とす音が至る所で鳴り響くようになりました。そして昨日、ついにうちのお隣さんのスウェーデン人の旦那さんも垣根を奇麗に刈り落としました。これで周囲の家はあらかた垣根の刈込が終わってしまい、残るは我が家だけとなってしまったように見えます。こうなると、私は60代シニアでこういう力仕事はダメなのよ、という言い訳は通りません。やるしかありません。勿論、別に刈り込みは強制でもないのですが、道を通る人から見れば、我が家の伸び放題でもじゃもじゃの垣根が、異様にみすぼらしく見えるのです。自分が歩いてみてそれに気づきました。という事で、今日は午前10時半ころから45分ほど、そして昼食後に30分ほどかけて裏庭の左右の垣根の殆どを刈り込むことが出来ました。高さは2m以上あったでしょうか。やれやれです。あと残るは前庭の垣根だけです。 裏庭の垣根 - 刈る前 刈った後 特に左の垣根を比べて下さい。 この写真の方がよく分かるかな。どうでもいいことかもしれませんが。奥の良く茂った木の枝葉も切りたいのですが、今回は無理ですね。まともにやったら1日がかりです。予定では今日中に裏庭と前庭の刈込を終わらせたかったのですが、マシ―ンの振動が手や腕にきて両手、特に右手が痺れてしまい、長い時間この作業を続けるのは難しいことが分かってきました。昨年はこんなことなかったはずなのに…。という事で残りの垣根は明日することにしました。それで今日は下にうずたかく積もっている枝葉を集めて緑の袋に詰め込む作業をしたのですが、これが結構身体に堪えました💦。拾って袋に入れるのに立ったり座ったり、この動作を延々と繰り返すわけで、腰にかなりの負担がかかるのです。これも休み休みやらないと体が壊れそうです。それに加えて、長い枝は挟みで短く切らなければならないので、思った以上に時間がかかる仕事になりました。これを明日も繰り返さなければならないかと思うと、気持ちが萎えそうです。2日掛かりでくたくたでは、来年はプロの庭師に頼まないといかんかもしれません。でも学生のアルバイトもあるので、そちらの方が安くて(当然)いいかもしれません。試してみることにしますか。段々出来ることが少なくなって、少々寂しいですね😢2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.30
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もう6年前になるでしょうか、まだ会社勤めしていた頃、たしか8月頃から腹具合が悪くなり下痢をすることが2,3か月は続きました。ただ、症状はそれ程酷いものではなく、毎朝オフィスでお腹がグーグルグルと3,4秒ほど数回鳴ると、その30分後にトイレに行きたくなるのですが、その後は全く問題なく過ごすことが出来ました。腹痛は全くありませんでした。初めのうちは夏だから変なものを食べたのだろう程度に軽く考えていたのですが、それが1か月続くとなればちょっと別のことを心配してしまいます。変な病気ではないのかと…。それに時々身体に痒みが出るし頭がぼーっとすることが何日も続くことがあったのです。 それでさすがの医者嫌いの私も、以前妻が通っていたことがあったNutricienの診察を受けることにしました。Nutricienは、食物と病気の関連を専門とする「専門医」で、主に血液検査から病気やアレルギ-の有無を診断し、どういう食物を摂取すべきか教えてもらえるということです。ただし、ベルギ-一般で言えることですが、専門医の診察を受けるには大体2,3か月は待たなければなりません。このNutricienの場合も同様で、9月中旬にコンタクトして11月中旬にやっと診察を受けることが出来ました。診察時の問診結果から血液検査が出るまで約1か月、12月中旬に再度Nutricienに会い、結果を聴く予定でした。しかし、約束の時間に15分遅刻したことから大変な剣幕で怒られ、診察拒否をされそうになりました。妻によれば、この医者は遅れたり連絡なく来なかった場合には、診察無しでも通常の診察料を請求する、という恐ろしい医者らしかったのです。かなり偏屈な人でもあったようです。こちらは必死に謝って何とか診療を受けられることになりましたが、5分だけという条件でした。そしてやっと血液検査の結果を知ることが出来ましたが、それはある程度のアレルギ-を予想していた私のはかない予想をはるかに上回る衝撃的な結果でした「あなたは卵アレルギ-ですね。そしてミルク(牛乳)のアレルギ-もあります。もう一つ、Gulten(グルテン)は許容範囲ぎりぎりなので、小麦粉を含む食品の摂取は控えたほうが良いでしょう。後はもっともっと魚類を食べなさい。オメガ3は循環器系の疾患予防になりますから」それで終わりでした。もっと知りたいことがあったのですが、余りにもショックな検査結果だったので声も出ませんでした。呆然として。何を食べたらいいんだ。いや、何か食べられるものがあるのかいな。 しかも、当の医者は話をしている最中にもイライラした様子が見え見えで、とてもそれ以上訊こうと言う気にもなりませんでした。我々も最低限(本当に最低限でした)のことは聞けたので、早々に退出することにしました。正直、彼と一緒にいること自体が不快に思えてきたからです。暫くしてその医者から届いた請求書を見てビックリです。 -診療代 60x2回 で120ユーロ -血液検査(レポ-ト含む)代 150ユーロそれに薬代が130ユーロ、〆て400ユーロ(当時のレ-トで5万2千円)、Partenaからの払い戻しは診察台の30%ほどの37ユ-ロ(5千円弱)しかありません。えらく高くついたものです。しかも、と言うか、卵はダメ、小麦粉もダメ、ミルクもダメ、じゃあ一体何を食べたらいいの? それ以来、私の食事内容は一変しました。最も食べるのを控えなくてはいけないのはミルクで、これが下痢の原因の様です。次には卵でしょう。これも時々でるかゆみの原因かと。そして問題のグルテンです。頭がボ-ッとするのはこの影響かもしれませんが、正直よく分かりませんでした。そこでネットで調べてみると、グルテン摂取が原因とみられる症状は多岐にわたり(例えば下痢、便秘、体のだるさ等々)、これが私の症状の原因かは不明です。因果関係を確かめる手立ては、グルテンを摂取するのを止めると症状が治まるとのことなので、2週間ほどグルテンを摂取しないで様子を見ることが必要だとのこと。グルテンは小麦粉に含まれますが、小麦粉を含まない料理なんてあるのかいな、と言いたくなる程、含まないものを探すのに一苦労です。そんな食事を2週間続けてみることもかなりの苦痛を伴いますが、私の症状は「たまに」しか出ないのですから、2週間後の結果だけでは結論を出すことは出来ないように思えました。結局私が下した結論は、卵は食べない、ミルクはやめて豆乳にする、グルテンはなるべく食べないようにする、という事でした。実は、グルテンの代用食品(グルテンフリ-)は結構出回っており、当初はそれを購入していたのですが、味が(だんだんよくはなってきているが)イマイチであったことと、値段が1.5倍から2倍とかなり高額で、しかも内容物の量が少ないことから、頻繁に購入することは経済的に無理がありました。しかも昨今の食料品の値上げで、グルテンフリ-品も一気に値上がりしたので、正直買う気にもなりません。そこで数か月前より少しずつ様子を見ながらグルテンを摂取していくことにしたのです。症状の頻度から見て、大量のグルテンを摂取しない限り、体調にそれほど影響があるとは思えなくなってきたのです。それ程美味しいとは言えない高価なグルテンフリ-品を食べ続けることによって、食べる楽しみが無くなりしかも経済的に破綻するより、少しなら具合が悪くなっても構わないから、小麦粉入り食品料理を食べたほうが良い、と言う気持ちに変わったのです。実は今では卵も時々食べています。さすがにミルク/牛乳は飲みませんが。でも50歳代までは牛乳を毎日のように飲んでいて全く問題なかったのに(自分ではそう思っていました)、人間の体と言うのは年を取るに従い変わってしまうものなのですね。幸いにも今のところ、目立つような症状は出ていないようです。アレルギ-が出るような高い血中濃度にはなっていないという事でしょう。これからも体をだましだまし、少しずつ鍛えていけたら、と考えていますが…。ところで、例の偏屈な医者には2度と会っていません。妻も別のもっと愛想のいい医者に変えて満足しているみたいです。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.27
