Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年12月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「オリエントの神々」序章三・メソポタミアと謎のシュメール人2
 謎のシュメール人(シュメル人)、あるいはシュメル文明と云えば、本来的には、そのシュメルなる言葉は、セム語系にヘブライ語を含めて、地名を指す名称であり、創世記11章2節のシナルの地と同義のものです。欧米の19世紀以降からの<考古学発掘>以来、古代アッシリアの首都ニネベから出土した粘土板文書の内容から「シュメルとアッカドの王」という注目すべき文字表記が見られ、その言葉から借用したかたちで、その考古学的研究対象の人種をシュメル人と名付けたところの考古学上の名前なのだ。だが、そのシュメル人の源郷、出自、その足跡が皆目つかめないまま、謎として現在に至っているという事情です。謎のシュメル人の始祖というのは、かのノアの子、三番目の「ハム」だと断言できると説く人もいます。創世記の9章20節から11章9節あたりに至る文言中で、その暗黙のうちに隠された背景を想起、把握すると、父ノアの兄弟中で別腹のハムは、末っ子のカナンをもうけたが、父ノアへの不謹慎、その大いなる失態のため、自らの恥さらし、氏族の長としてのメンツの失墜ゆえに、父ノアの下を去っていきます。このことは、9章20節以下、ノアの云った、かの言葉から明白になる。この時のいきさつで、ハムは内々の内に逃げるようにして、その下を去っていった。彼が去って身を隠してしまったからこそ、ノアはその言葉、ハムの身代わりに、彼の末っ子の、生まれて間もない幼児、<カナン>の名を挙げ、敢えてその裁拠の処分勧告・呪的な予言を、すべての一族に公言しているからです。そして、その失われしハムの消息は、その後、一切つかめないままとなった。ハム自身は、異母兄セム、ヤペテへの劣等感を返上すべく、その秘めたる思いをもって最善の努力をなし、新たな一族を起し、すべての面で、兄たちよりも優れた生活文明を築かんとしたでしょう。その結果が、両河下流、広大なデルタ地帯での優れた彩陶土器や、焼きレンガ造りの文明、そしてその極めつけは「楔形文字の出現」であり、その文化社会の形成へと発展してゆくこととなりました。

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最終更新日  2012年12月10日 07時56分35秒
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