Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年09月05日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王の後継者ソロモン概要
 ダビデの後継者ソロモンは、イスラエル王国の黄金期を創出した父の遺産、領土は属国・朝貢国を含めてを受け継ぎ、それを日本のほゞ半分、イスラエル本来の領域の約六倍に拡張します。しかし、この地域には古今天然資源は乏しいのですが、ダビデが周辺諸国を征服、戦利品・貢納物が王宮の金庫を満たし、それを資本にしてソロモンは、秀でた商才を、三大陸の接点(ランドブリッジ)と言われる南にエジプト、東北東にメソポタミア、北西に小アジア、西はエーゲ海域と云う古代文明の花咲いた四地域に囲まれたイスラエルの地の利、ひとたび戦乱になれば軍馬に蹂躙される宿命の国土を、隊商通路の安寧を確保して、その類稀なる知恵を駆使した通商外交で、古代のフェニキア、海洋民族として地中海をまたにかけて貿易で富と文化を高めていた都市国家北隣ツロとの同盟によって、自国と属領内の産物を商品化、更には兵器の中継貿易で莫大な利益を得ます。南のエジプトとは婚姻政策で友好を深め戦車と馬、北はキリキアとの良馬の貿易を振興しています。
 次はダビデ以来の悲願であった、主なる神の神殿建設と、土木建築の才を発揮した王宮建築ですが、国力を傾けんばかりの規模で、国民の徴税と徴募により、いかな富をも食い尽くしていきます。その壮大な神殿も装飾性に堕し、宗教の形骸化への一歩の危険性を秘めていましたが、その建築はそれから二千数百年を経たいまもユダヤ教徒にとって「嘆きの壁」として、神殿跡地として残される聖なる場所となります。
 表面的にはソロモンの時代は大輪の花を咲き誇らせつつ、平和な中に彼の治世を閉じますが、その死が引き金となって、北方十部族の不満が爆発して連合王国は解体、北はイスラエル王国、南はユダ王国として、ダビデの王国は僅か二代限りの分裂王国の時代と成り、国力はにわかに弱体化して、其々の王国は道徳的に堕落の道をたどり、やがてバビロンの捕囚に至ります。

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最終更新日  2012年09月05日 09時05分44秒
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