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今朝、暫くぶりに30分ほど早歩きをしました。昨日は久しぶりに一日中雨(本当に久しぶりでした!)で殆ど外出が出来なかったこと、それに雨上がりの清々しい空気の中を歩き回りたい気持ちがあったからです前回歩いた時は確かブログに書いたので過去の記事を見てみたら、ありました。5月23日と24日でした。1か月も歩きで遠出をしていなかったんですね。以前このブログで健康の為に1日1万歩目標、などと言っていたのに、最近は殆ど遠出してないので達成率は70%ほどにまで落ち込んでしまいました。ウゥ~ン、頑張らなきゃ。まあでも、思い出してみればこの1か月間は色々な出来事があったので、しょうがないかな、別にサボっていたわけでもないから、と思い直すことにしました。と思いながら行ったのは、森のすぐ手前にある広大な空き地でした。前に来た時はラベンダ―のような(?)花が吐いていたところです。何か咲き誇っていないかと期待したのですが、残念ながら何も咲いていませんでした。ただ雑草が生い茂っているだけで。コロナ禍前はここをよく通ったものでした。森に行く通り道だったからですが、時々あるものを眺めるためでもあったのです。10年くらい前に娘と森をジョギング(というより早歩きです)をしようという事になってここを通りかかった時、娘に教えてもらったスポットです。その広大な空き地のある場所に立つと、ベルギ-の象徴の一つともいえるあの「モニュメント」がみえるんですそれは「アトミウム」です。ネットの地図で見てみると、その地点からアトミウムまでは直線距離で12㎞も離れているので、平らな場所からでは絶対に見えないのですが、その空き地はちょっとした丘の上にあること、そしてその2地点の間に高い建物が無いことから、かなり遠方にも拘らず見えるのです。その写真がこちら。赤丸部分です。拡大すると、こんな感じ。アトミウムの例の球体がいくつか見えますね。まあ、絶景と胸を張れるものではありませんが、視力検査には使えそうですね。ただ、この広大な空き地でもアトミウムがみえるのは、写真ポイントの左右5mほどだけなんですブリュッセル市内はほぼ平地なので、私が知っている限り、この近辺(WSP)ではここだけだと思うのですが。他にあるのかな?ただ、ここは近い将来に大規模な工事が行われ、宅地に変わってしまう可能性があります。区は既にこの土地の所有者から土地を買い上げており、現在もこの近辺の住民との話し合いが続いています。私は勿論、区の考えには反対です。私だけでなく、近辺の住民の多くが反対しています。それは当然でしょう。だってここの住民には何のメリットもないのですから。しかし残念ですが、近い将来何百世帯もが住む住宅地に変わってしまうでしょう。(似たような例が我が家の近くでもありましたから)つまりこの絶景スポット(?)も消えてなくなるのです。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.23
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前回は、私の車と自転車との「あわや接触事故」という事例を紹介しましたが、これから書くことはTrottinette(キックボ-ド)との「あわや」というお話です。コロナ禍のことですから少々前の話になりますが、Krainenのス―パ-Carrefour近くのCarrefour(ロータリ-)で、私の車とTrottinette(電動でないやつ)が衝突しそうになったことがありました。それが下の図です。相変わらずの下手な絵ですいません。私の車は下方からロータリ-に進入し反時計回りで90度右の道に入るつもりでした。一方、女性の乗るTrottinetteはナント!「時計回り」で右から来て左に通り過ぎようとしていたのです普通ですと下方からロータリ-の中に入る際は、左側からの車と自転車に注意していればいいのですが、そのTrottinetteは右側からやってきたわけで、当然ながら右側には殆ど注意を払っていなかったので、そのTrottinetteの存在に気付くのは遅れてしまいました。気付いた時にはTrottinetteは私の車のすぐ右横1メートルくらいだったと思います。もう急ブレ-キ゚しかありません。Trottinetteも大慌てで止まろうとしているようでした。Trottinetteは横倒しになりました。接触したのではなく、ブレ-キ゚を掛けた時に勢い余ってバランスを崩したためで、すぐに起き上がりました。怪我は無いようです。私も、良かった-ッ、と呟きながら、なんでこんなことになったのか、考える余裕が出てきました。-なるほど、彼女は逆走して来た訳だ。だから気付くのが遅れたのだ。私は後続車が来ないのを確認してから車から降り、Trottinetteの女性に「あなたはロータリ-内を逆走していたんだよ」と大声で言いながら、右腕を時計回りに何回も回しました。その女性は突然の恐怖で動転したまま固まっていたようです。無理もありません。驚いたでしょう。でもこちらも膝がガクガクしています。お互い気が動転しているようなので、何より怪我はしていないので、車に戻ってその場を立ち去りました。彼女もTrottinetteに乗って既にどこかに去って行ったあとでした。ロ-タリ―内の最初の出口を右折して、その道を走行している時、何故彼女がロ-タリ―内を逆走したのか、その訳が分かったような気がしました。彼女のTrottinetteはその道(ロ-タリ―の右側出口から伸びる道)の自転車専用レ―ンをロ-タリ―に向かって、元々逆走していたのです。ただ、その自転車専用レ―ンは車道から一段高くなっており、車道から1メートルほど離れているので、逆走しても車と衝突する危険はありません。その流れで、つまり自分が逆走しているという自覚がないままロ-タリ―に入ってきてしまったのでしょう。ロ-タリ―から出ている道を横断するときって、結構怖いんです。ロ-タリ―内を走っている車が外に出る時、ロ-タリ―を廻っている時はたとえ低速であっても、上手く運転しないと遠心力で外側に膨らみますが、出る時にはハンドルを右に切ります。膨らんでいる時に、安全に右にハンドルを切るのは結構難しく、思った以上にスピ-ドが出ているものです。その時にタイミング悪く歩行者がいれば、ちょっとヒヤッとしますよね。ロ-タリ―内を走行している車のドライバ-は自覚していないようですが、結構速度(正確に言うと角速度)が出ているんです。ロ-タリ―があちらこちらに造られてからは、車同士の事故は少なくなっているようですが、では車と歩行者、自転車そしてTrottinetteとの事故はどうなんでしょうか。ロ-タリ―が危ない、と思っているのは私だけなのでしょうか。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.21
