Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年08月16日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王の行程8(ダビデの王族1)異母妹を暴姦するアムノン
 ダビデの息子で長子であるアブシャロム王子には、タマルという美しい妹がいました。ところが、選りにも選ってタマルの異母兄にあたるアムノン王子が、彼女に深く思いを寄せるようになります。アムノンはタマルへの恋に苦しみ、床についてしまいました。 未婚の娘と若者とは厳格に隔てられていて、話しかける機会さえなかったからです。ところで、アムノンには、悪知恵の働く友人が一人、ダビデの兄シムアの息子で、従兄弟にあたるヨナダブが、ある日、アムノンに何か心配事でもあるのかい。どうして、王子ともあろう者が、日に日に、それほどやつれていくんだね。と尋ねます。アムノンは異母兄のタマルへの恋を打ち明けます。ヨナダブは床に戻って、仮病を使えばいいんだ。父君ダビデ王が見舞いに来られたら、タマルをよこして、食事を作らせてくださいと頼めよ。 タマルのこしらえたものを食べればきっとよくなる、と申し上げるんだ。アムノンは言われたとおりにし、 王が見舞いに来ると、「妹タマルをよこして、食事を用意させてください」とだけ願い出たのです。ダビデはうなずき、タマルに、アムノンの住まいへ行き、何か手料理を御馳走してやってくれ、と頼んだのです。それ故、何も知らないタマルはアムノンの寝室を訪れます。 アムノンは、タマルが粉をこねてパンを作る姿を、じっと見つめていました。 タマルはアムノンのために、特においしいパンを焼き上げたのです。ところが意のあるアムノンは、それをお盆に載せて前に差し出しても、口に入れようとしませず、 アムノンは召使一同を部屋から出し彼はタマルに言ったのです。もう一度、そのパンをこっちに運んで来て、手ずから食べさせてくれないかと誘い、タマルは病状を気使い言われるままに、そばへと近寄ります。ところが、目の前に立ったタマルに、アムノンは、「さあ、タマル。 お前はぼくのものだ」と詰め寄ったのです。 彼女は驚い得て叫びました。「おやめになってね、こんなばかなことは。お
兄様、 いけない事です。 イスラエルでは、それがどれほど重い罪か、ご存じでしょうに。此の様な辱しめを受けたら、私はどこにも顔出できません。 お兄様だって、国中の笑い者になりますわ。 どうしてもというのなら、今すぐにでも、お父様に申し出て下さい。きっと二人の結婚を許して下さりるりますから。」 とその場を取り繕うとしますが、アムノンは耳を貸そうともせず、むりやり、タマルを自分のものにしてしまいます。すると、突然、彼の愛は憎しみに変わりました。 それは、先に抱いていた愛よりも更に激しい憎しみ其の物でした。
 「さっさと出て行け」とアムノンは怒鳴り、召使を呼ぶと、「この女を追い出し、戸を閉めろ」と命じ、 タマルは門外へ放り出されてしまいました。 当時、未婚の王女は、みな袖のある長服を着ていましたが、こうなった今、彼女は、その服を裂き、頭に灰をかぶり、手を頭に置いて、泣きながら帰って行きました。
 タマルの実の兄アブシャロムは、妹に問いただしました。「アムノンがお前を辱しめたって、それは本当か。とにかく取り乱すな。身内でのことだからな、何も心配することはないぞ!」 その後、タマルは兄アブシャロムの住まいで、ひっそり悲しみに暮れて暮らしていました。 ダビデ王はこの一件を耳にし、烈火のごとく怒りましたが、アブシャロムは、このことについては、アムノンに何も言いません。その実、心の中では、妹を辱しめたアムノンに、煮えくり返るような怒りを覚えていたのです。此の事件があって、後日のダビデ王室に影が潜み寄ります。

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最終更新日  2012年08月16日 08時30分21秒
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