Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年01月10日
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カテゴリ: 夢有無有
ギルガメシュ叙事詩・第一の書板の文段解析2
 ウルクの若者達は腹を立てていた。「ギルガメシュは昼も夜も横暴で、父親たちのもとに息子を残しておかない。ギルガメシュは囲いの町ウルクの牧者なのに。強く容姿も良く賢い、私たちの牧者なのに。ギルガメシュは母親たちのもとに娘を残しておかない。戦士の娘も、若者の妻までも。」彼らの訴えを神々は聞いた。天空の神々はウルクの城の主アヌにこう告げた。「アルルが人間を造ったのではないですか。武器の扱いのうまさで、ギルガメシュに並ぶ者はいない。彼の太鼓によって、仲間達は立ち上がる。ギルガメシュは昼も夜も横暴で、父親たちのもとに息子を残しておかない。ギルガメシュは囲いの町ウルクの牧者なのに。ギルガメシュは母親たちのもとに娘を残しておかない。戦士の娘も、若者の妻までも。」アヌは彼らの訴えを聞いた。そして偉大なアルルに告げた。「アルルよ、お前は人間を造った。今はその似姿を造れ。ギルガメシュに立ち向かう勇気ある者を。彼らを戦わせて、ウルクが平和になるように。」
アルルはそれを聞き、アヌの似姿を思い描いた。アルルは手を洗い、粘土を取って地面に投げつけた。彼女は粘土で雄々しいエンキドゥを造った。ニヌルタの沈黙と稲妻の力を受けた者を。その全身は毛に覆われ、女のような毛髪を持っていた。その毛髪はニサバのようにフサフサだった。彼は人も国も知らず、スムカンのように裸だった。彼はカモシカたちと一緒に草を食べた。彼は獣たちと一緒に水飲み場でひしめき合った。彼は獣たちのように水を喜んで飲んだ。
 20世紀はじめのオーストリアの神秘思想家ルドルフ・シュタイナーシュタイナーの「世界史の秘密」には、アレキサンダー大王をさかのぼっていくと、ギルガメシュに至り、アリストテレスをさかのぼると、エンキドゥに至るという記述がある。アレキサンダー大王の前世はギルガメシュであり、アリストテレスの前世はエンキドゥだというのです。ギルガメシュは父はルガルバンダ、神格化されたウルクの王であり、母はリマト・ニンスン、ルガルバンダの妻である雌牛の女主人と訳される女神です。彼の三分の二は神、三分の一は人間で、ベーレト・イリー(アルル)女神、太陽神シャマシュ、天候神アダドらにより形作られたことで非常に雄々しく輝かしい姿で、力も万人に優れ、彼にかなう者などいなかったため、彼はウルクでほしいままに権勢を振るい、民はそれにあえぎ苦しんだ。彼らは天神アヌに助けを求めた。ギルガメシュは乙女を恋人のもとに行かせない。たとえ勇士の娘でも、たとえ若者の花嫁で、その夜が婚礼の初夜の晩であってもだ。そこで天神アヌは創造の女神アルルに命じます。アルル神は一人の英雄を救済者として大地から出現させます。神はエンキドゥを出現させました。エンキドゥは毛だらけで、野蛮人のようだったと神話は伝えています。けれども、創造の女神アルルは天神アヌが命じたところを、心に描きました。そして自分の手を洗い、粘土をつまんで荒野に投げ、荒野で英雄エンキドゥを造りました。その全身は毛に覆われ、女のような毛髪で装われ、その毛髪は麦のようにふさふさと伸びていました。エンキドゥは、ギルガメシュに比べると低次の人間には想えますが、それは神の創造ぶつです。彼は裸で、カモシカたちと一緒に草を食べ、動物たちと一緒に水場に押し寄せ、野獣たちと一緒に水で心を和ませていました。此処は、創世記のエデンの園のアダム創造を連想さしてくれています。

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最終更新日  2013年01月10日 06時16分31秒
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