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今朝カルフ-ル(ス―パ-のCarrefourです)に行ってきました。別に何か大安売りしていて得したとか、店員の愛想が悪かったとかを書くつもりではありません。これから書こうと思うのは、行きと帰りにVélo自転車と接触事故を起こしそうになりったことです。幸いにも、ぶつかりはしませんでしたが、ヒヤッとしたのは事実です。はじめはCarrefourに行く時、Carrefour(今度はロータリ-です)に進入しようとした時、全く気付かなかったのですが、左側から結構なスピ-ドで自転車が現れて前方を塞ぐ形になり、危うく接触するところでした。 相手の自転車の人はメチャクチャ怒っていましたが、彼が左の道からロータリ-に入った時(早いスピ-ド)、私の車もほぼ同時にロータリ-に入った(低速)のでぶつかりそうになったと思っています。事の成り行きはどうであれ、とにかくぶつからなくて良かったです。二件目は、Carrefourからの帰路、事故りそうになったCarrefourを廻って片道1車線の道を直進していた時です。これもかなり危なかった。右側の自転車専用レ―ンには私の車と並行して男性の乗った自転車Aが走っています。すると、その自転車専用レ―ンの前方から少年(小学校低学年か?)の乗った2台の自転車BとCが並走してこちらに向かってくるのです。つまり逆走(当然違反でしょう)です。これを図に書いたのが下図です。 ご存じのように、自転車専用レ―ンは非常に狭く、2台の自転車は並走できないしすれ違いも(そもそもすれ違いなど想定していない)できません。当然車道にはみ出します。しかもその2台の自転車は反対方向からやってきたのです。私の車の右横を走っていた自転車Aは、前方から走ってくる2台の自転車BとCを避けるためには、左側(つまり車道)に避けるしかありません(右側は駐車レーンで車で満車状態でスぺ-ス無し)が、そこには私の車が走っているのです。このままでは危ないと思い、咄嗟にブレ―キを踏んだので車道にはみ出した男性の自転車Aに接触せずに済みました。その時も少年の2台の自転車はスピ-ドを落とすことなく、自転車レーンを独り占めして男性の自転車の横を後方に走り去っていきました。あの時ブレ-キキを踏んでいなかったら大変なことになっていたと思います。勿論、今は基本どこの道でも30㎞/h制限なので大事故になる可能性は低いですが、1台の自転車と接触していれば他の2台も巻き込む恐れがあったと思うと、かなりヤバいことになった可能性はあります。因みに3人ともヘルメットは装着していませんでした。ウウ~、これも怖い…この件の発端は勿論、反対側から走行してきた2台の自転車(これは明らかな違反でしょう)にありますが、なにぶんにも子供であり、事故の際は車の運転者にかなりの責任を負わされる恐れがあります。責任云々よりも、人に怪我を負わせてしまうなんて何とも恐ろしいことですよね。自転車のみならず似たような事例はトゥロティネット(Trottinette=キックボ-ド)にも当てはまります。それについては次回にしたいと思います。とにかく気を付けたいものですね。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.20
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先週の金曜日午後に、またあの奇妙な電話が掛かってきました。 午後の2時頃、家の固定電話が鳴るので取ると、「ムッシュ○○○○(私の苗字です)?」いつもの女性の声です。そうだ、と答えると、「こちらはLa Pension Belge(ベルギ-年金)です。こちらから送付したDocumentsの返事を頂いていないのですが」いつもの何度となく聞いた質問です。今日こそは、相手の口車に乗った振りして真意を確かめてやろう。「何のDocumentsですか。こちらは受け取った覚えはないのですが」「Indemnité」アンデムニテ? 補償?「何の補償ですか?」と訊いたら、いきなりガチャン、ときました。これもいつもの通り。実は昨年秋以降、7-8回は同一女性から上記のような問い合わせを受けました。例えば、「Pension Federal(ベルギ-年金)です。もうすぐ何とか(よく聴き取れなかった)の期限なんですが、返事をもらえますか」又は、「Pension Belgeです。明日が期限なのですぐ返事を下さい」その次からは、期限については全く言及がありませんでした。彼女には独特のアクセントがあり、あの人だ、と簡単に識別できるんです。はじめの数回は詐欺だと確信していたので全く相手にせずすぐ切ってしまいましたが、何度もかけてくるので途中から考えを変えて、兎に角相手の話をとことん聞いてやろう、という気になりましたが、相手もなかなか強かです。怪しい所はいくつかあります。家に電話にかけてくる。公的機関が何度も何度も電話することなど通常はありえない。まず書面で送り、それで返事が無ければ再送する。それでも無ければ、それ以上何もしないのでは。用件が不明。その説明が全くない。こちらから詳細を尋ねるとすぐ切る。確か何回か、これは詐欺そのものではないか、と言ったら電話を切られた。それなのにまた電話してくる。どう考えても女性の目的は詐欺か個人情報の入手しかないのに、そしてそれを何度となくこちらが口にしているのに、それでも懲りずに電話をかけてくるという、その真意がどうしても分かりません。穿った見方をすれば、相手は私が認知症であるとの情報から、何度もかけてくるのでしょうか。それとも彼女が忘れっぽいのか。面白いことに、妻が電話に出ると声を聞くなり直ぐに電話を切ったそうです。まあ、同じ人に間違いないでしょうが。そういえば、固定電話に掛かってくる迷惑電話には、いくつかのパタ―ンがありました。過去10年くらいでも古いものからあげていくと。マイクロソフトを名乗のりExplorerの脆弱性対策ソフトの売り込み。2-3回。妻が「マーケッティング」と言っている個人情報収集型。多数回。こちらから直ぐに切った。フランスの葡萄酒の売り込み。多数回。こちらから直ぐに切った。Cabinet何とかからの意味不明の電話。多数回。全てではないのですが、ほとんどの場合、アクセントからインド系、アフリカ系が多いようです。単なるアルバイトですかね。あるいは他国から電話してきているのか。上述したように、これらの電話の目的は詐欺か個人情報の入手しかないのに、何度断られてもメゲルことなく、云わば機械的に電話してくるその態度は、何とはなしに不気味に感じられますね。ベルギ-にお住みの皆さん、このようなこと有りませんか?まあ、迷惑であれば固定電話を解約すればいいのですが、固定電話だと時間限定ですが、特定国であれば電話代が無料になるサ―ビスを利用しているので、いまでも使用している訳です。ちょっと間の抜けた詐欺師の一団(?)のようですが、今後も警戒を怠りなく対応を心がけようと思います。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.19
