Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年02月18日
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カテゴリ: 夢有無有
第六の日・我々にかたどり
 創世記第1章第二十四節から第三十一節では1:24神はまた言われた、「地は生き物を種類にしたがって出だせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」。そのようになった。1:25神は地の獣を種類に従い、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。1:26神はまた言われた、「われわれの容(かたち)に、われわれに模って(かたどって)人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。1:27神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。1:28神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。1:29神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。1:30また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。1:31神が造ったすべての物を見られたところ、それは、甚だ(はなはだ)良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。
 この時代に創造の頂点となる人類の創造と人間に密接な関わりを持つ動物の創造が記されます。24節に「生き物」と翻訳された 人間存在を表す言葉「ネフェシュ」というヘブライ語は「魂」を持った動物を意味します。但し、人間だけが神にかたどって造られたものなので、人間だけが「霊」を持ち、三位一体の神霊と交わることができるのは人間のみ。しかし、哺乳類と鳥類は「体」しかない動物(例:昆虫、魚など)と違って人間と関係では、密接な関係を持つ動物を示しています。直接に言及された「家畜」は人間に愛着を示し、訓練される動物です。「地の獣」も分かりやすいことばで、飼いならしにくいライオンや熊のような野生動物という意味でしょう。「這うもの」は蛇や昆虫とイメージする人は少なくないが、「ネフェシュ」魂のある動物であるので、この場合、鼠や兎のような足の短い哺乳動物或いは鰐おも含有するかも知れませんが、何れにせよ、人間と密接な関係を持つ動物を示しています。
 此処で二つの問題の表現「神は言われた。我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。」です。神の一人称として「我々」という言葉が出てきます。キリスト教は一神教の筈、ところが、「我々」という表現は唯一の神には複数性もあることを意味します。確かに聖書では「神は唯一」と繰り返されています。ではなぜ「我々」と書いてあるのかというと、実はよくわかっていません。この初めに矛盾するように見える教えは聖書に示されている「三位一体」で理解する必要があります。
 1:26神はまた言われた、われわれの容(かたち)に、われわれに模って(かたどって)人を創造したとなっている点は注目です。神とは宇宙の絶対の意識であり精神及び、宇宙の絶対意思である理法ですから、かたちに似せるというのは矛盾があります。その解釈としては、ことです人間は唯一、自己を認識し神の思惟の延長とする。神を思惟を認識する限りはその延長です。この特性を神のかたちに創造したと記述していると理解します。神とは物質的な存在ではないため、人間の目には見えません。よって具体的な形などは無く、物理的な外見の形ではなく、内面的・精神的な部分を「我々にかたどり、我々に似せて」と述べていると思われます。神とは宇宙の意識であり、宇宙の意識は我々の意識と等しいのです。我々人間の意識は神の意識に極めて近く、宇宙の意識を構成していると考える。また、有力とされる解釈に「神の高貴さを表す一人称単数ではないか」というのがあります。日本語には私、俺、僕、拙者、朕、余などなどありますが、たとえば英語にはアイしかありません。それで、高貴さを表すのに、一人称単数としてウイを使うことがあります。
 スピノザによれば、この世界(大宇宙内に捉われない絶対世界を指すものか、宇宙内存在としての自然世界を指すのか)
で唯一自己充足的で確実な実体は神のみである。それ以外のすべてのものは、神「有」に依存して存在している。我々人間の精神も、また身体も、そのほかのすべての事象も神に存在の根拠を有している。神は無限の属性をもっていて、その属性の一つ一つの表れが、この世界で我々が個物とかそれについての人間の認識とかいっているものなのだと指摘しています。

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最終更新日  2013年02月18日 06時22分58秒
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