嗚呼!哀愁の我が音楽人生

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2007.09.01
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80年代後半から90年代前半という、ハードロック・バブル時代。この時代に青春時代を過ごした私のようなものにとっては、懐かしくもちょっと気恥ずかしい気持ちにさせられる。

そんな時代に現れては消えていった無名のバンドを紹介する「知る人ぞ知る・・時代の徒花?」コーナー。おそらく誰も楽しみにしていないだろう、私だけがCD棚に眠っている音源を発掘しては聴き直すという作業の記録程度に連載している。

BONHAMというバンドは90年前後に活動しながらも自然消滅したバンドの一つだ。バンドネームを聴いてロックファンなら、かのLED ZEPPELINを思い出すかもしれない。そう、BONHAMとは、あのJohn Bonhamの息子Jason Bonhamをリーダーとするバンドなのだ。

しかし今日紹介するのは全盛期のBONHAMではない。ハードロックバブルを通り過ぎ、すっかりブームが沈静化した1996年、BONHAMはヴォーカリストを変え、新たにMOTHERLANDと名を変えアルバムを発表したのだ。アルバム名はピース・フォー・ミー。もちろんヒットなどすることもなく、この1枚でどこかに消えてしまったのだが。時代の徒花にもならずに消えていった、哀愁感どころか絶望感も感じさせるこのアルバムを紹介する。

内容はややアーシーなハードロック。LA系のきらびやかなものではなく、地に足のついた手堅いものだが、ZEPの血統を感じさせるような音楽性はあまり見られない。ちょっと暗いか。かなり地味な印象のアルバムで、どう考えても売れないだろう。

普通ならこれでDISK UNIONあたりに売り飛ばすのだが、それがどうしてもできない理由がある。

8曲目のHow Many。この曲が実に良いのだ。良く出来すぎていて、この曲だけがアルバムから浮いている。キャッチーなポップソングで、ギターの音色なども枯れた風合いが私好み。この路線で全編通してくれたならよかったのに。雰囲気でいえばZEPのCelebration Day、Custard Pie、Night Flightあたりのグルーヴィーなポップさを醸し出している隠れた名曲。

motherland-piece for me






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Last updated  2007.09.01 09:59:46
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