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我が家の近くには、どういう訳か学校が密集しています。徒歩10分以内であれば中高が2校ずつ、小学校が2つ、幼稚園が2つ、そして託児所が2つ、ビジネススク-ルもあります。そんなに沢山あるとさぞかし騒がしいだろう、と思われるかもしれませんが、我が家の前の通りは、最も近い学校の通りより2ブロック離れているので、うるさいという事はありません。ただ、その学校は幼稚園から高校までの一貫校で1か所に集中しているので、学生の登下校の際は付近の道は大混雑になります。特に朝8時頃と午後3時半の前後30分ほどは、学校前の通りは送り迎えの車で大渋滞です。犬の散歩をしていると、何十台もの車が下校の30分以上も前から、あちこちで駐車場所を探しているのに出くわします。送り迎えの対象は当然小学生以下で、中学生以上の大半は徒歩数分のトラム駅に向かいます。そこには別の中高一貫校からの学生が加わり、小さなトラムの駅は学生の群れで埋まってしまうのです。それが次の2枚の写真です。 このような混雑が1時間ほど繰り返されるんです! でも何か楽しそうですねところで、彼らはどこでランチを食べるのでしょうか。今結構な人気なのがPlace St.Alixでしょうか。そこにはミニデレ-ズ、ミニカルフ-ル、サンドイッチやPatisserieなどが軒を並べているところなのです。数か月前、午後1時過ぎに広場の近くを通った時、小雨にも拘らず30-40人の学生が広場でサンドイッチを頬張ったり騒いだりしているのを見ました。他にもストッケル周辺でDrumやPitaなどなど買うものもいるでしょう。とにかく12時半から1時半までの昼休みはどこに行っても学生だらけです!!ところで、登下校の時間帯を避けて学校の近くを通りかかると、運が良ければ幼稚園児や小学生低学年の子供たちの一団に出くわします。大体20人ほどの集団で引率の先生が2-3人付き添っています。彼らは実に可愛いんですよ。特に幼稚園児がチョコチョコと団体で歩いている様子は、余りの可愛さにVideoに撮っておきたいくらいです。そういう賑やかな風景はあと1週間で一変します。それは学校の夏休みが始まるからです。勿論、夏休みになっても子供はそこかしこにいますが、ヴァカンスで国内外に旅行する家族が大多数ですから、我が家の周辺は閑古鳥が鳴くくらい静かになります。静かなのは勿論大歓迎ですが、一方で学生生徒の姿がある日から突然いなくなるのは寂しい、という気持ちにもなります。でも、9月初になればいつもの賑やかで時々騒々しい日々が戻ってきます。そして静かだった日々を思い出し懐かしく思うようになるのは、例年のことですね。それ迄の、束の間の静かで落ち着いた時間を愉しむこととしましょうか。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.17
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エ-っ!!! っと思わず叫んでしまいました。妻から、我が家の向かって左側の家の価値がウン十万ユーロ(結構な金額です)以上というのを聞いた時です。隣人は、オランダ語系住民が多く住む地域に引っ越しを決めた際に、住宅物件の価値を査定してもらったところ上記金額になった、とうちの妻に「報告」してきたのです。あなたのお子さんが家を探していたらうちをどうかしら、という事らしい。そんな金額、うちの子供たちに払えるはずが無いでしょ!!まあ、お隣の奥さんは物事を自慢するような性格の人ではないけれど、素直な人なので嬉しい気持ちがそのまま出てしまったんでしょう。それは良いのですが、ウン十万ユーロという金額には驚きました。だってお隣の家の庭は我が家よりも狭いのにそんな金額なら、うちの価値はそれ以上という事になりそうです?そう思って妻に訊いてみると、「チッチッチ」と言って、右手の人差し指を左右に振ります。要は、違うわよ、という事らしい。「お隣は2年前に家の大工事をしたでしょ? あの時に屋根や外壁だけでなく、内装、特に電気配線を規格に準拠するように工事したのよ。だから購入した人はすぐにでも入居できるらしいわよ。それに改装したから家の中はきれいだし。でもうちはその工事してないし、家の改装もしていないから価値はかなり下がるんじゃないかしら」そうか、その通り、うちは外壁はくたびれて来たし、物置は今にもつぶれそうで新しいのにしなければいけないし、その上電気配線と内装工事もとなると結構大規模な工事になりそう。まともに工事するとなると、数百万円では済まないだろう。その数倍か。いや、もっとするか。まあ、お隣と同じことをする必要なんか無いんですが、それでも、-また金が掛かるなぁ。そうなんです、一軒の家を所有維持するという事は結構な費用がかかるという事なのです。まあ、これは別に私が拳を握って力説するまでもなく、古い家であれば当然のことなのですが、どうしてもため息が出てしまいます。年金生活者にとっては痛い出費です。我が家は日本で言う3階建て+地下ガレ-ジ+機械室の細長い家で、しかも階段が少々狭くて急なので、年々歳をとって足腰が弱まる高齢者にとってこれからも安全に暮らしていくには、住みやすい家ではありません。また、夏が近づいている今頃特に思う事ですが、庭を奇麗に維持していくことが年々難しくなっているという現実もあります。まあ、芝刈り位はどうってことないんですがね。なので、いつかは階段の無い平屋建てかアパ-ト住まいという事になるでしょうが、家を変えるとなれば上に述べたようにかなり高額な費用が掛かります。勿論、何の工事もせずに売りに出すという選択肢もありますが、それでは売値価格がガク―ンと下がり新しく住む家の購入資金に影響しますので、それは無いでしょう。今、家を購入するのは本当に高額で大変なんだそうです。近い将来、何んらかの決断をしなければならないところまで来ているのは分かっています。これが50歳代であれば直ぐにでもやろう、という事になるのですが、この歳ではどうしても腰が重くなります。-まずどこに住むか決めなきゃいけないな。これが一番難しそうです。というのはブリュッセル近郊でフランス語地域となるとかなり限られます。ブリュッセル市はオランダ語圏に囲まれていますから。出来るものなら住み慣れた今の家に住み続けたいけど、それが無理ならば今住んでいる同じ区内で、手頃な物件が見つけられればいいのだけれど。何となくあと5,6年はこのままのような気がします。必要なことでやらなきゃいけない、と思っていても気乗りしないことについては体が動いてくれないものなのでしょう。-住み慣れた家で静かに老後を楽しむ、という訳にはいかないなぁ。やれやれ、また悩みが増えたみたいです。 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.12
