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この間紹介したTHE HELLACOPTERSのデビュー盤とセカンドは、かなり「勢いで創りました」感のある出来だと思う。この感覚がRock And Rollには大切なんだが。
次に彼らが世に放ったのは、98年のDISAPPOINTMENT BLUESという7曲入りミニアルバムだ。BACKYARD BABYSに専念するためギターのドレゲンが脱退し、彼の弾いている曲とヘルプのギタリスト、チャック・パウンダーの音源と混在している。また、MOTORHEADなどのカヴァーが数曲入っている企画盤なのだが、コンパクトでとても聴きやすく、また曲がよくデキのため、自信をもってお勧めできる好盤に仕上がっている。ジャケットがまた素晴らしいのだ。LPサイズで部屋に飾りたいくらい。このアルバムあたりから、フロントマン、ニッケ・ロイヤルの持つメロディアスで枯れた音楽性が全面に打ち出されてきていると思う。

次の2000年発売のフルアルバム、GRANDE ROCKはその路線が踏襲され、1st&2ndより格段に聴きやすくなった。時折見え隠れする哀愁がなんともいえないグッドフィーリングを醸し出す。しかし軟弱になったわけではない。彼らの持ち味であるガレージライクなスピードはそのまんまだ。この時点でドレゲンの後任となるギタリストはまだ流動的のようだ。なおデビュー当初から彼らのサウンドには欠かせないピアノ奏者として活躍するボバ・フェットは正式メンバーに昇格している。

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