嗚呼!哀愁の我が音楽人生

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2010.02.11
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90年代はハードロックにとって不遇の時代だった。アメリカではグランジ・オルタナが隆盛し、イギリスではブリット・ポップ花盛り。80年代系のメジャーハード系は完全に隅に追いやられたといっていい。

しかし時代は変わるもの。現在のように、好きなジャンルを特定の愛好者がチョイスして聴く時代が始まったのだということも言える。

90年代から、THE BLACK CROWESのように、70年代クラシックロックを「影響を受けた」どころの話ではなく、「そのまんま」実践するバンドが現れてきている。私の個人的感想なのかもしれないが、それらの音楽性には思い入れを持つ愛好者がいて、根強く指示された。チャートを賑わすようなメジャーアーティストにはならずとも、玄人受けで食いつなぐバンドだ。

本日採り上げるのも、そんなバンドの一つ。CRY OF LOVE。1993年アルバムBROTHERでデビュー。

Brother

バンド名でも判るように、その音楽はジミヘンを感じさせる部分があるけれど、どちらかというとFREEのほうが近いか。はっきりいって日本ではほとんど売れていないと思う。でも私はとても気に入っていた。70年代のバンドがそうだったように、硬派な男臭い枯れたサウンドにちょいキャッチーな部分もあって、聴き応えのある佳作だ。

当時はインターネットもそれほど普及していないから、どんな活動をしているかも全く情報がない。来日経歴ももちろんない。メンバーはKelly Holland:Vo、Audley Freed:Gu、Robert Kearns:Ba、Jason Patterson:Drの4ピース。全員アメリカはノース・キャロライナ出身。拠点も動かさずにいたようだ。

特筆すべきはギターのオードレイ・フリードで、これぞストラトキャスター!というギターサウンドを聴かせてくれる。カラっとしたクランチのカッティングが素晴らしい。ギブソン派の私だけれど、彼のギターを聴いていると、ストラトもいいななんて思ってしまうのだ。でもこういう線の細いストラトのクランチサウンドって難しいんだよね。

ちなみに、彼らは97年にセカンドアルバムDIAMONDS&DEBRISをリリース。たしか日本盤の発売はなく、輸入盤で手に入れた。先日、前橋でお葬式があって、自動車で1時間ほどの道のりを久しぶりに彼らのアルバムで楽しんだ。セカンド、ほとんど聴くこともなかったのだが、これもまた素晴らしいアルバムだということが判明。当時、気にならなかったものが、15年も経ってその良さに気が付くということもあるのだ。

ネットで彼らの活動状況などを検索してみたが、アルバムは2枚とも廃盤のようだし、バンド自体がどうなっているのかも不明。たぶんもう解散してるんだろうなあ。

そんな状況でネット検索していたら、なんとYouTubeにバンドの90年代のライブ映像がいくつかヒットした。動くCRY OF LOVEが見られるなんて貴重だ。このブログに張り付けてみようとトライしたものの、どうもうまくいかず、Q&Aによれば保証対象外だそうなので、やめておく。興味のある方は下記URLで見てみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=DPMYVb1ItOc






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Last updated  2010.02.11 13:14:09
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