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今日から6月です。2週間以上も好天が続き、一年のうちで一番いい季節に入っています。そんないい季節ではありますが、学生たちにとっては憂鬱な季節でもあります。今朝郵便受けを見たら、次のpetit annonce(お知らせ)が入っていました。今年もそんな時期になったか、というところでしょうか。同じ通りに住む人から他の住民に対して、「試験シ-ズンになったので学生たちが静かな環境で勉学に集中出来るよう、大きな騒音を立てないよう協力してください」というお願いです。学生そしてその家族にとっては、学年末試験とその結果が出る6月末まで緊張する日々が続きます。もし試験で良い結果が残せなければ、留年や学校によっては退学となります。 以前、うちの子供の友人が通っていたちょっと名の知れた高校であった話ですが、2年生の学期末試験で何とクラスの3分の1が進級できず、退学せざるを得なかったという事でした。その高校は留年を認めておらず、進級できなければ即退学という事になったのです。怖い話ですよね。考えてもみてください。6月末には全ての学校の授業や試験が終わり、長い夏休みに入ってしまう訳です。そんな中、退学せざるを得ない学生の親は、子供の新しい学校を探さなければならず、時間との戦いで大変な精神的負担がかかります。こういう退学を迫られる厳しい学校はそんなにないとは思いますが、落第留年はどの学校でもありますし、成績によっては小学校でだってあるんです。ですから、学生やその親にとってまず静かな環境で勉強したい、させたいと思う気持ちはよ-く分かります。うちの子供たちが学生の頃もそうでしたから。試験と言えば、10年位前までよく見る夢がありました。高校時代は試験日程が掲示板に貼ってあったのですが、試験当日の朝登校してみてみると、試験科目が前日見た時と変わっているのを見てびっくりしました。ビックリというよりパニクッたというべきでしょう。まさにどうしよう、どうしよう、です。そこで目が覚めましたからどうということは無かったのですが、なんで何十年もたったのに今更、という感じです。当時は思っている以上に緊張していたんですかねぇ。何か怖い経験でもしたのかな?閑話休題。話を元に戻します。ウ―ン、騒音を立てないという話は隣のスウェ‐デン人一家に知らせておいたほうが良いかもしれません。彼らが引っ越してきてまだ日も浅いし、何しろあの人たちは日曜祭日に結構騒いでいますから。まあ、学生諸君には大変な時期ではありますが、終わってしまえば後はなが-いながーいGrandes Vacances夏休みが待っていますから、その前の1か月くらいは我慢してもらわなくては。そのくらいは出来ますよね。とにかく頑張ってください。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.06.02
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我が家はDelhaizeで買い物をすることが殆どないので、今年3月から始まった混乱に当初は全く興味がありませんでしたが、先日我が娘の解雇の記事をアップしてから、この件についても経緯を詳しく知りたいと思い始めました。すると、以前何処かで入手して家にほっぽりっ放しになっていた「AOITORI」4月号に関連記事があるので読んだところ、「なるほど。これは従業員にとっては死活問題だな」と、彼らに同情せざるを得ないところがあるのに気付きました。「AOITORI」4月号によれば、128の直営店全てのフランチャイズ(独立店舗)化を発表したことから、労働条件が悪化すると疑念を持った労働組合が即時ストライキを決定したという事です。最近では、いくつかの店舗が夜間に誰かに襲われ建物が一部壊された被害も出ているようです。では、ランチャイズ(独立店舗)化によって何が懸念されるのか、労働者側の主張はこうです。1. 25%の給与の減少2. ミールバウチャ-の廃止3. 年1か月分のボーナスの廃止4. 交通費の支給廃止5. 病欠や年金の保険の廃止6. 日曜祝日の営業開始7. 雇用主が変更になることによる勤続年数のリセット8. 組合の廃止等々だそうです。これが本当だとすれば、かなり酷い労働条件になりそうですね。特に私がこの中で最悪と感じているのは、7の「雇用主が変更になることによる勤続年数のリセット」です。これにより従業員の解雇が信じられない程簡単に低コストで行えます。会社の都合で解雇する場合、解雇される従業員はある種の「補償金indémnité」として、勤続年数に応じた金額を受け取れることが出来ます。日本で言う退職金のようなものです。例えば勤続20年の人はだいたい給与20か月分程度を受け取れます。しかし、「雇用主が変更になることによる勤続年数のリセット」がなされてしまえば、その後は1年目からのスタ-トになり、仮にその年に解雇された場合、雇用主が変わらなければ20か月分程の補償だったものが、単に数か月分に減ってしまう事になり、経営者側からすれば簡単に従業員を解雇できることになるのです。正直、怖い話ですね。記事によれば、ベルギ-では人口1万人当たり約3.4店舗のス―パ-が存在するそうです。隣国オランダの1.79店舗と比べてス―パ-の競争が厳しいので、もしフランチャイズ化されれば店の経営は今より厳しくなる可能性があり、従業員の人たちにとっては決して妥協できない状況に追い込まれているようです。今もストライキや一部店舗の一時閉鎖などが続いているのでしょうか。気になりだしたので成り行きをチェックしていくことにします。楽しい話題ではなかったので、最後に気分がさわやかになる写真です。 我が家の庭に咲く Forget-me-not = Myosotis = 忘れな草日本名の忘れな草は英語名から来ているんですね。日本名は大体「なんとか草」というように語尾に草を付ける慣例があるようですが、もし無かったら「忘れないで」という名前になっていたかも。きっと槙野万太郎さんは「忘れな草」の方がより情感が溢れている、として命名したのかもしれません。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.25
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閑話休題。話を娘の受け取った「C4」に戻します。この中で気になる記載がありました。Indemnitéの期間(娘の場合は10か月以上)は会社で働くこと、の但し書きがある事です。会社は、解雇する従業員にIndemnitéの期間に①働いてもらいたいか、②出社には及ばず、を選択することが出来ます。会社の機密情報漏洩及び他の従業員への悪影響から、私の知っている限りでは、短期間の場合を除いては②を選ぶのが普通です。後任の都合がつかずに何か月か働いてもらう場合もありますが、Indemnitéの全期間と言うのはかなり異例です。因みに私が以前勤めていた会社では、私の赴任時の90年代から部署業務の如何にかかわらず②としていました。まあ娘は社外秘情報を扱っていた部署ではなかったので、ただ補償金を払うだけでは「もったいない」と会社は思ったのでしょう。(娘の会社は、世界的にも名の知れた会社の子会社だったので、ちょっと意外でしたが)ただし、娘に対し会社は、「君のポスト(=業務、仕事)は無い」と繰り返し言っていたことと矛盾した対応だったので、娘も納得いかなかったのか労働組合に相談したところ、「褒められた対応ではないが、今のところ会社側の対応に違法なところは無いみたいだね。ただしあなたの立場で、「合法的な仕返し」をすることは出来るよ」うんうん、是非それを知りたいそれは、会社から出勤するよう言われた期間内に、「法律で認められた正当な理由」で仕事を休むことです。その期間に医師が「病気により自宅療養が必要」と診断すれば、会社を休まざるを得ません。