ブログの〆はHurryの愛するアルバム100選。 【66枚目】BON JOVI / Keep The Faith (1992)
BON JOVIのような80年代型のHRバンドにとって90年代は時代の大きな転換期でした。90年代はロックの生々しさ、バンドサウンド回帰が図られた時代だったと思います。バブルのように膨れて大仰化が進んだHR/HMバンドの多くが淘汰されていき、BON JOVIも新しい時代への生き残りをかけて本気で勝負したアルバムが本作であったと思います。より地に足をついた、真っ当に良い曲をしっかりとした演奏で届けようとする意気込みを感じます。サウンドも若気の至り的なHRのいやらしさが抜け、よりオーセンティックなアメリカンロックバンドへと変貌して好感触。 90年代に彼らがリリースしたアルバムはこのKeep The FaceとThese Days(1995)の2枚のみです。ベスト盤が間に挟まっていますが、これはカウントしないとして。両作品ともに甲乙つけがたい名盤と思いますが、個人的には#4 In These Arms、#7 Dry Countyという超絶的名曲が入った本作をチョイス。この2曲、いつ聴いても心が激しく揺さぶられるような感動を覚えます。ちなみに残念ながらベースのアレック・ジョン・サッチは本作を最後にバンドを脱退。オリジナルメンバーの5人が残した作品としては最後となります。そういう意味でも5人のバンドメンバーが生き残りをかけて総力戦で挑んだ力作、名盤でしょう。80年代の全盛期よりも個人的には全然好み。Great!!