Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年08月02日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王の行程2(忘れ得ぬ愛とその契約)
 ある日のこと、ダビデは、サウルの家系にまだ生き残っている者がいないか、気になり始めます。 情愛溢れるダビデの中で、神の愛(アガペー)、家族愛、異性愛、中でも一番なのは自己を愛するが如くの男女を超えた兄弟愛をも超える愛がヨナタンとの結びつきであり、彼なしには現在のダビデもなかったことは確実です。そのヨナタンとの契約、ヨナタンの家を存続させるとの約束をダビデは何時も気に懸けていたのでしょう、そのヨナタンの家系がもしいれば、情けをかけてやりたいと思ったのです。かつてサウル王に仕えたツィバという男のことを耳にすると、さっそく召してツィバに尋ねました。サウル王の血筋で、だれか生き残った者はおらぬか。 いれば、その者を手厚くもてなし、主の前にに立てた誓いを果たしたいと。ツィバの答えはヨナタン様のお子で、足の不自由な方がご存命でロ・デバルのマキルの屋敷に居ることを聞きます。 そこで、ダビデ王は、ヨナタンの息子で、サウルの孫にあたる、メフィボシェテを迎えにやりました。 メフィボシェテは恐る恐るやって来て、ダビデの前にうやうやしくひれ伏しました。そんな彼に、ダビデは優しく声を掛けます。 「心配には及びません。 来て貰ったのはほかでもない。 父君ヨナタンとの誓いを果たしたいと思い、お力になりたい故です。 貴方の祖父、サウル王の土地はぜんぶ返しましょう。 良ければ、この宮殿で暮らしなさい。」。それに対してメフィボシェテは王の前に深々と頭をたれ、「死んだ犬も同然の私に、なんというご親切を」と思わず叫ぶ程驚き入りました。王は例のツィバを召し出し、サウル王とその家のものはみな、主君の孫に返したから、お前は息子や召使たちとともに地を耕し、彼の家族のために食糧を作れ。 但し、彼は此処で、私と一緒に暮らすと伝えます。ツィバには、息子が十五人と召使が二十人いました。 そこで、「承知いたしました、陛下。 ご命令のとおりにいたします」と答えました。 以来、メィボシェテは、ダビデ王の息子同様に扱われ、いつも王といっしょに食事をすることになります。この一件はダビデがヨナタンとの約束を果たしたことで大いなる心の安らぎを与えたことでしょう。しかし、後にダビデが苦境に陥った時にメフィボシェテは恩に報いるに恨みをもって答えます。

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最終更新日  2012年08月02日 06時22分48秒
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