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たいへん遅くなりましたが、11月18日(土)~19日(日)で私が所属する消防団の分団旅行に行ってきましたのでレポートします。昨年は諸事情から旅行ができなかったため、今回は気合いを入れて臨みました。個性的なメンバー10名による珍道中。長い長い2日間でした。文章も長い!
11月18日(土)
午前3時分団車庫に集合。団員2名の自家用車に分乗し、一路羽田へと向かった。
ある団員は前日キャバクラで遊んだあと寝ずに車庫で出発に備えるという気合いの入れ様。もう一台の車には猛者ぞろいで、出発と同時に早速ビールで乾杯し、羽田に着く頃には各自3缶は空けたらしい。
首都高を走行中、羽田近くのジョナサンで朝飯を食おうとの電話。我々が到着すると既に運転手以外の5人はほろ酔い状態で、さらに生中ジョッキを頼んでいた。この時点で朝5時。肝心の朝食は各自ハンバーグステーキなど重量級を喰らう・・・・異常だ。すごいテンションだ。毎度伝説がつくられる消防旅行が今年も始まったのだ。
飛行機ではさすがに3時から飲んでいるので離陸と同時に意識を失う。おかげで楽しみにしていたスチュワーデスさんからの飲物サービスを受けられなかったことに悲しむ団員多数。
広島には9時前頃到着したが、曇り空で思いのほか寒い。リムジンバスで広島駅に向かい、駅から徒歩で本日宿泊予定のホテルへと向かった。荷物をあずけ、早速宮島観光へと向かう。
JRで切符を買い、広島駅から山陽本線で宮島口駅へ。少し驚いたのは、広島駅が自動改札でなかったこと。25分程度普通列車に揺られて10時半頃宮島口駅に到着。昼飯で狙っていたのはあなご飯で有名な「うえの」の2階にある創作あなご会席だったが、10時半ならまだ空いてるだろうとタカをくくって予約してなかった。しかしこの時点で1階「うえの」はすでに30分待ちだった。2階の店には入口がよくわからず、やっと探しあてたが、予約でいっぱいとのこと。しかたなく「うえの」で食べることにした。
観光地で賑やかなので30分の待ち時間は気にならなかった。まず5人が呼ばれた。ここで頼んだのがまずビール。そしてあなごの白焼き、「熱々」という名の創作料理、そして名高いあなご飯の特上。まず白焼きが通されたが、これは旨かった!熱々はちょっと量が少ないがこれも旨い。締めのあなご飯は言うに及ばず。全員大満足大満腹で店を出た。会計は一人3000円程度とのこと。妥協して入店した「うえの」であったが、結果オーライ。
これが特上あなご飯!
連絡船乗り場へ向かうが若手新人4人がちっとも来ない。どうやら途中の露店で焼きガキを注文したところなかなか焼けず、時間をとられたらしい。仕方ない。20分程度、船2便を逃しブーブー言いながら新人どもを待ってやる。連絡船から海上にそびえ立つ厳島神社の鳥居を拝み、宮島に上陸して神社を目指した。鹿が放し飼いになっている。修学旅行の奈良を思い出す。ここで事件は起こった。K班長は遊び半分で近づく鹿をペチンペチンひっぱたき始めた。たぶん神社周辺の鹿というのは神聖な動物なのではないか。おいおいバチが当たるぞと。明日から大便が鹿の糞のように豆粒になるにちがいないと恐ろしがる団員もいた。案の定天罰は当たった。直後から雨が降り出し、大粒の本降りになった。仕方なく団費で5本ばかりビニール傘を購入。結局この雨は帰宅するまで全く止むことはなかったのだ。
鹿。たたりが・・・
雨の中神社近くまで散策し、干潮のため鳥居まで行ってみる。参道では焼きガキを食ってみた。2枚で500円。感動するほど美味しいもんではない。傘を持ちながらでは上手く食えない。みな多少疲労の色が見える。体も冷えてきた。1時間ほどでそそくさと帰ってきた。あなご飯の「うえの」は帰り際には、朝以上に混雑していた。1時間待ちだとか。早めに食べて正解だ。
これが有名な大鳥居
午後3時。出発12時間後にようやくホテルチェックインとなった。夕食は6時に市内繁華街にある居酒屋「笑福」を予約してある。ネットや雑誌でチェックを重ね、決めた店だ。5時半にフロント集合で一旦解散。ここで新人4人を除く上層部6人は一部屋に集合。恒例のUNO大会を開催した。外は大雨でとても街中をフラフラする気分ではない。ここは我が分団恒例のUNOで盛り上がりたい。
当分団のルールではUNOで一番負けの者はグラスの酒を飲み干さなければいけない。新人も誘ったがのってこなかった。ビール、芋焼酎、赤ワインが揃った。飲めない団員にはいつもはミツカン酢だが、思案の結果、今日はコーラを水道水で半分薄めたものをティーポットで飲ませることにした。