そんなの当たり前じゃん、と言われるかもしれませんが、話は最後まで聞いていただきたい。その期間を2週間とすると、その2週間は会社から働くように言われた期間の「最後に」追加されることになっており、当然会社はその分の給与を支払わねばならなりません。つまり会社は、2週間分の給与を余分に支払わなければならない事になるのです。何回か体調を崩して仕事を休むことになれば、その度に会社の予期せぬコストは増します。 (余計なことですが、この休みが1か月以上だと、その分の給与は会社ではなく、Partena(日本の健康保険のようなもの)支払いとなるそうです)一つ最後に、これをお読みの皆さんに知って戴きたいことがあります。会社(雇用者)は常に利益とコストを天秤にかけて経営判断をしています。利益が出ないときは、どうしてもコストカットが優先され、人員カットが最優先課題になります。会社の管理職や管理部門は常に誰を辞めさせようか、日頃からリストアップしているものです。ある会社でこんなことがありました。かなりの高給取りの管理職(古い給与体系の下で高めに給与が設定されていた)のもとに、会社の人事担当課からメールが届きました。書いてある内容を見てびっくりです!そこには、その管理職をどうやって辞めさせるか、について担当者と彼の上司が意見をやり取りしている内容だったことから、彼はすぐに退社し、弁護士に相談しました。それ以降、彼は二度と出社せず、その件に関しては、彼の弁護士が会社側との窓口になったという事です。この場合、彼が上司に相談しなかったのは、賢明と言えます。このような案件は、彼の上司も関わっていると考えるのが普通ですから。いずれにせよ、何とも間抜けな人事担当者ではありますが、これは実話です。結果、裁判沙汰になるのを恐れた会社側は、結構高額なIndemnité(補償金)を払わざるを得なかったという事です。さて、一連の騒動で心身ともに疲労のどん底(!)にある娘は、早晩、医師より「働ける健康状態になし」と診断される可能性が高いです。もしかすると何回か休まなくてはならないかもしれません。会社もあまり従業員に非礼なことをすると、しっぺ返しをされるといういい例になるかもしれませんねもし、何か面白い展開になりそうでしたら、続報をアップします。ここからは単なる情報です。万が一このような事態に直面した場合は、まず会社内労働組合(Syndicat)に相談するのが普通です。従業員が一定数以上の会社では、彼らの代表を選挙で選ぶことが法律で規定されており、当然ながら労働組合本部とも情報交換を頻繁にしています。必要であれば、組合本部の担当者や弁護士にも相談できます。因みに、ベルギ-で失業手当の申請は労働組合(Syndicat)に出向いて行います。面白いですね。これはベルギ-独自のやり方でしょうか。少なくてもフランスでは労働組合は関与していないとのことです。下の写真は我が家の庭に咲いているBleeding heart (coeur saignant)と言う花です。凄まじい名前ですが、花は本当に可憐です。日本名は何と言うのでしょうかね。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.22
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今回は少し真面目なお話です。何処の国でも会社に勤めていれば、リストラにより解雇あるいは自主退社に追い込まれる話は、至る所で耳に挟むのではないでしょうか。ここベルギ-でもそうです。そして今、私の娘もその渦中にあります。彼女は2年前に長男を出産し、昨年11月末に長女を出産しました。長女を妊娠中に、胎児の状態が不安定だったことから、出産2か月前にドクタ‐ストップがかかり、仕事を休むこととなりました。幸いにも、無事に長女を出産し順調に成長しています。ところが、3か月の出産育児休暇を終えて出社したところ、人事部から告げられたことは予想外のことでした。「君が産休の間に雇用した人が順調に育っているので、君には別の部署に移ってもらう」これはよくある話で、別にどうという事はありません。しかし、裏がありました。実は、新しい部署といっても上司が一人だけの部署で、その上司がかなり古風な働き方をする人間で(要は、Digitalな仕事を嫌うアナログ人間)、前に彼の部下であった女性は、時代に逆行する彼の仕事の与え方に馴染めず、どうも鬱病か何かの病気で退職したとのことでした。当然、その上司の社内での評判は芳しいものではなかったとのことです。娘は即座に会社のこの申し出を拒否し、労働組合の人の立会いの下、会社側と話し合いを持ちましたが、会社側は、「新部署で働きたくないのならば、会社に君のポストは無い」の一点張りでした。娘はこの話し合いの内容を、全当事者の了解のもと、スマホのアプリで録音したので、後で全ての状況を理解することが出来ました。実は、娘の一回目の産休明けに出社した時も、同様な部署及び業務内容の変更があったのです。当時はIT部署の担当者(英独仏蘭等への出張もあった)だったのですが、変更後はISO関連規格取得のための他部署の業務プロセス作成(簡単に言えば業務フロ-チャ-ト作成)プロジェクト担当となりました。娘はISOの知識経験は全くなかったので、何となく引っかかる業務変更ではありました。ですから、今回の部署変更の話を聞いた時は、「またか」と複雑な嫌な気分になりました。何かしらの作為があるとみられても仕方のない、不自然な業務変更だったからです。まさか女性の社会進出が進んでいるベルギ-で、出産育児休暇を取った女性に対する嫌がらせがあること自体、聞いたことがありません。そして先日、娘のもとに会社から「C4」という書類が郵送されてきました。「C4」はある意味正式な雇用契約終了の通知であり、その理由が記されています。実は、これが失業手当を受けるために最も重要な書類であり項目なのです。そこに「雇用主の都合による解雇」「reorganization」と記されてあれば、問題なく失業手当は受けられます。今回娘が受け取った「C4」にも同様の記載があったので、その点は問題ありませんでした。ここで話はちょっと外れますが、ベルギ-で会社を辞める際に重要なことがありますので、簡単に触れておきたいと思います。それは、次に勤める会社が決まっていない限りは、絶対に「自主退社」、つまり自分から辞めると言ってはいけないことです。「自主退社」した場合、不利益が2つあります。一つは、Indemnité(補償金)を会社からもらえないこと、もう一つは失業保険を受け取れないことです。Indemnitéは、会社の都合で辞めてもらう人に対する補償手当で、勤続年数に応じた月数の(退職時の)給与が退職時に纏めて支払われます。まあ、日本で言う退職金のようなものですが、自主退社の場合は対象外です。勤続10年であれば約10か月分相当でしょうか。ここで気付かれた方もいるかも知れませんが、会社側から見て辞めさせたい人(例えば給与が高い)については、会社はまず何らかの理由を付けて(業務成績が良くない等々)給与を下げる交渉を行い、辞めさせる時の下地を作っておくことです。そうすれば退職時のコストを抑えられますから。かなり話が長くなってしまいましたので、「娘の反撃編」は第二話でお話ししたいと思います。〈つづく〉殺伐とした話をしたので、次の写真をどうぞ。我が家の庭に咲くつつじ(azalée)です。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.21
