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最近、通勤電車の中で村上春樹の本をよく読んでいる。よく読んでいるというよりも完全に「はまって」しまったというべきだろう。面白いのだ。
村上春樹氏の小説には音楽の話題がよく出てくる。氏は小説家になる前はジャズ喫茶を経営していて、ジャズの中古レコードを買いあさるのが趣味らしい。それからジャズだけでなく、ロックやポップミュージックへの造詣も深い。
氏の小説はモノによっては難解なものもある。変な話が多い。でもグイグイ引き込まれる。ストーリーがとても不思議な世界観があって、とっても読み応えがあるんだけれど、エッセイ集も小説と同じくらい面白いのでオススメしたい。小説よりも気軽に読めるので、小説をひとつ読破したらエッセイを読む、というふうに緩急メリハリ付けて読書に励んでいる。あ、氏の印税に絡まないので申し訳ないんだけれど、お金のない私としてはもちろん図書館を利用している。東京の勤務先のすぐ近くに区立図書館があるのだ。
今よんでいる「村上ラヂオ」というエッセイ集で面白い話があったので紹介しよう。氏が家の中を片づけていたら、70年代の雑誌がどっさり出てきた。その中にビートルズ解散後のジョン・レノン激怒というインタビューがあって、とにかくその話の概要を言うと「ビートルズの4人はいつも女はメンバー4人で共有していたのに、他の3人はオノ・ヨーコにだけは手を付けなかった。これは彼女への侮辱だ!」ということで、ジョン・レノンは激怒しているというもの。新幹線の中でおもわず爆笑しそうになった。本当かどうかはわからないが、ロックンロールの世界の面白さと深さを味わえるエピソードだ。