ゲームは進んでいく。赤ワインなどはあっという間に空になった。今回の負け込みは副分団長だ。度数の高い芋焼酎に手を出した。彼は5時にはベロンベロンになって午後のUNO大会は終了。この泥酔状態が今晩新たな事件を引き起こすことになろうとは知るよしもなかった。詳細は後述。酒浸りのM氏も相当飲んでいるが、恐ろしいことにこの人は朝から採っている水分はすべてアルコールだ。これも明日あたりどうなるか。消防団恐るべし。
5時半フロントに集合。まず4人がタクシーで現地へ。あとの6人は私が市電で案内することにした。途中で市電に乗る間際で、団員1名のコンタクトがずれて歩行不能に。コンビニを探すうちに会場に近づいたため、結局そのまま徒歩で会場へ。
6時を少し回って開宴。予約時には、すぐにつまめるようにと店員が刺身盛りを勧めてくれたのだが、これがちっとも出てこない。予約の意味が全然ないのでは?2時間まででお願いしますともいわれていたので、時間がもったいないなあと。しかしながらようやく出てきた料理の数々は美味いといったらこの上ない!単価は非常に高いのだが、団員みな美味い美味いと食いまくり、焼酎も飲みまくり。結局3時間以上は居座った。会計担当によれば支払いは大台にのったという。一人1万はいったということだ。
副分団長はハードコアメタル愛好者で、福山のライブハウスに見たいバンドが出るため、途中で退席し新幹線に乗車。泥酔状態で・・・・
我々は店を出て集団行動は一旦解散。新人4人は夜の広島へと消えていった。ベテラン5人はお好み焼き「八昌」へと向かう。ここは私が6年ほど前出張で立ち寄ったが、とにかく美味い。しかし夜しか営業していないので行くなら今しかない。10分ほど歩いて到着したが、店は行列ができていた。ここまで来たんだからと雨の中並んだ。
30分もかからずに店には入れた。ビールで乾杯後、スジポン、カキのバター焼き(これもとんでもなく美味い)を食し、ブタソバ入りネギチーズトッピングで食べる。相変わらず美味い。5人は大満足で店を出た。今日一日とんでもないカロリー摂取量だ。私ほか1名は疲れたのでホテルへ帰り就寝。残る3人はまだ遊び足らないのか、どこかへ行ってしまった。
広島一の呼び声高い「八昌」のお好み焼き!
ホテルで寝ていると夜中に電話。これからUNOをするという。勿論断る。翌朝聞いたところによると、団員数名は3時頃までUNOに興じ、朝から飲み続けていた酒浸りのMさんもついに訳がわからなくなり、カオス状態で大会は終わったという。
19日(日)
朝8時半、部屋で歯を磨いていると隣室の副分団長がやってきた。福山へ向かう電車内に携帯を忘れてきてしまったという。JRに問い合わせたがみつからない。自宅、ドコモ、JR等に連絡する必要があるため携帯を貸してやった。
団員には10時フロント集合と言ってあった。先日から酒浸りのMさんが部屋から出てこない。電話しても出ない。数人で呼びに行った。しばらくの間電話なりノックなりしていると物音がする。ガチャリとドアが開いた。もの凄い酒の臭いとともに顔を覗かせた。生きていた・・・・とりあえず安心。
なんとか無事にチェックアウトを済ませ、駅のコインロッカーに荷物を預けた後、市電に乗車。一路原爆ドームへと向かった。外は相変わらず雨が強い。Mさんは酒の臭いをプンプン発しながらつり革につかまってぐったりしている。前には女子高生が座っていた。鼻と口を押さえて下を向いてしまっている。可哀想に。
雨の原爆ドーム。厳粛な気持ちになる。資料館にも入場した。50円という良心的入館料は、やはり資料館の存在意義が営利目的ではないことを十分に感じさせる。入場してすぐに涙が出た。団員誰もがかなりブルーになって出てきたようだ。当然だろう。でもこの資料館は日本人であるなら一度は見ておかなければいけない施設だと思う。

平和記念公園からドームを臨む
気をとりなおし、昼飯へと向かった。ガイドブックを見てお好み焼き屋へ入るが、昨晩の八昌と比べると味は落ちるようだ。
午後3時20分、空港行のバスに乗車。5時台の飛行機であったが、ここでも天罰が下る。飛行機はとんでもなく揺れた。気持ち悪い。吐きそうだ。スッチーのドリンクサービスも結局なし。団員全員青い顔で飛行機を降りる。
夕飯は団員の義理の両親が空港近くで中華料理店を営業しており、そこで頂くことにした。とても美味しい。良心的な味だ。そんなこんなで車庫に帰ったのは11時だった。とうとう雨はやまなかった。
しかし、2年ぶりに旅行ができ、それも10人の参加があったということは大変意義深い。みんな生きて帰ってきてよかったね。
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