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我が家に続いて、孫が通う託児所Crècheでも孫の誕生日パ-ティーが行われましたその時の写真をアップします。 12人もの2歳前後の子供が一堂に丸テ-ブルに腰掛けているのは、なかなか壮観ですなぁ。とにかく可愛い今回Crècheは15枚ほどの写真とビデオを送ってくれました。それらを見ると、皆少し緊張しているみたいですね。子供たちより保母さんたちのテンションが高い(!)ようなので、戸惑っているのでしょうか。パ-ティーというものにまだ慣れっこになっていないせいかな。初々しいですな。これからケーキを食べるようです。Bon Appétit !!ですねこれがそのケーキです。 2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.20
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初孫が2歳になったので、先日誕生パ-ティーを我が家で行いました。ごく内輪のささやかなお祝いでしたが、2歳という年齢は、自分の誕生日を祝ってもらったと自覚できる年頃なので、戸惑いながらも飾りつけやプレゼントの数々には大喜び大はしゃぎでした。メインのケーキは2歳の「2」を文字通りあしらった特大のケーキでした。美味しかった~パ-ティー会場であるサロンをキラキラでデコレーションしたのですが、一番のお気に入りは、壁に引っ付けておいた「2」の形をした七色のバル―ン(風船)だったようです。下はそのバル―ンを抱いてご機嫌の孫です。そして、下の写真は、翌日保育園Crècheで友達と食べることになるケーキです。「2」が白く浮き上がって見えるのが分かるでしょうか。ちょっと歪ですが来年はどんなケーキが食べられるんでしょう(^^♪今から楽しみですね2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.19
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昨日、JSTVより「本年10月末日をもって日本語放送「JSTV」のサービス終了を決めました」というメールを受け取り、ビックリしました。その理由として、「加入世帯数の減少と放送を取り巻く環境の変化によりサービスの継続が困難」になったという事です。詳しくはJSTVウェブサイトをご覧ください。実は我が家でもJSTV視聴に関して昨年末に激変がありました。突然、JSTVの番組を録画できなくなったのです。てんやわんやで調べた結果、録画用に使用していた機械(DVDレコ-ダ-)自体の故障が原因と判明しました。録画できないことを知って初めて、「生」でJSTV番組を見ていないことに気付きました。空いている時間に録画した番組を見るという習慣が長年続いていたため、番組表に合わせて生で見ることはほぼゼロになっていたのです。現在視聴しているJSTV番組(勿論生で)は「らんまん」と「どうする家康」だけなので、放送終了を聞いても驚きはしたものの、「さもあらん」「しようがないな」という程度です。JSTV番組の最大の問題点は、番組がNHK番組中心である(これはどうしようもない)ことを除けば、日本で放映されるオリンピック放送が見れないことです。「放送権」「copyright」の都合上で、日本選手の活躍が全く見れないこと、それに加え代わりに放映される番組がなんと退屈なこと(殆ど再放送かマイナ-な番組)でしょうか。あと、スポ―ツニュ-スも静止画像のオンパレ-ドでフラストレ-ションが溜まりますね。ただ、今回のJSTV終了は、昨年4月に西欧でのYahooJapanのサービス終了よりはインパクト、影響が少ないのも事実です。このYahooJapanのサービス終了の理由は正式には説明はされていませんが、どうもEU内法規の影響ではないか、と言われています。EUには域内の個人情報をEU域外に持ち出すことを禁じた法規があるのですが、それに違反して巨額の罰金を支払わされた例があったことから、そのリスクに対して先手を打たという事らしいです。さて、話をJSTVに戻します。JSTVウェブサイトによれば、「JSTV」終了後にNHKがインターネットも活用した視聴方法について準備・検討を進めているとのことですが、どうなるのでしょうか。詳細は9月末までにNHKワールド・プレミアムのウェブサイトにて、説明があるようですので、それを待ちたいと思います。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.17
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ブリュッセル市10区内にお住みの方は、この話はもう既に知っておられると思いますが、いよいよブリュッセル市の新ゴミ分類(仕分け)が15日月曜から始まります。今週火曜日、我が家の郵便受けにWSP区からの大きな封筒が入っていました。これはWSP区民のみならず、ブリュッセル市の全区民に配達されたはずです。 封筒 知らせの内容年初来、区の広報誌やネットで大体の内容は知っていたつもりでしたが、いざ全ての情報を網羅したパッケ-ジを受け取り読み進めていくと、なるほどと頷くことがありました。ここで述べる内容は、カレンダ-(詳細後述)以外は全てのブリュッセル市内在住者に当てはまります。主なポイントを纏めてみると、1. ゴミ袋を(家の前に)出すのは夜間の指定された時間のみです。つまりゴミの回収は夜間か夜中に行われます。(詳細の出すべき曜日や時間は通りごとに異なるので、同封されている「カレンダ-」でよく確認してください)今回の新ゴミ分別により、白ゴミ袋の回収回数は週1回になります。 WSP区のある地域(Zone)のゴミ袋の置き曜日と時間帯(カレンダ-)2. オレンジのゴミ袋 (sac orange) : 最も変更が多いのがオレンジです。 入れていいもの/Autorisés: 1)食事の残り物すべて (魚や肉の骨類は不可) 2)腐ったものあるいは期限切れの食べ物 (包装のプラスチック容器などは取り除く) 3)ティッシュやキッチンペーパ-などの紙でできたもの (つまり、鼻をかんだりキッチンで汚れを拭いたもの) 4)ティーバックやCaféの粉やフィルタ- 5)果物野菜の皮などの残り 上記1)3)はこの前までsac blancに入れていたものが、今回からsac orangeに入れていいことになります。 禁止/入れてはいけないもの 1)灰 2)魚や肉の骨 3)オムツ 4)卵の殻、貝類の殻、クルミ等の殻 5)ソース、油、スープなどの液体 6)庭のゴミ(これは緑のゴミ袋) 7)包装袋 8)ペット用便用の土砂 ここで注意して頂きたいのは、7)と8)で、例え環境に優しいcompostable / biodégradable でも不可だそうです。 3. 青のゴミ袋(sac bleu) 入れていいもの/Autorisés: 基本はプラスチック(P)びん、メタリック(M)(缶詰)そして飲み物類のパック/Carton(C)です。