幸せのテーブル」『大晦日10時過ぎの予約席』の1989年に日本中で話題になった作品「一杯のかけ蕎麦」は、我々を涙まみれにしてくれました。3人の子連れの母親が子供達とたった一杯のかけ蕎麦を大晦日に分け合って食べる話です。その子が母親に向かって言う「おいしいね。」の一言は、今も忘れられません。子供達は蕎麦を食べるのに加えて、以上に「母の愛」を食べて満腹を覚えたのです。また、2006年3月、台湾にも似た実話があります。母親がガンで入院しているために看病をしていた5人の子供が食事をろくに食べず、見かねた病院の看護婦がその家族にワンタン麺を与えた所、5人のうち3人の子供達は麺だけを食べ、母親に元気になってほしいとワンタンを母親の為に残しました。
近頃、自慢げに自分の独り暮らしの親を高額有名老人センターに入れて、その設備の良さ・介護の行き届きを言い、「会いに行ったら、本当に、幸せそうだった。」等と云う御仁は、此の両編をお読み頂きたい。この子達は生涯、母をセンターに入れて自慢する輩には決してならないでしょう。家族と離れてセンターに行く親の気持ちが少しでも解かるなら、今からでも遅くはない。神への懺悔と親に許しを求めましょう。洗礼を受けていることは何の免罪符にもなりません。人間愛も理解出来ない御仁を「神の愛」が受け入れないことを肝に銘じて下さい。

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