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2018.01.15
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カテゴリ: LIVEレポ
私が若い時からライブを見続けているTHUNDERがまたまたイギリスからやってきてくれましたので、見に行ってきました。クラブチッタ川崎です。

かれこれ1991年末だったか?東京ドームでのカウントダウンフェス、オープニングアクトとして初来日した新進気鋭のTHUNDERを初見でノックアウト。これ以来、来日公演は必ず1日は見るようにしています。

もうこのブログでは何度も書いていますが、THUNDERほどのライブ巧者は見たことがないのです。しかしながら、今回のライブでしみじみと考えさせられたこともありましたので、率直に書いておきましょう。



この日のライブは土曜日ということなのか、とても早い時間のスタートとなっていて、OPEN16:00/START17:00です。3時過ぎに現地に到着して、時間調整のため近くのカフェでコーヒー&デザート。年甲斐もなく…といったところです。


開場10分前頃になったので、入口付近へ向かうと、既に入場を待つ人の山でした。しかしまあなんというか…若い人は全くいません。本当に冗談ではなく、人っ子一人いないのです。お客さんは私と同世代かそれ以上な感じです。ほぼ40代後半かな。どこをどう見ても、オジサンとオバサンしかいない!そして自分自身もこの中に同化しているということを思うとゾクゾクとするものがありました。ライブハウスの前にたむろする中高年の群れ…恐ろしい。

前から感じていたことですが、THUNDERというバンドは古のBAD CAMPANYやHUMBLE PIEのようなバンドです。いわゆるクラシックロック。そして日本で認知されてきたマーケットはHR/HM雑誌BURRN!の読者層です。BURRN!は思うに最も保守排他的なメタルマガジンで、メタルというジャンルが他と断絶、鎖国ガラパゴスと化した要因の一つだと思います。
クラシックロックはなぜかHR/HMの範疇で語られるのが日本のロックシーンの哀しいところです。そんな狭いところに押し込めなくてもいいのに。。

この手のジャンルがロックのメインストリームから追い落とされてから久しいですが、残念なことに今のロックシーンとはあまりにも断絶されすぎています。今の若い人達はこういう音楽を一切聴かないと思います。我々が新しいバンドからエアロにいって、ZEPを聴いてみて、クラプトンやらベックやらビートルズ、ストーンズ、さらにその昔のブルースやロックンロールを聴いていったような手順を、今全盛にある邦楽ロックを聴く若手が同じように踏んでいくとは到底想像できないのです。
たぶんTHUNDERはこのままファン層が変わらないまま進んでいくのだと思います。もちろんTHUNDER自体はこれからも相変わらずの高品質なライブを見せてくれるとは思いますが、なんだかとても寂しいのは私だけでしょうか。

さて気を取り直して、今回のライブでの新発見。THUNDERのメインソングライターでギタリストのLUKE MORLEYはサウスポーのGIBSONユーザーであることは有名です。初期はホワイトのレスポールカスタム、2000年代に入ってからは腰痛を理由に軽いフライングVを使っていました。アンプは初期がブギーでしたがそれ以来ずっとマーシャル直結!しかし、今回ステージを見て驚いたのは、まずアンプがマーシャルではなくBLACK STARになっている!そしてなんとLUKEがメインに弾いていたのはストラトでした!


時折ブラックのレスポール(たぶんトラディショナル)に切り替えましたが、セッティングが完全にストラトで調整してあるためか、レスポールを手にした時に音の抜けが悪くなってしまうのが気になりました。その代わりストラトでのサウンドは非常に抜けが良く、気持ちの良いものでした(いわゆる「ストラトらしい音」ではありませんでしたが)。ストラトをメインとするLUKE…これには本当に驚きましたね。

ライブの構成としては、直近の2枚のアルバムを中心に、過去の名曲を取り入れて…的に進行していました。やっぱり残念なのは、新曲は過去の楽曲群に比べると見劣りがします。好きな曲もあるのですけどね。でもライブ自体は流石の安定感、相変わらず良いのですね本当に。総括的には当然満足できましたし、今回も見て良かったと思います。




終演後、クラブチッタの天井を眺めながら思いました。これから先、何年彼らを見ることができるんだろう。新しいファンが増えていないのだから、先細りな気はします。確かに徐々に集客は減っている気がします。当日券が売られていたから、満員御礼にはならなかったのでしょうね。前回の六本木EXシアターでも客の少なさが気になりました。しかしながらそのファンがしぶといのがTHUNDER。たぶん見に来たオーディエンスのほとんどがリピーターだと思われます。そのくらい中毒性があるし、また見たいと思わせるのです。たぶんそう簡単には終わらないでしょうね。(自分も含めて)ファンの皆さん、頑張りましょう!





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Last updated  2018.01.15 22:43:50
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