Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年09月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王以降の王達14(列王記上)大預言者エリヤ(二)
 多くの日を重ねて三年目のこと、主の言葉がエリヤに臨んだ。「行って、アハブの前に姿を現せ。わたしはこの地の面に雨を降らせる。」 エリヤはアハブの前に姿を現すために出かけます。その都サマリアはひどい飢饉に襲われていました。アハブは宮廷長オバドヤを呼び寄せ「この地のすべての泉、すべての川を見回ってくれ。馬や驢馬を生かしておく草が見つかり、家畜を殺さずに済むかもしれない。」と言います。其のオバドヤは心から主を畏れ敬う人で、イゼベルが主の預言者を切り殺したとき、百人の預言者を救い出し、五十人ずつ洞穴にかくまい、パンと水をもって養った事もありましたが、アハブはオバドヤと国を分けて巡ることにし、アハブは一人で一つの道を行き、オバドヤも一人でほかの道を行きます。オバドヤが道を歩いていると、エリヤが彼に会いに来ます。オバドヤはそれがエリヤだと分かって、ひれ伏し、「あなたは、エリヤ様ではありませんか」と言い、エリヤは彼に「そうです。あなたの主君のもとに行って、エリヤがここにいる、と言ってください。」と言われ、オバドヤは「わたしにどんな罪があって、あなたは僕をアハブの手に渡し、殺そうとなさるのですか。あなたの神、主は生きておられます。わたしの主君があなたを捜し出そうとして人を送らなかった民や国はないのです。彼らが、エリヤはここにいないと言えば、王はその国や民に、エリヤは見つからなかったと誓わせるほどです。今あなたは、エリヤがここにいる、とあなたの主君アハブに言いに行きなさいと言われる。しかし、私があなたを離れれば、主の霊はあなたを私の知らないところに連れて行くでしょう。私がアハブに知らせに行っても、あなたが見つからなければ、私は殺されます。僕は幼いころから、主を畏れ敬っております。イゼベルが主の預言者を殺したときに私がしたことを、あなたは知らされてはいないのですか。私は主の預言者百人を五十人ずつ洞穴にかくまい、パンと水をもって養いました。今あなたは「エリヤがここにいる」とあなたの主君に言いに行きなさいと言われる。わたしは殺されてしまいます。エリヤは其れに対し、「わたしの仕えている万軍の主は生きておられます。今日わたしはアハブの前に姿を現しす。」オバドヤはアハブに会って知らせたので、アハブはエリヤに会いに来て、エリヤを見ると、「お前か、イスラエルを煩わす者よ」と言い、エリヤは答えます。「わたしではなく、主の戒めを捨て、バアルに従っているあなたとあなたの父の家こそ、イスラエルを煩わしている。今イスラエルのすべての人々を、イゼベルの食卓に着く四百五十人のバアルの預言者、四百人のアシェラの預言者と共に、カルメル山に集め、わたしの前に出そろうように使いを送っていただきたい。」、其れを聞き入れたアハブはイスラエルのすべての人々に使いを送り、預言者たちをカルメル山に集めた。エリヤはすべての民に近づいて言った。「あなたたちは、いつまでどっちつかずに迷っているのか。もし主が神であるなら、主に従え。もしバアルが神であるなら、バアルに従え。」と言いますが、民はひと言も答えません。エリヤは更に民に向かって言った。「わたしはただ一人、主の預言者として残った。バアルの預言者は四百五十人もいる。我々に二頭の雄牛を用意してもらいたい。彼らに一頭の雄牛を選ばせて、裂いて薪の上に載せ、火をつけずにおかせなさい。わたしも一頭の雄牛を同じようにして、薪の上に載せ、火をつけずにおく。そこであなたたちはあなたたちの神の名を呼び、わたしは主の御名を呼ぶことにしよう。火をもって答える神こそ神であるはずだ。」民は皆、「それがいい」と答え、更に、エリヤはバアルの預言者たちに言った。「あなたたちは大勢だから、まずあなたたちが一頭の雄牛を選んで準備し、あなたたちの神の名を呼びなさい。火をつけてはならない。」彼らは与えられた雄牛を取って準備し、朝から真昼までバアルの名を呼び、「バアルよ、我々に答えてください」と祈った。しかし、声もなく答える者もなかった。彼らは築いた祭壇の周りを跳び回った。真昼ごろ、エリヤは彼らを嘲って言った。「大声で呼ぶがいい。バアルは神なのだから。神は不満なのか、それとも人目を避けているのか、旅にでも出ているのか。恐らく眠っていて、起こしてもらわなければならないのだろう。」彼らは大声を張り上げ、彼らのならわしに従って剣や槍で体を傷つけ、血を流すまでに至った。真昼を過ぎても、彼らは狂ったように叫び続け、献げ物をささげる時刻になった。しかし、声もなく答える者もなく、何の兆候もなかった。エリヤはすべての民に向かって、「わたしの近くに来なさい」と言った。すべての民が彼の近くに来ると、彼は壊された主の祭壇を修復した。エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルである」と告げられたヤコブの子孫の部族の数に従って、十二の石を取り、その石を用いて主の御名のために祭壇を築き、祭壇の周りに種二セアを入れることのできるほどの溝を掘ります。 次に薪を並べ、雄牛を切り裂き、それを薪の上に載せ、「四つの瓶に水を満たして、いけにえと薪の上にその水を注げ」と命じ、再度、彼が「もう一度」と言うと、彼らはもう一度そうします。彼が更に「三度目を」と言うと、彼らは三度同じようにしました。水は祭壇の周りに流れ出し、溝にも満ちた。献げ物をささげる時刻に、預言者エリヤは近くに来て言った。「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ、あなたがイスラエルにおいて神であられること、またわたしがあなたの僕であって、これらすべてのことをあなたの御言葉によって行ったことが、今日明らかになりますように。わたしに答えてください。主よ、わたしに答えてください。そうすればこの民は、主よ、あなたが神であり、彼らの心を元に返したのは、あなたであることを知るでしょう。」すると、主の火が降って、献げ物と薪、石、塵を焼き尽くし、溝にあった水をもなめ尽くした。これを見たすべての民はひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です」と言います。エリヤは、「バアルの預言者どもを捕らえよ。一人も逃がしてはならない」と民に命じた。民が彼らを捕らえると、エリヤは彼らをキション川に連れて行って殺し、アハブに言った。「上って行って飲み食いしなさい。激しい雨の音が聞こえる。」アハブは飲み食いするために上って行き、エリヤはカルメルの頂上に上って行った。エリヤは地にうずくまり、顔を膝の間にうずめた。「上って来て、海の方をよく見なさい」と彼は従者に言い、従者は上って来て、よく見てから、「何もありません」と答えた。エリヤは、「もう一度」と命じ、それを七度繰り返した。七度目に、従者は言った。「御覧ください。手のひらほどの小さい雲が海のかなたから上って来ます。」エリヤは言った。「アハブのところに上って行き、激しい雨に閉じ込められないうちに、馬を車につないで下って行くように伝えなさい。」そうするうちに、空は厚い雲に覆われて暗くなり、風も出て来て、激しい雨になり、アハブは急ぎ車に乗ってイズレエルに向かいます。主の御手がエリヤに臨んだので、エリヤは裾をからげてイズレエルの境までアハブの先を走って行った。
 此の段に、絡繰りをみる方も居られるかも知れませんが、主なる神の象徴が厚い雲と炎であるのは、「出エジプト記」以来一貫しており、此の事件を偶然とみるか、奇跡とみるかは、エリヤの以降の行動をみるうえで重要になります。

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最終更新日  2012年09月25日 06時07分15秒
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