Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年08月05日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王の行程5(ダビデの女性観と主を怒らすその行動二)
 ダビデの此等、取り分けアビガイル然り、再嫁させたミカル、ウリヤの妻バテ・シェバテが人妻であることに眼が行きます。多くの兄弟の末子として生まれ、幼き時より牧羊に出されていた彼は、母や年長の姉の愛情に飢え切って育ったかも知れません。主なる神への愛は信仰によって得られたものの、母性愛ではそうはいきませんでした。しかし、自分の家来であるヘテ人ウリヤが戦死するように図り、我がものとしバテ・シェバは律法からみれば姦淫罪です。まして、事の始まりが、生理の汚れを潔めるために彼女が行った水浴と、王の召しに彼女が従ったこととにあります。
 バテ・シェバは元来貞節な女性であり、彼女は権力と、欲望と、おそらく運命とに翻弄されたかのように見えます。ただ、思慮に欠けた一面を示唆する箇所も聖書に見えます。皮肉にも、彼女の律法に対する忠実と、王に対する忠誠とが結果的に彼女を忌むべき女にしてしまいました。これは一見不条理に見えます。しかし、本質的に言って、人はみな忌むべき罪人であると聖書は告げています。罪とは、人の存在自体が罪なのです。たとえば、ダビデの姦淫において、仮にバテ・シェバに非がなかったとしても、彼女はそれでも神の御前において生来罪ある女であることには変わりありません。同様に、悪を働かず、律法に従っていても、それでも人はみな、神の前では等しく罪人なのです。まさに、人は誰でも呪われていると言っても良いでしょう。王に命じられるがまま王宮に上がり、王と関係を結んだバテ・シェバには死の恐怖が襲います。「私は身籠りました。」という彼女の言葉の中に、女の悲哀を見ることも出来そうです。幸い、彼女の命は神の哀れみにより守られましたが、夫は死に、ダビデに主の罰が襲います。

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最終更新日  2012年08月05日 07時19分44秒
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