さてHurryの愛するアルバム100選のコーナー。 【49枚目】The Beach Boys / Pet Sounds (1966)
ビーチボーイズのアルバムと呼んでよいのかどうか分からないけど、このアルバムはバンドがワールドツアー中に、ツアーをひとり離脱していたブライアン・ウィルソンがスタジオミュージシャンを招聘し、ベースとなるトラックは全て造り上げ、ツアーから帰ってきたメンバーはただ指示どおりにブライアンの歌を入れたという…もはやブライアン・ウィルソンのアルバムといってもよいし、第一ビーチボーイズがバンドなのかどうかも(コーラスグループ?)怪しい立ち位置になってますが、いやもうそんなバンドとしての在り方がどうかなどという議論はどうでもよくなる素晴らしい作品です。これは私の愛するロックンロールではないしバンドサウンドでもない。いわばポップミュージックの究極とも呼ぶべきものか。美しく切ない映画のサウンドトラックのような作品で、聴けば聴くほど心に浸みます。#8 God Only Knows(神のみぞ知る)のメロディの美しさといったらもう、何度聴いても溜息が出てしまいますね。