Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年12月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記第15章後半・主のアブラムへの予告
 15:12日の入るころ、アブラムが深い眠りにおそわれた時、大きな恐ろしい暗やみが彼に臨んだ。15:13時に主はアブラムに言われた、「あなたはよく心にとめておきなさい。あなたの子孫は他の国に旅びととなって、その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、悩ますでしょう。15:14しかし、わたしは彼らが仕えたその国民をさばきます。その後かれらは多くの財産を携えて出て来るでしょう。15:15あなたは安らかに先祖のもとに行きます。そして高齢に達して葬られるでしょう。15:16四代目になって彼らはここに帰って来るでしょう。アモリびとの悪がまだ満ちないからです」。
15:17やがて日は入り、暗やみになった時、煙の立つかまど、炎の出るたいまつが、裂いたものの間を通り過ぎた。15:18その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。
15:19すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、15:20ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、15:21アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびとの地を与える」。
 15:12日の入るころ、アブラムが深い眠りにおそわれた時、大きな恐ろしい暗やみが彼に臨んだ。とは、出エジプトの暗黒の主の天使の過ぎ越しを象徴しているのかも知れません。また、「煙の立つかまど、炎の出るたいまつが、裂いたものの間を通り過ぎた」とは、古代の契約は動物を二つに裂いて、当事者がその間を通ることによって成立します。契約を結ぶ(ヘブル語=カラート)は切るという意味も持ち、もし契約を守らない時は、身を裂かれてもかまわないという誓いを示すのです。それを、神自身が示したのが此の現象でしょう。
 また、創世記には、「エジプトの川から大河ユーフラテスに至るまで、カイン人、ケナズ人、カドモニ人、ヘト(ヘテ)人、ペリジ人、レファイム人、アモリ人、カナン人、ギルガシ人、エブス(イエブス)人の土地を与える」と書かれてますが、実際は日本の本州より小さい地で、文字通りの地を征服したのはアッシリアでしょう。アブラムはイスラエルに住むユダヤ人たちの祖先だとされていて、イスラエルの宗教右翼はアブラハム契約を根拠にして領土拡大を正当化してます。問題はアラブ人もまた、自分たちの祖先はアブラムだと信じていることです。ユダヤ人とアラブ人は同じアブラムへの神の託宣によって、地中海東岸の土地を争っているわけです。
 しかし、カナン(現在のパレスティナに相当)は今すぐアブラムに与えられるのものではありません。ヤハウェは予告します。アブラムの子孫であるイスラエルがエジプトで経験することについての予告で、一つ一つがすべて実現することとなります。「それまでは、アモリ人の罪が極みに達しないからだ」とヤハウェは言います。アモリ人とは、ここではカナン地方の住民の総称ですが、彼らがその罪のゆえにヤハウェに罰されるために、イスラエルが戻ってくると言っているのです。恐らくは正義そのものであるヤハウェが滅ぼさなければならないまでには罪が満ちてなかったのでしょう。其の後の経緯をみると、ヤハウェに背いたときには、ヤハウェは外国の軍隊によってイスラエルまでをも、度々懲らしめているからです。

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最終更新日  2012年12月07日 08時35分36秒
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