Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年10月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王以降の王達24(列王記下)預言者エリシャの奇跡三
 ある日、エリシャはシュネムに行った。そこに一人の裕福な婦人がいて、彼を引き止め、食事を勧めます。以来彼はそこを通るたびに、立ち寄って食事をするようになります。彼女は夫に言った。「いつも私たちのところにおいでになるあの方は、聖なる神の人であることが分かりました。あの方のために階上に壁で囲った小さな部屋を造り、寝台と机と椅子と燭台を備えましょう。おいでのときはそこに入っていただけます。」ある日、エリシャはそこに来て、その階上の部屋に入って横になり、従者ゲハジに、「あのシュネムの婦人を呼びなさい」と命じた。ゲハジが呼ぶと、彼女は彼の前に来て立った。エリシャはゲハジに言った。「貴方は私たちのためにこのように何事にも心を砕いてくれた。貴方のために何をしてあげればよいのだろうか。王か、軍の司令官に話してほしいことが何かあるのか。」と彼女に伝えなさい。彼女は、「私は同族の者に囲まれて何不足なく暮らしています」と答えた。エリシャは、「彼女のために何をすればよいのだろうか」と言うので、ゲハジは、「彼女には子供がなく、夫は年を取っています」と答えた。そこでエリシャは彼女を呼ぶように命じた。ゲハジが呼びに行ったので、彼女は来て入り口に立った。エリシャは、「来年の今ごろ、貴方は男の子を抱いている」と告げた。彼女は答えた。「いいえ、私の主人、神の人よ、はしためを欺かないでください」と答えた。しかし、この婦人は身ごもり、エリシャが告げたとおり翌年の同じころ、男の子を産んだ。その子は大きくなったが、ある日刈り入れをする人々と共にいた父のところに行ったとき、「頭が、頭が」と言った。父が従者に、「この子を母親のところに抱いて行ってくれ」と言ったので、従者はその子を母親のところに抱いて行った。その子は母の膝の上でじっとしていたが、昼ごろ死んでしまいます。。彼女は上って行って神の人の寝台にその子を横たえ、戸を閉めて出て来た。それから夫を呼び、「従者一人と雌ろば一頭を私のために出してください。神の人のもとに急いで行って、すぐに戻って来ます」と言った。夫は、「どうして、今日その人のもとに行くのか。新月でも安息日でもないのに」と言ったが、「行って参ります」と彼女は言い、雌ろばに鞍を置き、従者に、「手綱を引いて進んで行きなさい。私が命じないかぎり進むのをやめてはいけません」と命じた。こうして彼女は出かけ、カルメル山にいる神の人のもとに来た。神の人は遠くから彼女を見て、従者ゲハジに言った。「見よ、あのシュネムの婦人だ。すぐに走って行って彼女を迎え、『お変わりありませんか、御主人はお変わりありませんか。お子さんはお変わりありませんか』と挨拶しなさい。」彼女は、「変わりはございません」と答えたが、山の上にいる神の人のもとに来て、その足にすがりついた。ゲハジは近寄って引き離そうとしたが、神の人は言った。「そのままにしておきなさい。彼女はひどく苦しんでいる。主はそれを私に隠して知らされなかったのだ。」すると彼女は言った。「私が貴方に子供を求めたことがありましょうか。私を欺かないでくださいと申し上げたではありませんか。」そこでエリシャはゲハジに命じた。「腰に帯を締め、私の杖を手に持って行きなさい。だれかに会っても挨拶しはてはならない。まただれかが挨拶しても答えてはならない。お前は私の杖をその子供の顔の上に置きなさい。」その子供の母親が、「主は生きておられ、貴方御自身も生きておられます。私は決して貴方を離れません」と言ったので、エリシャは立ち上がり、彼女の後について行った。 ゲハジは二人より先に行って、杖をその子供の顔の上に置いたが、声も出さず、何の反応も示さなかったので、引き返してエリシャに会い、「子供は目を覚ましませんでした」と告げた。エリシャが家に着いてみると、彼の寝台に子供は死んで横たわっていた。彼は中に入って戸を閉じ、二人だけになって主に祈った。そしてエリシャは寝台に上がって、子供の上に伏し、自分の口を子供の口に、目を子供の目に、手を子供の手に重ねてかがみ込むと、子供の体は暖かくなった。彼は起き上がり、家の中をあちこち歩き回ってから、再び寝台に上がって子供の上にかがみ込むと、子供は七回くしゃみをして目を開いた。エリシャはゲハジを呼び、「あのシュネムの婦人を呼びなさい」と言った。ゲハジに呼ばれて彼女がエリシャのもとに来ると、エリシャは、「貴方の子を受け取りなさい」と言った。彼女は近づいてエリシャの足もとに身をかがめ、地にひれ伏し、自分の子供を受け取って出て行った。エリシャはギルガルに帰って行きます。
 この話はエリヤが行った奇跡とも共通します。エリヤもまた子をよみがえらせています。神が全ての命を支配しており、そのことを示すための証しであった。エリヤは子供の上に三度身を重ねてから、主に向かって祈った「主よ、わが神よ、この子の命を元に返してください」。主は、エリヤの声に耳を傾け、その子の命を元にお返しになった。子供は生き返った。此れは新約・旧約を通じて主なる神の御力の徴として現れます。西洋宗教に多く見られる特徴でしょう。
 東洋に於ける仏教では、生死(非常)は今生、世界の原点であり、常套・常住するものは存在しません。仏が生死を司っている訳ではありません。貴女若しくは貴方は、今を、自己を認識して生きて居られますか。「自己を認識して生きている」と答えた御方に御伺いします。誕生以前はどの様で在ったのでしょう。無から突然あなたが宇宙に産まれ出たとは考え難いでしょう。何億の精子と一個の卵子との御縁で生まれ出たと言われた方にお聞きします。その瞬間にあなたに自己意識が芽生えたのでしょうか、将又、胎内で成長する過程で獲得したものなのでしょうか。容易な説明としては、遺伝子が与えてくれた情報に因って意識が目覚めたとするのが一般的な考えです。では其の情報を他人と共有する部分は有ると思われますか。有るとされた方は既に救われています。「我」に固執するなら恐らく「死」は恐怖をもたらします。我執を離れた処に涅槃・HEAVENが待っていると説いています。

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最終更新日  2012年10月07日 07時36分20秒
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