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良く晴れた日、大三郎はこぶたと目が合うと、

「お姉ちゃん、そろそろぼく、お外に行きたいの。」
と、玄関でいい子ちゃん座りをして、「お散歩」を訴えます。
その日も、こぶたにリードでつながれ、元気良くお散歩に行くはずでした。
玄関を出てすぐ、いつもお散歩で行き会う、近所のおばさん達に会い、お散歩をストップ。
いつものように愛想を振りまいていると・・・。
「どうしたの??大ちゃん、こんなに変わっちゃってぇ~!!」
おばさん達は、びっくりしたお顔で、愛想を振りまく大三郎を撫でています。
こぶたが不思議そうな顔をしていると、一人のおばさんが、
「大ちゃん、こんなに真っ白になっちゃって、どうしたの??」
「???」
こぶたは余計に混乱します。
「いや・・・あの・・・大三郎は、最初から白い毛でしたよ。」
すると違うおばさんが、
「いや、そんなこと無いよ!!大ちゃんは茶色い毛か、グレーの毛だったはず!!」
すると、また別のおばさんも、
「そうそう、少し前までは、こんな白い毛じゃなくて茶色い毛だったよ!昔の写真とか無いの??」
あまりにも、強く言い切られるので、こぶたは、
「あっ・・・、私は毎日見ているから、もしかして気が付かなかったのかも・・・・。」
・・・・お姉ちゃん、もっと自信を持ってちょうだい。ぼくは産まれた時から、白い毛なんだよぉ~・・・・
おばさんたちの押しに、こぶたは自信が無くなって、小さくなっていきます。
「お姉ちゃん、しっかりして!!ぼくはマルチーズって言う、白い毛のワンコなんでしょ!!」
と、小さくなっているこぶたの隣で、ちゃんと言い返すように言っている、大三郎なのでした。
しばらく、大三郎の毛の色の事を話していた、おばさん達が歩き出すと、

「 おばちゃん達、ぼくを誰かと勘違いしているのかなぁ~?」
と、しばらくお見送りをしながら、考えています。
おばちゃんパワーに負けて、疲れきってしまったこぶたは、
「これから、年をとったから大ちゃんの毛が白くなった。ってことにしておこうか。」
と、大三郎に話しかけました。

「確かに年をとったけど、ぼくは、そんな年寄り扱いされるなんて耐えられない・・・。」
と、スネスネになってしまった、8歳の大三郎なのでした。
7月28日(土曜日)、大三郎は8歳になりました。
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