Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年04月03日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間の実在・非実在」を実験6メトロノーム
 時間が仮に人間の表象に過ぎないとしたならば、我々人間は時間の把握をいつごろ獲得しているのでしょう。胎から出た赤子が母親の心臓音を録音して聴かせれば、泣いていた赤子が泣き止むと云うので、赤子はすでに音の繰り返しを時間として表象しているのでしょうか、とても音の繰り返しを統覚しているとは思えません。では保育園児に「Newton's Cradle」 (ニュートンのゆりかご)を見せて、一方の鉄球をぶつけて見せても、最初の内は反対の鉄球の動きに気を取られて繰り返しを感ぜずじまいと成りかねません。そこで音楽室によくあるメトロノームを小学生低学年児に30分余りその動きを見せ、音を聞かせれば、静止した後もその動きが表象され、リズムが鳴り止まないでしょう。そこには恐らく等質的な時間観念が存在します。交響曲のあの「ダダダダーン」の「運命」を大人に聴かせれば、初耳の人でも何かしらの統覚を感じ、経験者は終曲までの時間さえ捉えている事でしょう。このことは時間が実体としては存在せずに人の仮象に過ぎない表われかもしれません。演奏者なら「ダ」の一音だけで全体の曲と時間を把握している事さえ考えられます。それでは交響曲「運命」の交響楽団の音声を一斉に只一音にして響かせれば、最早そこには音楽としての響きや時間は読み取れません。此れを読み取ることの出来るのは、時間を俯瞰するか、永遠の瞬間に存在する絶対者のみに可能です。そのことは真に時間が実在しても、その時間存在内には無いものの存在を示しています。

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最終更新日  2013年04月03日 06時20分11秒
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