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久々に更新のシリーズ、私の音楽遍歴を回顧する連載です。
ついに始動した新世紀モッズバンドThe AcceleratorS。揃いのモッズスーツを仕立て、スタジオでのセッションを重ねレパートリーも増やした我々4人は、記念すべきデビューを飾るライブ会場探しを始めた。
様々な情報から、□□□市にあるライブバーを探し出した。この店は、よく若手の出演するライブハウスとは異なり、どちらかというと大人がブルースセッションしたりしながら酒を飲む的な雰囲気の店だ。オヤジロック全盛の現在ではよく耳にするスポットだが、まだ当時は珍しく、我々の活動する北関東は田舎のため、こうした店は初めてだ。
早速私とバンマスKさんは仕事帰りに偵察へと向かった。pm7時頃、店内へと潜入。客は我々2人だけ。カウンターに長髪を後ろ手に縛り髭を蓄えたマスターらしき人物。貫禄があってちょっと怖い。それから細身の中年男性店員1名。とりあえず食事と飲み物をオーダーした。
ほどなくアコギをもった客がちらほらと現れはじめた。この日はアコースティックデイのようである。客は我々ほか数名で、あとは出演者のようである。リハは特にせず、おもむろにマスターが「じゃあ○○さん、お願いします」とマイクで呼びかけると、その人がステージにあがり、若干PAの調節をして演奏を始めるという形式。いたってシンプルである。
最初は経験の浅い若手の2人組で、かなりもどかしい演奏だった。でもこの店では常連らしく、淡々と30分程度のステージをこなしていた。
次に見たのは中年男性のソロ。70年代フォーク的な雰囲気でオリジナルを朗々と歌い上げる。年の功かMCがやたら流暢だった。この人も常連のようだ。
次に登場したのは若い女性だった。可愛い。声がいい。曲もいい。1人でアコギ弾き語り。私もバンマスもとても気に入ってしまった。
ここで一段落、我々はようやくマスターに声をかけることにした。緊張が走る。
私「バンドをやっているのですが、出演させてもらえないでしょうか」
マスター「いいですよ。毎月でもやりませんか」
私「ぜひお願いします」
マスター「じゃあ夏にサマーイベントをやりますので、ここに出演してもらいましょう」
マスターは歓迎してくれたようだった。こんな具合で我々のファーストライブはすんなりと決定した。
しかし、このファーストライブはちょっとした波乱の起きる印象の悪いものとなった。
2001年の夏だ。続きはまた後で。
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