ただし、注意書きとして、 1)ジュース等の中身は空にすること 2)プラスチック容器は押しつぶした後にキャップbouchonを付けておく 3)平べったい容器barquette(様々な食材が入っている)のプラスチックフィルム蓋は、完全に剝がした後に袋の中に別々に入れる 4)びんや缶を包装している外側のプラスチックははがして、袋の中に別々に入れる 入れ方の注意事項 1)袋の外には何も取り付けたり結び付けたりしないこと 2)袋の中に別の袋に何か入れてた場合は、中の袋は閉めないで置く。(後で係員が選別すると思われる) 3)ヨーグルト容器などを重ねたままで袋に入れないこと 禁止/入れてはいけないもの 1)バケツ、発砲スチロ-ル、(プラスチック/ビニ-ル製の)敷物や防水布 2)電池、小型電動器具 3)異なる金属が混じっている容器 4)(子供が開けられないよう)安全キャップの付いた容器 5)容量が8リットルを超える容器 6)(危険、触れるな等の)絵文字(Picto)がついた容器4. 黄色のゴミ袋(sac jaune) 1)新聞、雑誌/本、手紙、封筒 2)紙や厚紙の容器(卵の容器も含む) 3)トイレットペーパーの芯 4)紙袋、セレアルの箱 5)ダンボ-ル箱 5. 緑色のゴミ袋(sac vert) : 庭ででるゴミ用ですね。6. 白いゴミ袋(sac blanc) : 上記のオレンジ、黄色、青、緑の袋に入れて良いもの以外しか基本的には入れられません(ガラス瓶、電池、大型ごみ等は除く)。ですから白のゴミ袋に入れるゴミはかなり少なくなるはずです。実際、オレンジ袋が出てきてからは、我が家の白のゴミ袋の量は半減しましたから、今回の変更で更に少なくなるでしょう。 結構複雑そうに思えていましたが、書いたものをもう一度読んで見ると、それほど複雑ではないな、と言うのが率直な感想です。骨以外の食べかすはオレンジという事ですね。まあ、何でも始めた当初は100%上手くいくことなど有りませんし、Commune区もそこまでは期待していないでしょうから、あまり神経質にならずに頑張りましょう。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.13
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随分、大上段に構えたタイトルですが、大したことは書いていません。今週、「WOLU MAG 1150」が届きました。Woluwe-St. Pierre(WSP)のCommune(区)が毎月発行している広報マガジンです。WSPはBruxelles Regionですので仏語/蘭語併記は当然ですが、区の最優先課題である「Propreté/Cleanliness/清潔のリフォ-ム」、つまりゴミの仕分け変更については英語でも説明されています。これを読むと、WSPをグリ-ンでクリ―ンな区にしよう、という決意と熱意が伝わってきます。私としても大賛成で全く異存はないのですが、クリ―ンを標榜するのであればアレも忘れて欲しくないなぁ、と言いたくなります。アレとは犬のフンです。Communeレベルで出来ることはやっていると思います。フン採取用のビニ-ル袋を入れる黄色のボックスを至る所に設置していますし。確か、フンを放置すると罰金だと思うんですが、現行犯じゃないとだめですから、現実的には該当する事例は殆ど無いでしょうね。 要は、飼い主のマナ-次第という事でしょう。家で犬を飼っているので日に2回は散歩しますが、その小道を通ると時々巨大なそれが鎮座しているのを見かけます。この手の大きさでは、雨風が強かろうが少なくとも数か月はその位置を動きません。つまりそこを通る度に、目を背けなくてはならないのです。その小道だけではなく、犬のフンは至る所に放置されています。家から徒歩で数分のところに小さな遊び場があります。小さいと言っても700-800平方メートル程度はあり、数は少ないですが遊具もあります。以前、コロナ禍の前ですから5-6年前でしょうか、うちの飼い犬をそこに連れて入ったことがあるのですが(当然、フンは拾いました)、子供の遊び場であるその場所の至る所にフンが放置されていたのです。その多さにはびっくりしました。その数日後、その遊び場に入ってまたビックリしました。何と三角形の黄色い旗を巻いた棒が至る所に差してあるではありませんか!高さは15cmくらいでしょうか、よく見るとフンのすぐ横に差してあります。そしてその旗には何か書いてあります。フンを見ないように近づいて読んでみると、「ボクを置いていかないで。一人でいると寂しいよ」とか何とか書いてあります。周りのいくつかを見ると、書いてある文句がすべて違うんです!ここで言う「ボク(ワタシ)」とは、放置されたフンのことでしょう。フンを擬人化し主人公にして、フンの気持ちを代弁している形になっています。(写真を撮ったはずですが、残念ながら消去してしまったようです。フンの写真なんか取っておいても使い道が無いでしょうから)読んでの第一印象は、凄い奇特な人がいるもんだな。そして、何てユーモアに溢れた文章なんだろう。こんな時の常とう句は 「フンはちゃんと始末して下さい」あるいは「フンの放置禁止」でしょうが、これはユーモアのセンスが素晴らしいですね。そして最後に何と言う執念なんだろう。旗の数は数え切れませんが、100本くらいはありそうです。そんな多くの旗を、しかもフンのすぐ横に差しておくなど、私には絶対にできません恐らく、その近くに住む名も知らぬ誰かの、勇敢かつ義憤に駆られた行動だったのでしょう。私は、正直そのことに感動し、その場で拍手していたと記憶しています。その時、近くには誰かいましたが、私のその行為は特に奇異には映らなかったと思います。そして、それから1-2週間後にその場に行ってみてまたビックリしました。そこには以前至る所にあった旗もフンも跡形もなく消えていたからです。しかも入り口の扉には「犬の散歩禁止」標識があるではありませんか!やったね。おめでとう。その名もない誰かの健闘と勝利を讃えたくなりました。「もし、フンを放置する輩を見つけたら、そいつに言ってやるんだ、ちゃんと始末しろって」妻と娘にそう言うと、娘は、「パパ、そんなこと言っても無駄だよ。だってその人はそうすることが当然で悪いと思っていないんだから」「何言ってんだよ、お前いつか大型犬を野放しにしていた飼い主に文句言っただろう」「それとこれは違うの。大型犬を野放しにしておくことは危ないから注意するけど、フンはそうじゃないでしょ? 下手に注意して逆切れされたら怖いよ」確かにその通りではあるが。もし私がその現場を見つけたらどうするか。特に大型犬の場合。「もしもし、あなた忘れ物をしましたよ。はい」と言って相手の掌に、フン採取用のビニ-ル袋で拾ったばかしのそれを押し付ける、勿論直に、というのはちょっと過激過ぎるでしょうか。その時の相手の顔を思い浮かべるとやってみたいけど、ちょっと恐いですね。もっと紳士的でユーモアある方法が無いでしょうか。あの旗の人みたいに。どうでもいい話ですが、運悪くフンを踏んでしまった時、左足ならば「運が良かった」といい、もし右足ならば「糞(メルドゥ)」と大声で悔しがるの、とはパリに住んでいた時に妻から聞いた話です。不意にやってくる、でもよくある災難に、そうやって茶化していたんですね、パリジャン/パリジェンヌは。ただ、どの足であっても踏んだ後にすることは同じです。付いた物を歩道の縁で落とすことは。お粗末でした。2つのブログランキングに参加しています。↓ポチッと押していただけたら嬉しいですありがとうございますにほんブログ村にほんブログ村
2023.05.10
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