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怒濤の渋川ロックフェスティバルが終わり、ちょっと気の抜けた1週間が過ぎた。
昨晩、大事なことをすっかり忘れていたことに気がつく。5月13日は友の命日。もう14年も経つ。必ずこの日が過ぎた最初の休日には、もう一人の友と一緒にお墓参りをして、彼の実家にあいさつに出向く。
「おまえのことは一生忘れない」と誓ったが、14年目にしてついに忘れた。これで「ひとくぎり」ということなのかもしれないね。本日午前中、友を誘って1週間遅れの墓参りを行った。
家に出向くとご両親が在宅。仏壇に線香をあげ、お茶をいただきながら会話。お父さんも「今は毎日、前向きに楽しくすごせるような気分でいられるようになった」と話していた。自分も最初は毎日彼のことを思い出さない日はなかったが、今は命日を忘れるくらいになったよ。こうやって人は生きていくんだね。
14年前に死んだ彼とは元バンドメンバー。自分が最初に結成したバンドのヴォーカリストだった。そしていつも一緒に墓参りに行くのはそのドラマー。ティーンエイジャーの頃からロックの話をして盛り上がってきた仲だった。
いろんなことがあった。2回目のライブが大失敗となり、それが元でVoの彼は脱退する。その後バンドは活動停止となるが、しばらくしてVoの彼は自ら命を絶つことになる。仕事で膨大なノルマを抱え疲れ切っていたらしいが、バンドのことが原因なのかと、かなりの間、私は自分を責めた。
残された3人でバンドを続けることにした。その名もThe Bullshits。ふざけた名前だ。このバンドがドラマーの仕事の都合で活動休止となり、私とベーシストのT君がサイドプロジェクトをやろうと、お互いの先輩を誘い合って結成したのがThe AcceleratorS。
4年前、ついにT君も脱退を表明。そしてSuzyが加入し現在に至る。私の音楽人生は、紆余曲折、まだ続いているよ。今日、あいつの墓の前でそう話したんだ。みんなバラバラになったけど、俺は転がり続けてきた。あんまりかっこよくは転がれないけど、つっかえつっかえ、たぶんこれからも転がり続けます。墓参りには最高の晴天だった。
午後は気持ちよくて、自宅のソファで昼寝。今日は妻が同窓会で不在なので、自分が夕飯をつくって娘と食べた。家にあったナスとにんじん、キャベツ、ジャガイモ、たまねぎを適当にザクザクと切り刻み、ジャガイモはかるくゆでてから、すべてをフライパンにほおり投げ入れて、塩コショウ、コンソメ、しょうゆ、みりんで適当に味付け。最後にゴマ油をたらして仕上げ。ものすごい適当だがまあまあ美味しく食べられた。今日も一日が終わる。