Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年04月01日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記(アブラハムを試す)
 妬む神である主が、アブラハムの晩年になっても、なお其の信仰を確信するために難問を持ち出します。彼の愛してやまぬ一人息子イサクを主の犠牲として、刀で喉を切って殺し、其の身体を焼いて供え物にしろとの命令です。アブラハムの強烈な信仰が、自己の命よりも大切にする愛息を生け贄にすることを承知させます。いっそ、自分に死の命令が下っていたら有難いと彼は想ったに違い有りません。
 アブラハムは愛息イサクを薪を負わせて、神の指定の地、モリヤ山へ三日を掛けて到着します。途中イサクが問います。「生贄の羊は何処にありますか」アブラハムの苦悩を押し殺した答え「息子よ、羊は神自身が御用意されている」、少年はそれ以上父を問い詰めません。予感があったかも知れない息子は、それでも従順に山を登り山頂に到着。
 父は祭壇を創り、イサクを縛り犠牲の薪の上に身を横たえさせますが、息子は従順に反抗一ついたしません。その喉に刃を振り下ろそうとした瞬間、天の声「もうよい、辞めよ」アブラハムが驚いて見廻すと羊が藪に角引っ掛けています。神の意図が解り、彼は羊を捧げます。神の意図はイサクの犠牲を求める事ではなく、アブラハムの信仰を試すことにあるからです。此処に至って、神はアブラハムを「神の友」として扱います。妬む神は、それ以上に愛する神でもあるからです。
 この事件から「神は愛するひとり子を人間に賜った。それは神を信じる者に永遠の生命を与えるためである」その後の神の行動(イエスの誕生)が読み取れます。このモリヤの山西南の傍らにソロモンが築いた壁が現存、嘆きの壁と呼ばれています。
 当時は、他民族に於いて人間の生贄は、別段珍しい事ではなく、旧約が以後の人の犠牲を禁止したことに此の項の意義があります。放牧民族の習慣と農耕民族の習慣の意識が、理解を困難にさせるのは否めませんが。

Abraham3
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最終更新日  2012年04月01日 10時13分22秒
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